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公開番号2024166305
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024155394,2022099953
出願日2024-09-09,2021-08-02
発明の名称インク流体供給経路、クリーニング部を備えた出力装置
出願人個人
代理人
主分類B05C 5/00 20060101AFI20241121BHJP(霧化または噴霧一般;液体または他の流動性材料の表面への適用一般)
要約【課題】2次元・3次元の記録・出力用途のために、クリーニング若しくはメンテナンス可能な出力装置を考案したい。
【解決手段】記録面2、出力した立体9、記録ヘッド1、クリーニング部3について、図5A・3B 等に記載のように、クリーニング部3を記録面2・立体9の隣・側面に配置し、クリーニング部3と記録面2を横切るループした軌道に吐出ノズル10を配置して主走査させる。記録ヘッド1は図1BD・1BD等のように流体吐出ノズル10に1種類・多種類の流体を供給する手段・経路・タンクを含む。
【選択図】図3B
特許請求の範囲【請求項1】
出力装置の記録ヘッド1に備えられた記録動作可能なノズル10若しくは記録素子部10と、
副走査により走査される記録面2と、
記録面2に配置された、前記ノズル10若しくは記録素子部10により印刷又は記録された立体9と、
クリーニング部3と、
前記ノズル10若しくは素子部10を主走査させる経路を備える出力装置に関して、
前記記録面2若しくは前記立体9の隣・側面・壁面にクリーニング部3が配置可能である出力装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記クリーニング部3は記録ヘッド1のノズル10若しくは記録素子部10をクリーニング可能な請求項1に記載の出力装置。
【請求項3】
流体吐出を行い記録を行う出力装置であって、前記主走査させる経路に沿って前記ノズル10若しくは記録素子部10は移動することが可能であって、
記録ヘッド1の前記ノズル10若しくは記録素子部10は回転軸に沿って回転・移動・ループ移動することが可能であって、
記録ヘッド1は前記回転軸に流体の入口部111又はジョイント部111Fを備え、
記録ヘッド1はその中心軸から外周部に備えられた流体吐出ノズル10に向けて流体を移動可能な経路112を持ち、前記経路112は流体をノズル10に接続可能なサブタンク部11またはノズル10に供給可能である流体吐出装置を備えた請求項1に記載の出力装置。
【請求項4】
流体吐出を行い記録を行う出力装置であって、前記主走査させる経路に沿って前記ノズル10若しくは記録素子部10は移動することが可能であって、
記録ヘッド1の前記ノズル10若しくは記録素子部10は回転・移動することが可能であって、記録ヘッド1は回転・移動することが可能であって、
記録ヘッド1側に流体受取流路部111F2を備え、前記流体受取流路部111F2にインク・流体を落下・滴下・吐出・投入可能な流体供給部111F1を備えており、
流体供給部111F1と流体受取流路部111F2は分離可能であって、
回転・移動するヘッド1とヘッド1に含まれる流体受取流路部111F2にインク・流体を補充・供給する特徴を有する請求項1に記載の出力装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、プリンタの印刷ヘッドの走査方法に関するものである。また前記走査方法を用いた印刷装置や加工装置といった出力装置に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
コンピュータの出力装置の中でオンデマンドに記録紙やメディア・記録面の望みの位置にインクや材料を吐出しメディア(記録紙または記録材)に加工を行う印刷装置・塗布装置・吐出装置やレーザー加工装置などがある。
前記装置はコンピュータ端末により制御され2次元または3次元のある場所にインク材料やレーザーなどによる加工又は処理を行い、2次元の画像や文章をイメージとして形成し、3次元の立体を造形する。
プリンタあるいはプロッタやマシニングセンタといった出力機械は2次元または3次元の望みの位置に材料を配置又は材料への加工処理を行う機械である。
【0003】
インクジェットプリンタにおいてはインクジェットプリントヘッドのノズルからインクを吐出し、印刷したいメディアにインクを付着させ乾燥もしくは反応・硬化・接着させインクを定着させる。
インクジェットプリンタはインクの材料・種類に対応したプリントヘッドのノズルを備えることで複数種類のインクを記録面に吐出し配置でき、カラーイメージの印刷に適しており、文章の印刷やカラー画像の印刷用プリンタとして実用されている。
【0004】
また2次元に印刷し堆積させた記録面のインク材料の上に、高さ方向にさらなるイメージを印刷し堆積させていくことで3次元の立体を造形することも可能になり、インクジェット方式の3次元プリンタ(3Dプリンタ)が実用に供されている。
2次元プリンタ(2Dプリンタ、従来のプリンタ)を応用し3次元プリンタ(3Dプリンタ)の用途に利用することが行われている。
【0005】
3次元プリンタはインクを印刷して積層するときに、インクを定着後にローラーなどで圧縮し堆積させるか、記録紙の代わりに粉体や紙を供給しインクを定着させローラー等でならす工程を経て高さ方向へ積層を行い造形する。
【0006】
一方2次元プリンタは3次元用途への応用のほかに特殊なインクやメディアへの記録用途や高速印刷用途への利用が行われている。
オンデマンド印刷用の文章書籍やポスターといった紙に対し印刷する用途のほか、防火材料で出来たフィルムに専用のインクを用いてプリントし看板や広告に利用され、繊維製品の着色や捺染、製品への印字・印刷用途、製品の試作の為のオンデマンド印刷、プロトタイピングに利用される。
プリンテッドエレクトロニクス分野においては電子部品の製造に用い、塗布工程で液体材料を基板に塗布する場合にも用いられる。有機半導体、無機半導体、ハイブリッド材料、合成金属材料、導電性高分子、電極材料、金属粒子材料、インクジェットプリンタ素子電子部品材料、レジストなど機能性素材を塗布・定着する用途に検討されている。
前述の各分野では印刷速度が速いことが好ましい。
【0007】
印刷速度を向上する既知の取り組みの一つとしてインクジェットプリンタの分野ではシリアルプリンタに対するラインプリンタの開発がある。
実用のインクジェットプリンタは多くが、シリアルプリンタ(解説例、https://www.jfpi.or.jp/webyogo/index.php?term=1165)であり、記録ヘッドが記録紙の送り方向(縦方向)に対して垂直方向(横方向)に移動を繰り返し記録を行うマルチパス方式の為、記録ヘッドを繰り返し移動させ印刷を行う必要があり、印刷に時間を要する場合があった。
【0008】
シリアルプリンタでは記録ヘッドを大規模化(ノズル数Nzの増大)・高速化(ノズル駆動速度fの増大)させることでヘッドの処理力を高め印刷速度を高速化する方法がとられる。(これは既知の事で、例えば非特許文献1の222ページには、シリアルプリンタのスピードファクターSFについて記述されている。)
例えば記録ヘッドに搭載されたノズル数を増やすことがあり、ノズル数を増やすために、ノズルの作りこまれた記録ヘッド素子をスタガ配列などで複数連結させシリアルプリンタの記録ヘッドに搭載することで記録ヘッドを大規模化し印刷速度を向上させる既知の手法がある。
【0009】
記録ヘッドを大規模化し質量を増やす場合はヘッドを支持し駆動する機構も大型化する。大型化したヘッドを動かす速度には限界がある。
【0010】
またヘッド素子をプリントヘッドに組付ける個数が増えることで、素子の位置や水平を取り吐出等を調整する必要も生じる。ヘッドに多くの素子を組付けている場合には故障したヘッド素子の取りつけと吐出の調整は時として労力を要する。
発明者の個人的な意見として大型化していったスタガ配列ヘッドは巨大化するとクリーニング部(キャップする部分を兼ねる)のフットプリントも巨大化する。
(【0011】以降は省略されています)

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