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公開番号2024166177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024080623
出願日2024-05-17
発明の名称リレー
出願人シァメン ホンファ エレクトリック パワー コントロールズ カンパニー リミテッド,Xiamen Hongfa Electric Power Controls Co., Ltd.
代理人個人,個人
主分類H01H 50/54 20060101AFI20241121BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】温度上昇を効果的に低減できるリレーを提供する。
【解決手段】リレーは接触部分20とプッシュロッドアセンブリ40とを備え、接触部分は2組の可動接触子部分を含み、可動接触子部分は可動接触片210と可動接点ユニット220と固定接点ユニット230と可動接触子引出片240とを含む。可動接触子引出片は可動接触片に接続され、可動接点ユニットは可動接触片に設けられ、固定接点ユニットは可動接触片と可動接触子引出片に設けられる。2つの可動接触子引出片には逃げ口が設けられ、逃げ口が設けられた可動接触子部分の固定接点ユニットは2つの固定接点を含み、固定接点ユニットに対応する可動接点ユニットは2つの可動接点を含み、第1プッシュロッドは移動可能に一方の可動接触子部分の可動接触子引出片の逃げ口に穿設され、第1プッシュロッドは他方の可動接触子部分の可動接触片に接続される。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
接触部分とプッシュロッドアセンブリとを備え、
前記接触部分は、2組の可動接触子部分を含み、各組の前記可動接触子部分は、可動接触片と、可動接点ユニットと、固定接点ユニットと、可動接触子引出片とを含み、前記可動接触子引出片は前記可動接触片に接続され、前記可動接点ユニットは前記可動接触片に設けられ、前記固定接点ユニットは前記可動接触片と前記可動接触子引出片の少なくとも1つに設けられ、2つの前記可動接点ユニットはそれぞれ2つの前記固定接点ユニットに対応し、2つの前記可動接触子引出片の少なくとも1つには逃げ口が設けられ、前記逃げ口が設けられた前記可動接触子部分における前記固定接点ユニットは、少なくとも2つの固定接点を含み、当該固定接点ユニットに対応する前記可動接点ユニットは少なくとも2つの可動接点を含み、前記少なくとも2つの固定接点は前記少なくとも2つの可動接点に対応し、
前記プッシュロッドアセンブリは第1プッシュロッドと第2プッシュロッドとを含み、前記第1プッシュロッドは、移動可能に一方の前記可動接触子部分の前記可動接触子引出片の前記逃げ口に穿設され、且つ前記第1プッシュロッドは他方の前記可動接触子部分の前記可動接触片に接続され、前記第2プッシュロッドは、一方の前記可動接触子部分の前記可動接触片に接続される
ことを特徴とするリレー。
続きを表示(約 1,600 文字)【請求項2】
各組の前記可動接触子部分において、前記固定接点ユニットは前記可動接触片と前記可動接触子引出片との接続箇所に設けられる
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項3】
各組の前記可動接触子部分において、前記可動接触片は長さ方向に沿って第1端と第2端を有し、前記可動接点ユニットは前記第1端に設けられ、前記固定接点ユニットは前記可動接触片の第2端と前記可動接触子引出片との接続箇所に設けられ、
一方の前記可動接触片の第1端は、他方の前記可動接触片の第2端に対応する
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項4】
2つの前記可動接触子引出片のうちの1つには前記逃げ口が設けられ、前記逃げ口が設けられていない前記可動接触子部分における前記固定接点ユニットは、1つ又は2つの固定接点を含み、当該固定接点ユニットに対応する前記可動接点ユニットは、1つ又は2つの可動接点を含む
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項5】
前記リレーは、ベースをさらに備え、前記ベースは収容空間を有し、前記収容空間には前記ベースの外部と連通する開口が設けられ、
前記接触部分は前記収容空間内に設けられ、前記可動接触子引出片は前記ベースの厚み方向に沿って延び、且つ一部の前記可動接触子引出片は前記ベースの開口から突出し、前記厚み方向は前記第1プッシュロッドの移動方向に垂直である
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項6】
前記リレーは、磁気回路部分をさらに備え、前記磁気回路部分は、前記第1プッシュロッドと前記第2プッシュロッドに駆動接続され、
前記接触部分は2つであり、2つの前記接触部分はそれぞれ前記磁気回路部分の反対側に設けられ、前記第1プッシュロッド及び前記第2プッシュロッドの一端はそれぞれ、一方の前記接触部分の2つの前記可動接触片に接続され、前記第1プッシュロッド及び前記第2プッシュロッドの他端はそれぞれ、他方の前記接触部分の2つの前記可動接触片に接続される
ことを特徴とする請求項1に記載のリレー。
【請求項7】
各前記接触部分において、2つの前記可動接触子引出片のうちの1つには前記逃げ口が設けられ、
前記第1プッシュロッドは、移動可能に一方の前記接触部分の前記逃げ口に穿設され、前記第2プッシュロッドは、移動可能に他方の前記接触部分の前記逃げ口に穿設される
ことを特徴とする請求項6に記載のリレー。
【請求項8】
前記リレーは、ベースをさらに備え、前記ベースは中間領域と、第1接触領域と、第2接触領域とを有し、前記中間領域は前記第1接触領域と前記第2接触領域との間に設けられ、前記第1接触領域と前記第2接触領域は第1方向に沿って間隔を置いて配置され、
2つの前記接触部分は、前記第1接触領域及び前記第2接触領域にそれぞれ設けられ、前記磁気回路部分は前記中間領域に設けられる
ことを特徴とする請求項6に記載のリレー。
【請求項9】
前記ベースは、
前記第1接触領域と前記中間領域との間に設けられる第1仕切り板と、
前記第2接触領域と前記中間領域との間に設けられる第2仕切り板と、を含む
ことを特徴とする請求項8に記載のリレー。
【請求項10】
前記ベースは、第2方向に沿って間隔を置いて配置される第1移動領域と第2移動領域とをさらに有し、前記中間領域は、前記第1移動領域と前記第2移動領域との間に位置し、前記第2方向は前記第1方向に対して垂直であり、
前記第1プッシュロッドは移動可能に前記第1移動領域に設けられ、前記第2プッシュロッドは移動可能に前記第2移動領域に設けられる
ことを特徴とする請求項8に記載のリレー。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、電子制御素子の技術分野に関し、特にリレーに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
リレーは、電子制御素子であり、制御システム(入力回路とも呼ばれる)と被制御システム(出力回路とも呼ばれる)を有し、通常は自動制御回路に応用される。リレーは、実際には小さな電流で大きな電流を制御する「自動スイッチ」である。そのため、回路では自動調整、安全保護、変換回路などの役割を果たしている。
【0003】
リレーの応用範囲の拡大に伴い、リレーも高負荷、小型化の方向に発展している。しかし、従来技術のリレーの温度上昇の問題は十分に解決されておらず、リレーの温度上昇が要求を超えることによるリレー内部のプラスチック及び絶縁材料の加速劣化、接点が酸化腐食されてアーク止めが困難になり、電気素子の技術的パラメータの減衰及び信頼性の低下などの問題が発生しやすい。
【発明の概要】
【0004】
本発明の実施例は、構造の改良によりリレーの温度上昇を効果的に低減できるリレーを提供する。
【0005】
本発明の実施例のリレーは、接触部分とプッシュロッドアセンブリとを備え、接触部分は、2組の可動接触子部分を含み、各組の前記可動接触子部分は、可動接触片と、可動接点ユニットと、固定接点ユニットと、可動接触子引出片とを含み、前記可動接触子引出片は前記可動接触片に接続され、前記可動接点ユニットは前記可動接触片に設けられ、前記固定接点ユニットは前記可動接触片と前記可動接触子引出片の少なくとも1つに設けられ、2つの前記可動接点ユニットはそれぞれ2つの前記固定接点ユニットに対応し、2つの前記可動接触子引出片の少なくとも1つには逃げ口が設けられ、前記逃げ口が設けられた前記可動接触子部分における前記固定接点ユニットは、少なくとも2つの固定接点を含み、当該固定接点ユニットに対応する前記可動接点ユニットは少なくとも2つの可動接点を含み、前記少なくとも2つの固定接点は前記少なくとも2つの可動接点に対応し、プッシュロッドアセンブリは第1プッシュロッドと第2プッシュロッドとを含み、前記第1プッシュロッドは、移動可能に一方の前記可動接触子部分の前記可動接触子引出片の前記逃げ口に穿設され、且つ前記第1プッシュロッドは他方の前記可動接触子部分の前記可動接触片に接続され、前記第2プッシュロッドは、一方の前記可動接触子部分の前記可動接触片に接続される。
【0006】
本発明のいくつかの実施形態によれば、各組の前記可動接触子部分において、前記固定接点ユニットは前記可動接触片と前記可動接触子引出片との接続箇所に設けられる。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態によれば、各組の前記可動接触子部分において、前記可動接触片は長さ方向に沿って第1端と第2端を有し、前記可動接点ユニットは前記第1端に設けられ、前記固定接点ユニットは前記可動接触片の第2端と前記可動接触子引出片との接続箇所に設けられ、
一方の前記可動接触片の第1端は、他方の前記可動接触片の第2端に対応する。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態によれば、2つの前記可動接触子引出片のうちの1つには前記逃げ口が設けられ、前記逃げ口が設けられていない前記可動接触子部分における前記固定接点ユニットは、1つ又は2つの固定接点を含み、当該固定接点ユニットに対応する前記可動接点ユニットは、1つ又は2つの可動接点を含む。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リレーは、ベースをさらに備え、前記ベースは収容空間を有し、前記収容空間には前記ベースの外部と連通する開口が設けられ、
前記接触部分は前記収容空間内に設けられ、前記可動接触子引出片は前記ベースの厚み方向に沿って延び、且つ一部の前記可動接触子引出片は前記ベースの開口から突出し、前記厚み方向は前記第1プッシュロッドの移動方向に垂直である。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リレーは、磁気回路部分をさらに備え、前記磁気回路部分は、前記第1プッシュロッドと前記第2プッシュロッドに駆動接続され、
前記接触部分は2つであり、2つの前記接触部分はそれぞれ前記磁気回路部分の反対側に設けられ、前記第1プッシュロッド及び前記第2プッシュロッドの一端はそれぞれ、一方の前記接触部分の2つの前記可動接触片に接続され、前記第1プッシュロッド及び前記第2プッシュロッドの他端はそれぞれ、他方の前記接触部分の2つの前記可動接触片に接続される。
(【0011】以降は省略されています)

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