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公開番号
2024166128
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024078441
出願日
2024-05-14
発明の名称
ページドバッファリングを用いた集積回路データストリーム処理
出願人
EDGECORTIX株式会社
代理人
弁理士法人RYUKA国際特許事務所
主分類
G06F
15/167 20060101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約
【課題】無線通信を信頼性が高く効率的なものにする集積回路及び方法を提供する。
【解決手段】上流ランダムアクセスメモリ、ローカル読み出しカウンタ、下流ランダムアクセスメモリ、ローカル書き込みカウンタ及びプロセッサを備える集積回路によって実行されるページドバッファリングを利用する集積回路データストリーム処理であって、ローカル読み出しカウンタは、任意のアクセス可能なデータブロックが上流メモリに記憶されているかどうかを示す値と、下流メモリの任意の下流ページが記録のために利用可能であるかどうかを示す値と、を記憶する。プロセッサは、ページ解放を示すためにローカル読み出しカウンタを調整し、ページ占有を示すためにローカル書き込みカウンタを調整し、上流メモリに記録された第1のデータブロックを読み出し、第1のデータブロックを処理して第2のデータブロックを生成し、第2のデータブロックを下流メモリに記録する。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも3つの上流ページを有する上流ランダムアクセスメモリ、前記上流ランダムアクセスメモリは、前記少なくとも3つの上流ページのうちの各上流ページにデータブロックを記憶するように構成されている;
任意のアクセス可能なデータブロックが前記上流ランダムアクセスメモリに記録されているかどうかを示す値を記憶するように構成されたローカル読み出しカウンタ;
少なくとも3つの下流ページを有する下流ランダムアクセスメモリ、前記下流ランダムアクセスメモリは、前記少なくとも3つの下流ページのうちの各下流ページにデータブロックを記憶するように構成されている;
前記下流ランダムアクセスメモリの任意の下流ページが記録のために利用可能であるかどうかを示す値を記憶するように構成されたローカル書き込みカウンタ;
前記ローカル読み出しカウンタが、少なくとも1つのアクセス可能なデータブロックが前記上流ランダムアクセスメモリに記憶されていることを示す値を含み、かつ、前記ローカル書き込みカウンタが、前記下流ランダムアクセスメモリの少なくとも1つの下流ページが記録のために利用可能であることを示す値を含むと判定したことに応答して、動作を実行するように構成されたプロセッサであって、前記動作は:
ページ解放を示すために前記ローカル読み出しカウンタを調整する手順、
ページ占有を示すために前記ローカル書き込みカウンタを調整する手順、
前記上流ランダムアクセスメモリに記録された第1のデータブロックを読み出す手順、
前記第1のデータブロックを処理して第2のデータブロックを生成する手順、及び
前記第2のデータブロックを前記下流ランダムアクセスメモリに記憶する手順
を有するプロセッサ
を備える集積回路。
続きを表示(約 1,800 文字)
【請求項2】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの前記読み出しが完了したことに応答して、ページ解放を示すためにリモート書き込みカウンタを調整するように更に構成されており;
前記プロセッサは、前記第2のデータブロックの前記記録が完了したことに応答して、ページ占有を示すためにリモート読み出しカウンタを調整するように更に構成されている
請求項1に記載の集積回路。
【請求項3】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの前記読み出しが完了したことに応答して、前記上流ランダムアクセスメモリの読み出しページアドレスを更新するように更に構成されており;
前記プロセッサは、前記第2のデータブロックの前記記録が完了したことに応答して、前記下流ランダムアクセスメモリの書き込みページアドレスを更新するように更に構成されている
請求項1に記載の集積回路。
【請求項4】
少なくとも3つのパラメータページを有するパラメータランダムアクセスメモリ、前記パラメータランダムアクセスメモリは、前記少なくとも3つのパラメータページのうちの各パラメータページにパラメータ値ブロックを記憶するように構成されている;
任意のアクセス可能なパラメータ値ブロックが前記パラメータランダムアクセスメモリに記憶されているかどうかを示す値を記憶するように構成されたローカルパラメータ読み出しカウンタ;
を更に備え、
ここで、前記プロセッサは、前記ローカルパラメータ読み出しカウンタが、少なくとも1つのアクセス可能なパラメータ値ブロックが前記パラメータランダムアクセスメモリに記憶されていることを示す値を含むと判定することに更に応答して前記動作を実行するように更に構成されており;
ここで、前記動作は、前記パラメータランダムアクセスメモリに記録された前記パラメータ値ブロックを読み出す手順を更に有し;
ここで、前記プロセッサは、前記パラメータ値ブロックに従い、前記第1のデータブロックを処理するように更に構成されている
請求項1に記載の集積回路。
【請求項5】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの元のデータブロックを、前記パラメータ値ブロックによって定義された1つ又は複数の予め定められた長さの前記第2のデータブロックの中の複数のデータセグメントに分割するように構成されたセグメンテーションプロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
【請求項6】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの中の複数のデータセグメントに前記パラメータ値ブロックの中のパリティ検査行列を適用して、前記第2のデータブロックの中にパリティセグメントを生成するように構成された符号化プロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
【請求項7】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの中の複数のデータセグメントを複数のパリティセグメントと連結して、前記第2のデータブロックの符号化されたデータブロックを生成するように構成された連結プロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
【請求項8】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの符号化されたデータ確率値ブロックを、前記第2のデータブロックの中の複数のデータ確率値セグメント、及び、前記パラメータ値ブロックによって定義された1つ又は複数の予め定められた長さの前記第2のデータブロックの中の複数のパリティ確率値セグメントに分割するように構成されたセグメンテーションプロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
【請求項9】
前記プロセッサは、前記パラメータ値ブロックの中のパリティ検査行列に基づき、前記第1のデータブロックの符号化されたデータブロックの確率値を調整して、前記第2のデータブロックの中に尤もらしい2進値を生成するように構成された復号プロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記第1のデータブロックの中の複数の復号された2進値セグメントを連結して、前記第2のデータブロックの復号されたデータブロックを生成するように構成された連結プロセッサである
請求項4に記載の集積回路。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[関連出願の相互参照]
本願は、2023年5月16日に出願された仮出願第63/502,417号に対する優先権を主張するものであり、その内容はここでの参照によりそれらの全体が本明細書に組み込まれる。
[背景技術]
無線データ通信は、現代社会において遍在化している。デジタルデータ送信がより普及するにつれ、ノイズの多い無線チャネル上で、信頼性が高く誤りのない通信の有用性が明らかになった。これにより、前方誤り訂正(FEC)符号が作成されるに至った。FEC符号は、送信されたデータに冗長な情報を付加するために使用される数学的アルゴリズムであり、送信中に生じ得る誤りを受信側が訂正することを可能にする。FEC符号は、無線通信システムが拡大するにつれ、特に、移動電話及びデータ集約型アプリケーションの出現に伴い、不可欠なものとなった。FECがなければ、無線データ送信はより高い誤り率を被ることになり、データ破損及びコストのかかる再送信に繋がる。低密度パリティ検査(Low-Density Parity-Check:LDPC)符号などのFEC符号は、現代の無線技術の不可欠な構成要素であり、データの完全性を向上させ、チャネル障害の影響を軽減することで、無線通信を信頼性が高く効率的なものにしている。
続きを表示(約 800 文字)
【図面の簡単な説明】
【0002】
添付の図と共に読まれるときに、本開示の態様が以下の詳細な説明から最も良く理解される。産業における標準的な慣行に従って、様々な特徴は一定の縮尺で描かれていないことが留意される。実際には、様々な特徴の寸法は、論述の明確さのために、任意に増加又は減少し得る。
【0003】
本発明の少なくとも1つの実施形態による、低密度パリティ検査(LDPC)データ送信のためのシステムの概略図である。
【0004】
本発明の少なくとも1つの実施形態による、LDPCデータ符号化のための集積回路符号化器の概略図である。
【0005】
本発明の少なくとも1つの実施形態による、LDPCデータ復号のための集積回路復号器の概略図である。
【0006】
本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、データストリーム処理のためにページドバッファリング(paged buffering)を利用する集積回路の概略図である。
【0007】
本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、データストリーム処理のためにページドバッファリングを利用する別の集積回路の概略図である。
【0008】
本発明の少なくとも1つの実施形態による、LDPCデータ符号化のためにバッファを利用する集積回路符号化器601の概略図である。
【0009】
本発明の少なくとも1つの実施形態による、ページドバッファリングを利用するLDPCデータ符号化のための集積回路符号化器の符号化セクションの概略図である。
【0010】
本発明の少なくとも幾つかの実施形態による、ページドバッファリングを利用するLDPCデータ復号のための動作フローである。
(【0011】以降は省略されています)
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