TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2024166086
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024060052
出願日2024-04-03
発明の名称光走査装置及び画像形成装置
出願人キヤノン株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類G02B 26/10 20060101AFI20241121BHJP(光学)
要約【課題】受光素子に導光される光束の光量の低下を抑制することができる小型な光走査装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る光走査装置101は、光源102からの光束を偏向して被走査面Dを主走査方向に走査する偏向器105と、第1の光学素子106を含む結像光学系85とを備え、第1の光学素子106は、第1のタイミングで偏向器105によって偏向された第1の光束を透過させることで被走査面Dに導光する透過面と、第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで偏向器105によって偏向された第2の光束を全反射させることで受光素子108に導光する反射面とを有し、反射面は、結像光学系85の光軸を含む副走査断面に対して光源102と同一の側に配置され、第2の光束の主光線の反射面に対する入射角をαとするとき、
55°≦α≦75°
なる条件式を満たすことを特徴とする。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
光源からの光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、
第1の光学素子を含む結像光学系とを備え、
前記第1の光学素子は、第1のタイミングで前記偏向器によって偏向された第1の光束を透過させることで前記被走査面に導光する透過面と、前記第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで前記偏向器によって偏向された第2の光束を全反射させることで受光素子に導光する反射面とを有し、
前記反射面は、前記結像光学系の光軸を含む副走査断面に対して前記光源と同一の側に配置され、
前記第2の光束の主光線の前記反射面に対する入射角をαとするとき、
55°≦α≦75°
なる条件式を満たすことを特徴とする光走査装置。
続きを表示(約 920 文字)【請求項2】
前記受光素子が前記第2の光束を受光したタイミングに基づいて前記光源の発光タイミングを制御する制御部を備えることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項3】
前記偏向器と前記第1の光学素子との間の光路上において、前記第1の光束を導光する光学素子は設けられていないことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項4】
前記光源及び前記受光素子は、共通の基板上に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項5】
主走査断面に投影されたときの、前記光源と前記偏向器との間の光路と、前記第1の光学素子と前記受光素子との間の光路との成す角度をβとするとき、
-5°≦β≦55°
なる条件式を満たすことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項6】
前記光源と前記偏向器との間の前記光路と、前記第1の光学素子と前記受光素子との間の前記光路とは、主走査断面に投影されたときに互いに交差することを特徴とする請求項5に記載の光走査装置。
【請求項7】
前記第1の光学素子は、前記偏向器によって偏向された前記第2の光束が入射する入射面と、前記反射面によって反射された前記第2の光束が出射する出射面とを有することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項8】
前記第1の光学素子は、前記偏向器によって偏向された前記第1の光束が入射する第1の透過面と、該第1の透過面から入射した前記第1の光束が出射する第2の透過面とを有し、
該第2の透過面と前記反射面とは互いに接続されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項9】
前記第1の光学素子と前記受光素子との間の光路上において、前記第2の光束を導光する光学素子は設けられていないことを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
【請求項10】
前記第1の光学素子は、樹脂材料によって形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、光走査装置に関し、特に電子写真プロセスを用いるレーザビームプリンタやマルチファンクションプリンタ(多機能プリンタ)等の画像形成装置に好適なものである。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来、光走査装置においては偏向器によって偏向された第1の光束を被走査面上に導光する結像光学系と、当該偏向器によって偏向された第2の光束を同期検知手段に導光する同期検知光学系とを含む構成が用いられている。
またそのような光走査装置では、当該第1の光束及び当該第2の光束を含む光束を射出する光源と同期検知手段との間の相対的な配置や、当該結像光学系と当該同期検知光学系との間の相対的な配置によっては大型化することが知られている。
【0003】
特許文献1は、光源と同期検知手段とを互いに近接して配置すると共に、上記第1の光束が通過する結像光学素子内の領域の主走査方向における外側に上記第2の光束を反射する反射面を設けることで上記大型化の抑制を図った光走査装置を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-203872号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されている光走査装置では、偏向器によって偏向された第2の光束を光源に近接して配置されている同期検知手段に導光する際に、結像光学素子内において主走査方向での当該光源とは反対側の端部に反射面が設けられている。
そして当該反射面によって反射された第2の光束が、結像光学素子内を主走査方向にわたって通過した後に同期検知手段に導光されるため、当該同期検知手段に含まれる受光素子が受光する当該第2の光束の光量が低下してしまっている。
【0006】
そこで本発明は、受光素子に導光される光束の光量の低下を抑制することができる小型な光走査装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る光走査装置は、光源からの光束を偏向して被走査面を主走査方向に走査する偏向器と、第1の光学素子を含む結像光学系とを備え、第1の光学素子は、第1のタイミングで偏向器によって偏向された第1の光束を透過させることで被走査面に導光する透過面と、第1のタイミングとは異なる第2のタイミングで偏向器によって偏向された第2の光束を全反射させることで受光素子に導光する反射面とを有し、反射面は、結像光学系の光軸を含む副走査断面に対して光源と同一の側に配置され、第2の光束の主光線の反射面に対する入射角をαとするとき、
55°≦α≦75°
なる条件式を満たすことを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、受光素子に導光される光束の光量の低下を抑制することができる小型な光走査装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
第一実施形態に係る光走査装置の模式的主走査断面図。
第一実施形態に係る光走査装置の模式的一部拡大主走査断面図。
第二実施形態に係る光走査装置の模式的一部拡大主走査断面図。
第三実施形態に係る光走査装置の模式的一部拡大主走査断面図。
第四実施形態に係る光走査装置の模式的一部拡大主走査断面図。
第五実施形態に係る光走査装置の模式的一部拡大主走査断面図。
実施形態に係る画像形成装置の要部副走査断面図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下に、本実施形態に係る光走査装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
トナー
16日前
キヤノン株式会社
トナー
3日前
キヤノン株式会社
トナー
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
送液装置
3日前
キヤノン株式会社
撮像装置
4日前
キヤノン株式会社
定着装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
分析デバイス
10日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
16日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
10日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
3日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
3日前
キヤノン株式会社
光電変換装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
4日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
情報処理装置
3日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
9日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
定着システム
2日前
キヤノン株式会社
画像形成装置
2日前
キヤノン株式会社
印刷管理装置
2日前
キヤノン株式会社
液体吐出ヘッド
11日前
キヤノン株式会社
非線形光学顕微鏡
2日前
キヤノン株式会社
システム及び方法
3日前
キヤノン株式会社
情報処理システム
9日前
キヤノン株式会社
印刷制御システム
2日前
続きを見る