TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024166071
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024023337
出願日
2024-02-20
発明の名称
混合デバイスおよびそれを備える飲料混合装置
出願人
緯創資通股ふん有限公司
,
WISTRON CORPORATION
代理人
弁理士法人YKI国際特許事務所
主分類
B67D
1/08 20060101AFI20241121BHJP(びん,広口びんまたは類似の容器の開封または密封;液体の取扱い)
要約
【課題】大きい吐出範囲および流体圧により生じる、カップまたは調合ボトルのずれや飛び散りを効果的に避けることができる混合デバイスおよびそれを備える飲料混合装置を提供する。
【解決手段】混合デバイスは、本体と、複数の第1材料入口部21と、第2材料入口部22と、を備える。本体は、調合チャンバと、調合チャンバと流体連通する排出部122と、を備える。第1材料入口部21は、本体に接続される。第2材料入口部22は、本体に接続され、互いに離間する。第1材料入口部および第2材料入口部は、調合チャンバと流体連通し、第1材料入口部の内の少なくとも1つの第1入口方向は、第2材料入口部の第2入口方向と異なる。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
調合チャンバと、前記調合チャンバと流体連通する排出部と、を備える本体と、
前記本体に接続されている複数の第1材料入口部と、
前記本体に接続されている第2材料入口部と、
を備える混合デバイスであって、
前記複数の第1材料入口部および前記第2材料入口部は、前記調合チャンバと流体連通し、前記複数の第1材料入口部の内の少なくとも1つの第1入口方向は、前記第2材料入口部の第2入口方向と異なる、混合デバイス。
続きを表示(約 830 文字)
【請求項2】
第3材料入口部をさらに備え、前記第3材料入口部は、前記本体を通じて配置され、前記第3材料入口部は、出口端を有し、前記出口端は、前記排出部と流体連通し、前記出口端は、前記調合チャンバと流体連通せず、前記複数の第1材料入口部および前記第3材料入口部は、垂直に延在し、前記第2材料入口部は、水平に延在する、請求項1に記載の混合デバイス。
【請求項3】
前記複数の第1材料入口部の内の前記少なくとも1つの前記第1入口方向は、前記第2材料入口部の前記第2入口方向に垂直であり、前記調合チャンバは、リング形状であり、前記第2材料入口部は、前記調合チャンバに正接し、または、前記第2材料入口部は、前記調合チャンバを形成する前記本体の内面に垂直である、請求項1に記載の混合デバイス。
【請求項4】
前記調合チャンバは、リング形状であり、前記複数の第1材料入口部はそれぞれ、前記調合チャンバに連通する第1開口を有し、前記第2材料入口部は、前記調合チャンバに連通する第2開口を有し、前記第2材料入口部の前記第2開口は、前記複数の第1材料入口部の2つの近接した第1開口の間に配置される、請求項1に記載の混合デバイス。
【請求項5】
供給部を備える筐体と、
前記筐体内に収容された混合デバイスであって、
調合チャンバと、前記調合チャンバと流体連通する排出部と、を備え、前記排出部は、前記供給部に位置する、本体と、
前記本体に接続されている複数の第1材料入口部と、
前記本体に接続されている第2材料入口部と、を備える混合デバイスと、
を備える飲料混合装置であって、
前記複数の第1材料入口部および前記第2材料入口部は、前記調合チャンバと流体連通し、前記複数の第1材料入口部の内の少なくとも1つの第1入口方向は、前記第2材料入口部の第2入口方向と異なる、飲料混合装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は混合デバイス、特に調合処理を実行するのに流体を送り込む混合デバイス、およびそれを備える飲料混合装置に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
飲料業界は、各国において、重要な生活経済事業の一つである。生活水準が上がるにつれて、消費者は新鮮さと目新しさを求めるという心理的ニーズを満たすため、出来立ての飲料を好んで選ぶようになる。そのような需要に対して、多くの企業が、出来立て飲料の市場に投資を始めている。
【0003】
同時に、人件費が高騰する傾向が進んでいることを考慮して、一部のメーカーは、自動で飲料を供給できる機器の導入または開発を始めている。この種の機器の大きさは、一部の日常生活の場面により浸透するように、公共の場における一般的な冷水機と同様とすることができる。さらに、競争力を上げる目的で、一般的な自動飲料販売機はユーザが選択できるように、様々な飲料の選択肢を提供する。これにより、ユーザは迅速に出来立ての飲料を得るのに、自動飲料販売機の画面に表示されたメニューから選択するだけでよい。しかし、現状出回っている自動飲料販売機には、未だ改善すべき問題点がある。例えば、自動飲料販売機は、設定に応じて多孔ノズルを使用して混合用カップ内に各種飲料材料を注入する。その後、ユーザは混合用カップ内の材料を撹拌するのに、自動飲料販売機の電気ミキサーを使用する必要がある。カップ内の混合が済むと、ユーザは自身の持つカップ内にそれを注ぐ必要があり、その後、混合用カップを自動飲料販売機の洗浄機構を使用して洗浄する。この種の自動飲料販売機には以下の問題がある。各種飲料材料を提供するために、多孔ノズルは、過剰な吐出範囲と流体圧により、ずれや飛び散りなどの問題を伴うおそれがある。また、内蔵された電気ミキサー、洗浄機構、およびその他デバイスの使用は、電力消費を増やすだけでなく、ユーザ自身に煩わしい操作を実施することを要するため、ユーザ体験に悪影響を及ぼし得る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
したがって、本開示は、従来の自動飲料販売機の問題を解決できる、混合デバイスおよびそれを備える飲料混合装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態は、混合デバイスを提供する。混合デバイスは、本体と、複数の第1材料入口部と、第2材料入口部と、を備える。本体は、調合チャンバと、調合チャンバと流体連通する排出部と、を備える。第1材料入口部は、本体に接続され、互いに離間する。第2材料入口部は、本体に接続される。第1材料入口部および第2材料入口部は、調合チャンバと流体連通し、第1材料入口部の内の少なくとも1つの第1入口方向は、第2材料入口部の第2入口方向と異なる。
【0006】
本開示の別の実施形態は、飲料混合装置を提供する。飲料混合装置は、筐体と、混合デバイスと、を備える。筐体は、供給部を備える。混合デバイスは、筐体内に収容され、本体と、複数の第1材料入口部と、第2材料入口部と、を備える。本体は、調合チャンバと、調合チャンバと流体連通する排出部と、を備え、排出部は、供給部に位置する。第1材料入口部は、本体に接続される。第2材料入口部は、本体に接続される。第1材料入口部および第2材料入口部は、調合チャンバと流体連通し、第1材料入口部の内の少なくとも1つの第1入口方向は、第2材料入口部の第2入口方向と異なる。
【発明の効果】
【0007】
上述の実施形態に記載の、混合デバイスおよびそれを備える飲料混合装置によると、混合デバイスの本体の調合チャンバの異なる側が、第1材料入口部および第2材料入口部と流体連通する。混合デバイスが、材料入口部の内の1つ(例えば、第2材料入口部)における材料の注入圧力を上げることで全材料の調合を促進するように調合チャンバ内に渦または乱流を生成でき、調合された材料を単一の出口(本体の排出部)を通じて均一に供給できるように、本体は排出部が調合チャンバと流体連通している。
【0008】
材料が調合チャンバ内で渦または乱流により調合され、その後排出部に集約されるため、調合された材料は、単一の出口を通じて混合デバイスから流出することができ、調合された材料の圧力は、排出部に流れる際に大幅に低減される。したがって、様々な材料をカップまたは調合ボトルに、複数の出口を通じて同時に注入し、その後材料を調合する従来の飲料機器と比較して、本開示の混合デバイスは、大きい吐出範囲および流体圧により生じる、カップまたは調合ボトルのずれや飛び散りの問題などの問題を効果的に避けることができる。
【0009】
さらに、上述の構成によると、材料入口部の内の1つ(例えば、第2材料入口部)からの材料の速度または流量を調整することで、混合デバイスは所望の渦または乱流を生成可能である。これにより、材料入口部(例えば、第1材料入口部)から調合チャンバに入る材料の調合と希釈が促進される。すなわち、混合デバイスは、材料を所望のとおりに調合可能である。したがって、電気撹拌システムを設ける必要がないため、混合デバイスのコストが低減される。
【0010】
さらに、混合デバイスにより生成された渦または乱流は同時に、調合チャンバ内に材料が残ることを防止するように、調合チャンバの内面を洗浄可能である。この結果、混合デバイスを分解して洗浄する必要がない。あるいは、分解および洗浄処理の頻度が低減され得る。さらに、追加の洗浄機構を配置する必要がないため、手間や製造コストが抑えられる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
合同会社律歩
漏斗
5か月前
靜甲株式会社
キャッパ
5か月前
株式会社タツノ
給油装置
11か月前
株式会社タツノ
給油装置
11か月前
株式会社タツノ
給油ノズル
11か月前
株式会社トキトモ産業
真空ブレーカー
10か月前
株式会社タツノ
給油認証システム
8か月前
澁谷工業株式会社
充填装置
6か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
1か月前
KLASS株式会社
汁用ディスペンサー
10か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
7か月前
株式会社サイレック
キャッパー装置
4か月前
有限会社ユウアイ
キャップ載置装置
5か月前
個人
ボトルキャップ用開栓具
3か月前
ホシザキ株式会社
ディスペンサ
11か月前
富士電機株式会社
液体供給装置
4か月前
株式会社青木製作所
タンクローリの配管装置
3か月前
ホシザキ株式会社
給茶機
9か月前
澁谷工業株式会社
キャッパ
8か月前
ネクサン
流体輸送装置
6か月前
澁谷工業株式会社
キャッピング装置
1か月前
澁谷工業株式会社
キャッピング装置
12か月前
澁谷工業株式会社
キャッピング装置
11か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
9か月前
澁谷工業株式会社
キャッピングヘッド
4か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
9か月前
株式会社野村総合研究所
セルフ給油システム
7か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
24日前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
12日前
日清食品株式会社
カップ状容器の自動蓋部開封装置
5か月前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
23日前
ホシザキ株式会社
飲料供給装置
5か月前
株式会社吉野工業所
高温充填方法
24日前
日本クロージャー株式会社
ボトルケース
3か月前
AW・ウォーター株式会社
液体供給装置
4か月前
靜甲株式会社
液体充填装置および液体充填方法
12か月前
続きを見る
他の特許を見る