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公開番号
2024166066
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-28
出願番号
2024011786
出願日
2024-01-30
発明の名称
藻類情報管理装置、プログラム及び藻類情報管理方法
出願人
本田技研工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20241121BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】微細藻類のたんぱく質含有量の測定の手間を軽減することができる藻類情報管理装置、プログラム及び藻類情報管理方法を提供すること。
【解決手段】実施形態の藻類情報管理装置は、入力部、特定部及び記憶部を備える。入力部は、測定用の微細藻類ごとに付与された第1の識別情報の入力を受ける。特定部は、前記微細藻類の色と比較するための複数の色見本のうち、最も前記微細藻類の色と近い前記色見本に付与された第2の識別情報を特定する。記憶部は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
測定用の微細藻類ごとに付与された第1の識別情報の入力を受ける入力部と、
前記微細藻類の色と比較するための複数の色見本のうち、最も前記微細藻類の色と近い前記色見本に付与された第2の識別情報を特定する特定部と、
前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する記憶部と、を備える藻類情報管理装置。
続きを表示(約 980 文字)
【請求項2】
前記特定部は、前記第2の識別情報から、前記微細藻類のたんぱく質含有量を特定する、請求項1に記載の藻類情報管理装置。
【請求項3】
前記微細藻類を、前記たんぱく質含有量に応じて利用用途で分類する分類部をさらに備える、請求項2に記載の藻類情報管理装置。
【請求項4】
前記分類部は、前記たんぱく質含有量が予め定められた閾値以上である場合の利用用途をたんぱく質源、閾値未満である場合の利用用途をでんぷん源と分類する、請求項3に記載の藻類情報管理装置。
【請求項5】
入力部は、カメラによって撮影された画像から前記第1の識別情報を読み取ることで前記第1の識別情報の入力を受ける、請求項1に記載の藻類情報管理装置。
【請求項6】
前記特定部は、前記微細藻類が映っている画像を用いて、複数の前記色見本のうち、前記微細藻類の色と最も色が近い前記色見本の前記第2の識別情報を特定する、請求項1に記載の藻類情報管理装置。
【請求項7】
前記微細藻類は、クラミドモナス・ラインハルディに属する微細藻類である、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の藻類情報管理装置。
【請求項8】
前記微細藻類は、受託番号FERM BP-22306のHonda DREAMO株である、請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の藻類情報管理装置。
【請求項9】
藻類情報管理装置が備えるプロセッサーを、
測定用の微細藻類ごとに付与された第1の識別情報の入力を受ける入力部と、
前記微細藻類の色と比較するための複数の色見本のうち、最も前記微細藻類の色と近い前記色見本に付与された第2の識別情報を特定する特定部と、
前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶部に記憶させる記憶制御部と、して機能させるプログラム。
【請求項10】
測定用の微細藻類ごとに付与された第1の識別情報の入力を受け、
前記微細藻類の色と比較するための複数の色見本のうち、最も前記微細藻類の色と近い前記色見本に付与された第2の識別情報を特定し、
前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する、藻類情報管理方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、藻類情報管理装置、プログラム及び藻類情報管理方法に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
藻は、育成される環境によって成分が変化する。地域によって環境が異なるため、藻は、育成された地域によって成分が変化する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-502680号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
藻は、たんぱく質含有量によって、適した利用用途がある。藻は、前述したように育成される環境によって成分が変化する。このため、藻を適した用途に利用するためには、藻のたんぱく質含有量を測定する必要がある。
【0005】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、微細藻類のたんぱく質含有量の測定の手間を軽減することができる藻類情報管理装置、プログラム及び藻類情報管理方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
実施形態の藻類情報管理装置は、入力部、特定部及び記憶部を備える。入力部は、測定用の微細藻類ごとに付与された第1の識別情報の入力を受ける。特定部は、前記微細藻類の色と比較するための複数の色見本のうち、最も前記微細藻類の色と近い前記色見本に付与された第2の識別情報を特定する。記憶部は、前記第1の識別情報と前記第2の識別情報とを関連付けて記憶する。
【発明の効果】
【0007】
本発明は、微細藻類のたんぱく質含有量の測定の手間を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1実施形態及び第2実施形態に係る管理システム及び当該管理システムに含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図。
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
図1中の表示デバイスに表示される画面の一例を示す図。
図1中のプロセッサーによる処理の一例を示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、いくつかの実施形態に係る管理システムについて図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、各部の縮尺を適宜変更している場合がある。また、以下の実施形態の説明に用いる各図面は、説明のため、構成を省略して示している場合がある。また、各図面及び本明細書中において、同一の符号は同様の要素を示す。
〔第1実施形態〕
図1は、第1実施形態に係る管理システム1及び管理システム1に含まれる構成要素の要部構成の一例を示すブロック図である。ただし、カラーチャート200については外見を図示している。なお、各装置の各構成要素は、内蔵であっても外付けであっても良い。管理システム1は、藻の評価結果及び分類結果を記憶及び管理するシステムである。管理システム1において用いる藻は、例えば、藻を培養するための培養装置を用いて育成されたものである。また、管理システム1において用いる藻は、例えば、藻を乾燥させた藻乾燥物である。また、管理システム1において用いる藻は、微細藻類である。管理システム1において用いる微細藻類は、好ましくは、クラミドモナス・ラインハルディに属する微細藻類である。クラミドモナス・ラインハルディに属する微細藻類は、微細藻類の色から容易にたんぱく質含有量を特定することができるためである。管理システム1において用いる微細藻類は、より好ましくは、Honda(登録商標) DREAMO株(受託番号: FERM BP-22306)である。Honda DREAMO株は、微細藻類の色から容易にたんぱく質含有量を特定することができるためである。
【0010】
なお、管理システム1が管理する評価結果とは、藻のたんぱく質含有量を測定するたんぱく質評価の結果を示す。また、管理システム1が管理する分類結果とは、たんぱく質含有量によって藻を用途別に分類する用途分類処理の結果を示す。
(【0011】以降は省略されています)
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