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公開番号2024166065
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2024008212,2023081799
出願日2024-01-23,2023-05-17
発明の名称管理システム及びプログラム
出願人株式会社メガハウス
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類G06Q 50/10 20120101AFI20241121BHJP(計算;計数)
要約【課題】著作者の利益を担保しつつ、活発な2次創作活動を促進する。
【解決手段】管理システムは、著作データを保存する保存手段と、保存手段により保存された著作データを販売する販売手段と、保存手段により保存された著作データについて、権限を有するユーザの情報を管理する管理手段と、を備え、管理手段は、販売手段により著作データの販売が行われたことに応じて、当該著作データに基づく新たな著作データの譲渡権限の申請を行う権限を有するユーザの情報として、当該著作データの購入ユーザの情報を当該著作データに関連付けて管理する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
著作データを保存する保存手段と、
前記保存手段により保存された著作データを販売する販売手段と、
前記保存手段により保存された著作データについて、権限を有するユーザの情報を管理する管理手段と、
を備え、
前記管理手段は、前記販売手段により著作データの販売が行われたことに応じて、当該著作データに基づく新たな著作データの譲渡権限の申請を行う権限を有するユーザの情報として、当該著作データの購入ユーザの情報を当該著作データに関連付けて管理する管理システム。
続きを表示(約 1,700 文字)【請求項2】
前記保存手段により保存される著作データは、第1著作データと第2著作データとに分類され、
前記管理手段は、前記販売された著作データが前記第1著作データであることを条件として、前記新たな著作データの譲渡権限の申請を行う権限を有するユーザの情報として、前記購入ユーザの情報を前記販売された著作データに関連付けて管理する
請求項1に記載の管理システム。
【請求項3】
前記新たな著作データは、前記第2著作データである請求項2に記載の管理システム。
【請求項4】
前記第1著作データは、著作物であり、
前記第2著作データは、前記第1著作データに基づいて生成された二次的著作物である請求項3に記載の管理システム。
【請求項5】
前記第2著作データが前記保存手段により保存されることを条件として、当該第2著作データの譲渡権限の申請を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により前記第2著作データの譲渡権限の申請が受け付けられたことに応じて、申請を行った申請ユーザに当該第2著作データの譲渡権限を与えるか否かを示す入力を受け付ける入力手段と、
をさらに備え、
前記管理手段は、前記申請ユーザに前記第2著作データの譲渡権限を与えることを示す入力が受け付けられたことに応じて、当該第2著作データの譲渡権限を有するユーザの情報として前記申請ユーザの情報を当該第2著作データに関連付けて管理する
請求項3に記載の管理システム。
【請求項6】
前記管理手段は、前記保存手段により保存された著作データについて、所有しているユーザの情報を関連付けて管理し、
前記管理システムは、前記第2著作データの譲渡権限の申請が受け付けられたことに応じて、当該第2著作データの基になった前記第1著作データを特定する特定手段をさらに備え、
前記管理手段は、前記申請ユーザに前記第2著作データの譲渡権限を与えることを示す入力が受け付けられたことに応じて、当該第2著作データについて前記特定手段により特定された前記第1著作データについて、所有しているユーザの情報の関連付けを解除する、
請求項5に記載の管理システム。
【請求項7】
前記管理手段は、前記特定手段により特定された前記第1著作データを所有しているユーザが前記申請ユーザであることを条件として、前記第2著作データの譲渡権限を有するユーザの情報として前記申請ユーザの情報を当該第2著作データに関連付けて管理する請求項6に記載の管理システム。
【請求項8】
前記第2著作データの譲渡権限の申請が受け付けられたことに応じて、前記申請ユーザが所有している前記第1著作データのうちから、当該第2著作データの基になった前記第1著作データの指定を受け付ける手段をさらに備え、
前記特定手段は、前記指定された前記第1著作データを前記第2著作データの基になった前記第1著作データとして特定する
請求項6に記載の管理システム。
【請求項9】
前記管理手段は、前記販売手段により前記第1著作データの販売が行われたことに応じて、当該第1著作データの編集権限を有するユーザの情報として、前記購入ユーザの情報を当該第1著作データに関連付けて管理し、
前記保存手段は、前記購入ユーザが前記第1著作データを編集することにより生成された前記第2著作データを保存する
請求項5に記載の管理システム。
【請求項10】
前記第1著作データの編集方法には、当該第1著作データをダウンロードして編集する第1編集方法が含まれ、
前記入力手段は、前記保存手段により前記第1編集方法で編集して生成された前記第2著作データが保存されたことを条件として、当該第2著作データの譲渡権限を与えるか否かを示す入力を受け付ける
請求項9に記載の管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、著作物を管理する技術に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
コンテンツに関する二次創作活動は、当該コンテンツに対するユーザの関心の持続化や新規ユーザの開拓等に有効である。特許文献1には、素材として登録された3次元素材を使用して作成された二次的著作物を管理し、当該二次的著作物が閲覧された場合に、素材の権利者に権利料を還元するコンテンツ配信システムが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-245190号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、二次的著作物の利用は、一般的には二次創作者個人の利用に限定されるものであり、二次創作者は二次的著作物を自由に頒布することはできない。二次的著作物を頒布するためには、権利者(著作者)からその二次的著作物について譲渡権限を得る必要がある。一方で、二次創作活動が多数のユーザにより行われることを踏まえると、著作者が二次的著作物のそれぞれについて都度譲渡権限を与えるか否かを決定することは現実的でなく、二次創作者に譲渡権限が与えられることは稀であった。換言すれば、二次創作者が自身の創作した二次的著作物について簡易に譲渡権限を申請する術は、これまでなかった。
【0005】
本発明は、著作者の利益を担保しつつ、活発な2次創作活動を促進する管理システム提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様の管理システムは、著作データを保存する保存手段と、保存手段により保存された著作データを販売する販売手段と、保存手段により保存された著作データについて、権限を有するユーザの情報を管理する管理手段と、を備え、管理手段は、販売手段により著作データの販売が行われたことに応じて、当該著作データに基づく新たな著作データの譲渡権限の申請を行う権限を有するユーザの情報として、当該著作データの購入ユーザの情報を当該著作データに関連付けて管理する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、著作者の利益を担保しつつ、活発な2次創作活動を促進することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の実施形態及び変形例に係る管理システムの構成を例示したブロック図
本発明の実施形態に係るサーバ100で実行される販売処理を例示したフローチャート
本発明の実施形態に係るサーバ100で実行される申請処理を例示したフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
[実施形態]
以下、添付図面を参照して実施形態を詳しく説明する。なお、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る発明を限定するものではなく、また実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明に必須のものとは限らない。実施形態で説明されている複数の特徴のうち二つ以上の特徴は任意に組み合わされてもよい。また、同一若しくは同様の構成には同一の参照番号を付し、重複した説明は省略する。
【0010】
以下に説明する一実施形態は、管理システムの一例としての、データベースシステムに保存される著作物及び二次的著作物のデータ(以下、著作データとして言及)について、ブロックチェーンシステムにより発行された非代替性トークン(Non-Fungible Token:NFT)を付して所有しているユーザを管理可能なサービスを提供するシステムに、本発明を適用した例を説明する。しかし、本発明は、著作データについて権限を有するユーザの情報を管理することが可能な任意の機器に適用可能である。以下、本実施形態の管理システムにおいて提供されるサービスを、管理サービスとして言及する。
(【0011】以降は省略されています)

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