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公開番号2024165691
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-28
出願番号2023082086
出願日2023-05-18
発明の名称車両用照明装置、および車両用灯具
出願人東芝ライテック株式会社
代理人個人,個人
主分類F21S 43/19 20180101AFI20241121BHJP(照明)
要約【課題】伝熱部と、伝熱部が接着されるソケットの凹部の内壁との間に適切な接着層を形成することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【解決手段】実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部から露出するベースと、一方の端部が前記ベースと接続され、前記ソケットの前記一方の端部に開口する凹部の内壁に接着された少なくとも1つのフィンと、を有する伝熱部と;前記凹部の前記内壁、および、前記フィンの、前記凹部の前記内壁と対向する面の少なくともいずれかに設けられたガイドと;前記ベースの上に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた発光素子と;を具備している。前記凹部は、前記ソケットの内部を延びている。前記フィンは、前記凹部の内部を延びている。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
ソケットと;
前記ソケットの一方の端部から露出するベースと、一方の端部が前記ベースと接続され、前記ソケットの前記一方の端部に開口する凹部の内壁に接着された少なくとも1つのフィンと、を有する伝熱部と;
前記凹部の前記内壁、および、前記フィンの、前記凹部の前記内壁と対向する面の少なくともいずれかに設けられたガイドと;
前記ベースの上に設けられた基板と;
前記基板の上に設けられた発光素子と;
を具備し、
前記凹部は、前記ソケットの内部を延び、
前記フィンは、前記凹部の内部を延びている車両用照明装置。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記ガイドが前記凹部の前記内壁に設けられる場合には、前記ガイドの先端の少なくとも一部が、前記フィンの、前記凹部の前記内壁と対向する前記面に接触し、
前記ガイドが、前記フィンの、前記凹部の前記内壁と対向する前記面に設けられる場合には、前記ガイドの先端の少なくとも一部が、前記凹部の前記内壁に接触する請求項1記載の車両用照明装置。
【請求項3】
前記ソケットは、高熱伝導性樹脂を含み、
前記伝熱部は、前記フィンに設けられた凸部をさらに有し、
前記凸部の角部は、前記凹部の前記内壁に食い込んでいる請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項4】
前記伝熱部は、第1のフィンと、第2のフィンと、を有し、
前記第1のフィンが延びる方向において、前記第2のフィンの長さは、前記第1のフィンの長さと異なる請求項1または2に記載の車両用照明装置。
【請求項5】
請求項1記載の車両用照明装置と;
前記車両用照明装置が取り付けられる筐体と;
を具備した車両用灯具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、車両用照明装置、および車両用灯具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
省エネルギー化や長寿命化などの観点から、フィラメントを有するランプを備えた車両用照明装置に代えて、発光ダイオードなどの発光素子を備えた車両用照明装置の普及が進んでいる。発光素子を備えた車両用照明装置は、発光素子が実装された基板と、基板が設けられるソケットと、を有している。近年においては、車両用照明装置の軽量化のために、高熱伝導性樹脂から形成されたソケットが用いられる様になってきている。
【0003】
ここで、高熱伝導性樹脂の熱伝導率は、樹脂の熱伝導率よりは高いものの、金属の熱伝導率よりは低くなる。そのため、高熱伝導性樹脂から形成されたソケットとすると、発光素子を点灯させた際に発生した熱が、ソケットを介して外部に放出され難くなる。ソケットを介した放熱がし難くなると、発光素子の温度が高くなり過ぎて、最大ジャンクション温度を超えるおそれがある。
【0004】
そのため、発光素子が実装された基板と、ソケットとの間に、金属から形成された伝熱部を設ける技術が提案されている。伝熱部が設けられていれば、発光素子を点灯させた際に発生した熱が、ソケットのより広い領域に伝わるので、放熱性を向上させることができる。
【0005】
伝熱部は、ソケットに設けられた凹部の内壁に接着することができる。ところが、単に、伝熱部を凹部の内壁に接着すると、伝熱部と凹部の内壁との間に形成される接着層の厚みがばらついたり、接着層が形成されない領域が生じたりする場合がある。接着層の厚みがばらついたり、接着層が形成されない領域が生じたりすると、伝熱部からソケットに伝わる熱に分布が生じて放熱性が低下したり、伝熱部とソケットとの間の接合強度が低下したりするおそれがある。
そこで、伝熱部と、伝熱部が接着されるソケットの凹部の内壁との間に適切な接着層を形成することができる技術の開発が望まれていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2016-195099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明が解決しようとする課題は、伝熱部と、伝熱部が接着されるソケットの凹部の内壁との間に適切な接着層を形成することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態に係る車両用照明装置は、ソケットと;前記ソケットの一方の端部から露出するベースと、一方の端部が前記ベースと接続され、前記ソケットの前記一方の端部に開口する凹部の内壁に接着された少なくとも1つのフィンと、を有する伝熱部と;前記凹部の前記内壁、および、前記フィンの、前記凹部の前記内壁と対向する面の少なくともいずれかに設けられたガイドと;前記ベースの上に設けられた基板と;前記基板の上に設けられた発光素子と;を具備している。前記凹部は、前記ソケットの内部を延びている。前記フィンは、前記凹部の内部を延びている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の実施形態によれば、伝熱部と、伝熱部が接着されるソケットの凹部の内壁との間に適切な接着層を形成することができる車両用照明装置、および車両用灯具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本実施の形態に係る車両用照明装置を例示するための模式斜視図である。
図1における車両用照明装置のA-A線断面図である。
図1における車両用照明装置のB-B線断面図である。
図3における車両用照明装置のC-C線断面図である。
伝熱部を例示するための模式斜視図である。
図5における伝熱部をD方向から見た場合の模式側面図である。
図3におけるガイドのE-E線断面図である。
車両用灯具を例示するための模式部分断面図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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