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公開番号2024079177
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-06-11
出願番号2022191956
出願日2022-11-30
発明の名称照明器具
出願人コイズミ照明株式会社
代理人個人
主分類F21S 8/02 20060101AFI20240604BHJP(照明)
要約【課題】取付部材の脱落を抑制できる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具100は、灯具1と、取付部材3とを備える。灯具1は、光を出射する。取付部材3は、天井RFの表面F1と裏面F2とのうちの裏面F2側から天井RFに接触することによって、灯具1を天井RFに取り付ける。灯具1は、第1孔21と、第2孔22とを有する。第1孔21には、取付部材3が装着される。第1孔21は、取付部材3の第1方向D1に沿ったスライドを案内する。第2孔22は、第1方向D1に交差する第2方向D2に沿って延びている。第2孔22は、第1孔21と繋がっている。第2方向D2における第2孔22の長さは、第2方向D2における第1孔21の長さよりも長い。灯具1は、規制部23を更に有する。規制部23は、第2孔22からの取付部材3の離脱を規制する。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
光を出射する灯具と、
天井の表面と裏面とのうちの前記裏面側から前記天井に接触することによって、前記灯具を前記天井に取り付ける取付部材と
を備え、
前記灯具は、
前記取付部材が装着され、前記取付部材の第1方向に沿ったスライドを案内する第1孔と、
前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びており、前記第1孔と繋がっている第2孔と
を有し、
前記第2方向における前記第2孔の長さは、前記第2方向における前記第1孔の長さよりも長く、
前記灯具は、前記第2孔からの前記取付部材の離脱を規制する規制部を更に有する、照明器具。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
前記規制部は、前記第2孔に配置される、請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記取付部材は、弾性を有する、請求項1又は請求項2に記載の照明器具。
【請求項4】
前記規制部は、前記第2方向における前記第2孔の一端部側及び他端部側の双方ではなく、前記第2孔の前記一端部側から、前記灯具に固定される、請求項3に記載の照明器具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、照明器具に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に記載された埋込型照明器具は、器具本体と、取付金具とを備える。器具本体は、縦スリット及び金具挿通用開口を有する。取付金具は、金具挿通用開口に挿通可能な略U字形部を有する。また、取付金具は、器具本体の内面に当接する操作部を、略U字形部のU字折曲部と反対側端部に有する。更に、金具挿通用開口を挿通可能であってU字折曲部を天井裏面に係止した状態で器具本体の外面に係止可能な係止爪が、取付金具において略U字形部の側片に形成される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平8-138432号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載された埋込型照明器具では、埋込型照明器具が天井に設置された後に、状況によっては、取付金具が金具挿通用開口から脱落する可能性を否定できない。例えば、埋込型照明器具が天井裏の断熱材に覆われる場合、放熱のために、断熱材下側の空間を確保したり、ヒートシンクのサイズを大きくしたりすることが必要になることがある。この場合、埋込型照明器具の重量及びサイズが大きくなる。その結果、天井などに強い振動が発生した場合は、振動が取付金具および埋込型照明器具に伝わり、取付金具が金具挿通用開口から脱落する可能性を否定できない。また、埋込型照明器具が断熱材の重量によって圧迫される場合に、取付金具が金具挿通用開口から脱落する可能性を否定できない。
【0005】
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、取付部材の脱落を抑制できる照明器具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願に開示する照明器具は、灯具と、取付部材とを備える。灯具は、光を出射する。取付部材は、天井の表面と裏面とのうちの前記裏面側から前記天井に接触することによって、前記灯具を前記天井に取り付ける。前記灯具は、第1孔と、第2孔とを有する。第1孔には、前記取付部材が装着される。第1孔は、前記取付部材の第1方向に沿ったスライドを案内する。第2孔は、前記第1方向に交差する第2方向に沿って延びている。第2孔は、前記第1孔と繋がっている。前記第2方向における前記第2孔の長さは、前記第2方向における前記第1孔の長さよりも長い。前記灯具は、規制部を更に有する。規制部は、前記第2孔からの前記取付部材の離脱を規制する。
【0007】
本願に開示する照明器具において、前記規制部は、前記第2孔に配置されることが好ましい。
【0008】
本願に開示する照明器具において、前記取付部材は、弾性を有することが好ましい。
【0009】
本願に開示する照明器具において、前記規制部は、前記第2方向における前記第2孔の一端部側及び他端部側の双方ではなく、前記第2孔の前記一端部側から、前記灯具に固定されることが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、取付部材の脱落を抑制できる照明器具を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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