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公開番号
2024164219
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-26
出願番号
2024145825,2023077396
出願日
2024-08-27,2019-03-25
発明の名称
オブジェクト姿勢制御プログラムおよびオブジェクト姿勢制御システム
出願人
株式会社MIXI
代理人
主分類
G06T
19/00 20110101AFI20241119BHJP(計算;計数)
要約
【課題】オブジェクトの姿勢を容易に制御する。
【解決手段】オブジェクト姿勢制御プログラムは、情報処理装置に、仮想空間に配置された、複数の連動する部位を有するオブジェクトを表示部に表示し、前記情報処理装置の動きに関する情報に基づいて、複数の連動する部位のうち一部の対象部位を移動するように前記オブジェクトの姿勢を制御することを実行させる。上記オブジェクト姿勢制御プログラムにおいて、前記情報処理装置は、前記表示部を備えてもよい。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
情報処理装置に、
仮想空間に配置された、複数の連動する部位を有するオブジェクトを表示部に表示し、
前記情報処理装置の動きに関する情報に基づいて、複数の連動する部位のうち一部の対象部位を移動するように前記オブジェクトの姿勢を制御することを実行させるためのオブジェクト姿勢制御プログラム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記情報処理装置は、設定部を有し、
前記設定部は、前記表示部に表示されたオブジェクトの一部がタッチ操作されたときに入力された情報に基づいて、前記複数の連動する部位のうち一部の対象部位を設定する、
請求項1に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項3】
前記設定部は、前記複数の連動する部位のうち前記一部であって、前記オブジェクトの移動可能な第1対象部位を設定し、
前記複数の連動する部位のうち第2対象部位は、設定された前記第1対象部位に基づいて前記設定部により設定され、
前記第1対象部位は、前記第2対象部位を基準として移動する、
請求項2に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項4】
前記第1対象部位が可動領域の限界点に到達したときに、前記第2対象部位に連結し、前記第2対象部位に対して前記第1対象部位の反対側に設けられた第3対象部位を設定し、
前記第3対象部位を基準にして前記オブジェクトの前記第2対象部位が移動することを含む、請求項3に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項5】
前記表示部に表示された前記オブジェクトにおいて、前記第1対象部位または前記第2対象部位を設定するときに複数の部位が重畳する部分が指定されたとき、前記オブジェクトの表示される方向を変更する、
請求項3または4に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項6】
前記表示部に表示されたオブジェクトにおいて、前記第1対象部位または前記第2対象部位を設定するときに複数の部位が重畳する部分が指定されたとき、所定の条件を満たす部位を前記第1対象部位または前記第2対象部位として設定する、
請求項3または4に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項7】
前記表示部に表示された前記オブジェクトにおいて、前記第1対象部位または前記第2対象部位を設定するときに複数の部位が重畳する部分が指定されたとき、前記重畳する部分に対する所定の操作に基づいて、前記第1対象部位または前記第2対象部位を設定する、
請求項4または5に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項8】
前記第1対象部位および前記第2対象部位とは異なる、前記オブジェクトの移動可能な第4対象部位を設定し、
前記第4対象部位に連結された第5対象部位を設定し、
前記情報処理装置の動きに関する情報に基づいて、前記第2対象部位を基準として前記オブジェクトの前記第1対象部位が移動し、前記第5対象部位を基準として前記第4対象部位が移動する、
請求項3乃至7のいずれか一項に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項9】
前記オブジェクトの前記第1対象部位が移動して、前記第1対象部位および前記第2対象部位とは異なる移動可能な部位に接触したときに第4対象部位として設定し、
前記第4対象部位に連結された第5対象部位を設定し、
前記第1対象部位の移動に基づき、前記第5対象部位を基準として前記第4対象部位が移動する、
請求項3乃至8のいずれか一項に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
【請求項10】
前記第1対象部位または前記第2対象部位がタッチされた状態で、前記情報処理装置が移動したときに、前記表示されたオブジェクトが静止した状態で、前記仮想空間上の前記オブジェクトの前記第2対象部位を基準として前記第1対象部位が移動する、請求項3乃至9のいずれか一項に記載のオブジェクト姿勢制御プログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明はオブジェクト姿勢制御プログラムおよびオブジェクト姿勢制御システムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、電子機器の発展により、高精細の静止画および動画をスマートフォンやパーソナルコンピュータなどの端末に表示することが可能となった。さらに、情報処理技術の研究開発も進展しており、拡張現実(AR:Augumented Reality)を用いて仮想空間と現実空間を融合させた表示技術も実用可能になりつつある。例えば、特許文献1には情報端末の表示領域に仮想空間に配置されたオブジェクトを表示する技術が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-41126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一方で、表示領域に表示されたオブジェクトの姿勢の制御は、対象となる部位を指定するうえで、入力処理が複雑となる場合がある。
【0005】
このような課題に鑑み、本発明の目的の一つは、仮想空間に配置されたオブジェクトの姿勢を容易に制御することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一実施形態によれば、情報処理装置に、仮想空間に配置された、複数の連動する部位を有するオブジェクトを表示部に表示し、前記情報処理装置の動きに関する情報に基づいて、複数の連動する部位のうち一部の対象部位を移動するように前記オブジェクトの姿勢を制御することを実行させるためのオブジェクト姿勢制御プログラムが提供される。
【0007】
上記オブジェクト姿勢制御プログラムにおいて、前記情報処理装置は、設定部を有し、前記設定部は、前記表示部に表示されたオブジェクトの一部がタッチ操作されたときに入力された情報に基づいて、前記複数の連動する部位のうち一部の対象部位を設定してもよい。
【0008】
上記オブジェクト姿勢制御プログラムにおいて、前記設定部は、前記複数の連動する部位のうち前記一部であって、前記オブジェクトの移動可能な第1対象部位を設定し、前記複数の連動する部位のうち第2対象部位は、設定された前記第1対象部位に基づいて前記設定部により設定され、前記第1対象部位は、前記第2対象部位を基準として移動してもよい。
【0009】
上記オブジェクト姿勢制御プログラムにおいて、前記第1対象部位が可動領域の限界点に到達したときに、前記第2対象部位に連結し、前記第2対象部位に対して前記第1対象部位の反対側に設けられた第3対象部位を設定し、前記第3対象部位を基準にして前記オブジェクトの前記第2対象部位が移動することを含んでもよい。
【0010】
上記オブジェクト姿勢制御プログラムにおいて、前記表示部に表示された前記オブジェクトにおいて、前記第1対象部位または前記第2対象部位を設定するときに複数の部位が重畳する部分が指定されたとき、前記オブジェクトの表示される方向を変更してもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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