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公開番号
2024143732
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-11
出願番号
2023056548
出願日
2023-03-30
発明の名称
コントローラ回路
出願人
ローム株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
1/28 20060101AFI20241003BHJP(計算;計数)
要約
【課題】低電圧状態の検出をトリガーとして他の回路を制御可能なコントローラ回路を提供する。
【解決手段】コントローラ回路200は、外部回路102を制御する。電源端子VDDには、電源電圧V
DD
が供給される。第1UVLO回路210は、電源電圧V
DD
を第1検出電圧V
UVLO1
と比較し、比較結果に応じた第1検出信号UVLO1を発生する。レギュレータ回路220は、電源電圧V
DD
を受けて内部電源電圧V
REG
を生成する。レギュレータ回路220は、第1検出信号UVLO1に応じて動作停止する。第2UVLO回路240は、電源電圧V
DD
を第1検出電圧V
UVLO1
より低い第2検出電圧V
UVLO2
と比較し、比較結果に応じた第2検出信号UVLO2を生成する。制御回路230は、第1検出信号UVLO1に応答して外部回路102の状態を制御するとともに、第2検出信号UVLO2に応じて動作停止する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
外部回路を制御するコントローラ回路であって、
電源電圧を受ける電源端子と、
前記電源電圧を第1検出電圧と比較し、比較結果に応じた第1検出信号を発生する第1低電圧ロックアウト回路と、
前記電源電圧を受けて内部電源電圧を生成し、前記第1検出信号に応じて動作停止するレギュレータ回路と、
前記内部電源電圧を受けて動作し、前記外部回路の状態を制御する制御回路と、
前記電源電圧を前記第1検出電圧より低い第2検出電圧と比較し、比較結果に応じた第2検出信号を生成する第2低電圧ロックアウト回路と、
を備え、
前記制御回路は、前記第1検出信号に応答して前記外部回路の状態を制御するとともに、前記第2検出信号に応じて動作停止する、コントローラ回路。
続きを表示(約 76 文字)
【請求項2】
前記コントローラ回路は、電源コントローラ回路であり、前記制御回路は、シーケンサである、請求項1に記載のコントローラ回路。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、外部回路を制御するコントローラ回路に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
半導体集積回路において、動作中に電源電圧が低下すると、正常に動作しなくなる。このような状況を防止するために、低電圧ロックアウト(UVLO:Under Voltage LockOut)回路が内蔵される。UVLO回路は、電源電圧はUVLO検出電圧と比較し、電源電圧が検出電圧を下回ると、内部回路を準スタンバイ状態として誤動作を防止する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明者は、他のICを制御する半導体集積回路(コントローラ回路という)について検討した結果、以下の課題を認識するに至った。
【0004】
従来のアーキテクチャでは、コントローラ回路においてUVLO状態が検出されたことをトリガーとして、他のICを制御することが難しかった。なぜなら、他のICを制御している間に、コントローラ回路自体が、準スタンバイ状態に遷移してしまい、他のICを制御できなくなるからである。
【0005】
本開示は係る課題に鑑みてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、低電圧状態の検出をトリガーとして他の回路を制御可能なコントローラ回路の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示のある態様は、外部回路を制御するコントローラ回路に関する。コントローラ回路は、電源電圧を受ける電源端子と、電源電圧を第1検出電圧と比較し、比較結果に応じた第1検出信号を発生する第1低電圧ロックアウト回路と、電源電圧を受けて内部電源電圧を生成し、第1検出信号に応じて動作停止するレギュレータ回路と、内部電源電圧を受けて動作し、外部回路の状態を制御する制御回路と、電源電圧を第1検出電圧より低い第2検出電圧と比較し、比較結果に応じた第2検出信号を生成する第2低電圧ロックアウト回路と、を備える。制御回路は、第1検出信号に応答して外部回路の状態を制御するとともに、第2検出信号に応じて動作停止する。
【発明の効果】
【0007】
本開示のある態様によれば、低電圧状態の検出をトリガーとして他の回路を制御可能できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、比較技術に係る回路システムのブロック図である。
図2は、図1の回路システムの動作を説明する図である。
図3は、実施形態に係る回路システムのブロック図である。
図4は、図3の回路システムの動作を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(実施形態の概要)
本開示のいくつかの例示的な実施形態の概要を説明する。この概要は、後述する詳細な説明の前置きとして、実施形態の基本的な理解を目的として、1つまたは複数の実施形態のいくつかの概念を簡略化して説明するものであり、発明あるいは開示の広さを限定するものではない。この概要は、考えられるすべての実施形態の包括的な概要ではなく、すべての実施形態の重要な要素を特定することも、一部またはすべての態様の範囲を線引きすることも意図していない。便宜上、「一実施形態」は、本明細書に開示するひとつの実施形態(実施例や変形例)または複数の実施形態(実施例や変形例)を指すものとして用いる場合がある。
【0010】
一実施形態に係るコントローラ回路は、外部回路を制御可能に構成される。コントローラ回路は、電源電圧を受ける電源端子と、電源電圧を第1検出電圧と比較し、比較結果に応じた第1検出信号を発生する第1低電圧ロックアウト回路と、電源電圧を受けて内部電源電圧を生成し、第1検出信号に応じて動作停止されるレギュレータ回路と、内部電源電圧を受けて動作し、外部回路の状態を制御する制御回路と、電源電圧を第1検出電圧より低い第2検出電圧と比較し、比較結果に応じた第2検出信号を生成する第2低電圧ロックアウト回路と、を備える。制御回路は、第1検出信号に応答して外部回路の状態を制御するとともに、第2検出信号に応じて動作停止する。
(【0011】以降は省略されています)
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