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公開番号2024163737
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-22
出願番号2023079590
出願日2023-05-12
発明の名称表示器、及び、車両用表示装置
出願人矢崎総業株式会社
代理人弁理士法人栄光事務所
主分類G02B 27/01 20060101AFI20241115BHJP(光学)
要約【課題】簡素な構造で表示パネルへの外部からのノイズの影響を低減可能な表示器、及び、車両用表示装置を提供すること。
【解決手段】車両用表示装置1に搭載されて、車両用表示装置1の外部に設けられた被投影部材に投影される表示画像を表示光Lとして出射する表示器5であって、光源からの光に基づいて表示画像を表示する表示パネル11と、表示パネル11を支持するケース10と、表示器に蓄積した熱を放熱する放熱部材18と、を備えて、ケース10を構成するシールドケース12と放熱部材18とが接続される。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
車両用表示装置に搭載されて、前記車両用表示装置の外部に設けられた被投影部材に投影される表示画像を表示光として出射する表示器であって、
光源からの光に基づいて前記表示画像を表示する表示パネルと、
前記表示パネルを支持するケースと、
当該表示器に蓄積した熱を放熱する放熱部材と、を備えて、
前記ケースを構成するシールドケースと前記放熱部材とが接続される、
表示器。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
請求項1に記載の表示器であって、
当該表示器と当該表示器を制御する前記車両用表示装置の制御部との接続を中継するとともに、前記シールドケースと前記放熱部材との接続を中継する中継部材を更に備える、
表示器。
【請求項3】
請求項2に記載の表示器であって、
前記中継部材と前記放熱部材とは、接続部材を介して接続される、
表示器。
【請求項4】
請求項2に記載の表示器であって、
前記中継部材と前記放熱部材とは、接触して接続される、
表示器。
【請求項5】
車両のインストルメントパネルに設けられる車両用表示装置であって、
請求項1から請求項4の何れか一項に記載の表示器と、
前記表示器から前記被投影部材までの前記表示光の光路上に少なくとも1つ配置され、前記表示光を反射する反射ミラーと、
前記表示器を制御する制御部と、を備える、
車両用表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、表示器、及び、車両用表示装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来から、自動車等の車両には、ヘッドアップディスプレイ(HUD:Head Up Display)等の車両用表示装置を搭載するものがある。従来の車両用表示装置は、例えば、表示器(バックライトユニット)に表示される表示画像を、反射ミラー等の光学系を介してウインドシールドやコンバイナ等に投影することで、ドライバに虚像として視認させるように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-160754号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来の車両用表示装置において、バックライトユニットは、外部からのノイズによって、当該バックライトユニットの表示パネルで表示画像が乱れるおそれがあった。ノイズ対策として、例えば、バックライトユニットの筐体(シールドケース等)と、車両用表示装置におけるバックライトユニットを制御する制御部と、を接続することで、上記筐体(シールドケース等)から制御部にノイズを流す、という方法がある。しかしながら、上記方法では、バックライトユニットの構造が複雑化したり、車両用表示装置の設計自由度が低下したりする等の懸念があった。
【0005】
本発明は、上述した状況を鑑みてなされたものであり、その目的は、簡素な構造で表示パネルへの外部からのノイズの影響を低減可能な表示器、及び、車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前述した目的を達成するために、本発明に係る表示器は、下記を特徴としている。
【0007】
車両用表示装置に搭載されて、前記車両用表示装置の外部に設けられた被投影部材に投影される表示画像を表示光として出射する表示器であって、
光源からの光に基づいて前記表示画像を表示する表示パネルと、
前記表示パネルを支持するケースと、
当該表示器に蓄積した熱を放熱する放熱部材と、を備えて、
前記ケースを構成するシールドケースと前記放熱部材とが接続される、
表示器であること。
【0008】
前述した目的を達成するために、本発明に係る車両用表示装置は、下記を特徴としている。
【0009】
車両のインストルメントパネルに設けられる車両用表示装置であって、
上記表示器と、
前記表示器から前記被投影部材までの前記表示光の光路上に少なくとも1つ配置され、前記表示光を反射する反射ミラーと、
前記表示器を制御する制御部と、を備える、
車両用表示装置であること。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、中継部材と放熱部材とが接続されることで、外部からのノイズがシールドケースから中継部材に、中継部材から放熱部材及び制御部に流れる。つまり、シールドケースから中継部材に流れたノイズが、制御部のみならず、放熱部材にも流れることで、表示パネルへの外部からのノイズの影響を低減できる。また、本発明によれば、中継部材と放熱部材とを接続すればよく、表示パネルへの外部からのノイズの影響の低減を、簡素な構造で実現できる。
このように、本発明によれば、簡素な構造で表示パネルへの外部からのノイズの影響を低減可能な表示器、及び、車両用表示装置を提供できる。
(【0011】以降は省略されています)

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