TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024162332
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077727
出願日
2023-05-10
発明の名称
車両用電源ボックス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B60R
16/02 20060101AFI20241114BHJP(車両一般)
要約
【課題】重量増を回避しつつ適切な放熱が可能な車両用電源ボックスを提供すること。
【解決手段】車両用電源ボックス1は、電源出力が供給されることで発熱を伴う部品が実装された基板と、基板上の部品と熱的に接触されて当該部品の熱を放熱するヒートシンク13とを備えている。ヒートシンク13が、樹脂により形成され、かつ、その表面に金属メッキが施されている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用電源ボックスであって、
電源出力が供給されることで発熱を伴う部品が実装された基板と、
前記基板上の前記部品と熱的に接触されて当該部品の熱を放熱するヒートシンクとを備えており、
前記ヒートシンクが、樹脂により形成され、かつ、その表面に金属メッキが施されている、車両用電源ボックス。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
前記基板を収納するハウジングをさらに備えており、
前記ハウジングが、前記基板の一面を覆う第一ハーフハウジングと、前記基板の他面を覆う第二ハーフハウジングとで構成されており、
前記第一及び第二ハーフハウジングの一方に、前記ヒートシンクを露出させる開口部が形成されている、請求項1に記載の車両用電源ボックス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用電源ボックスに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
車両においては、主電源としてのバッテリーやオルタネータの電源出力をワイヤハーネスによって各種電装機器(ECUも含む)などの負荷にそれぞれ供給する必要がある。また、主電源の電源出力を複数系統に分配したり、系統毎に電力供給のオンオフを制御したり、過電流などの異常に対して回路各部を保護する必要がある。このため、主電源と多くの負荷との間にジャンクションボックス、ヒューズボックス、又は、電源ボックスと呼ばれる装置を配置するのが一般的である。
【0003】
ジャンクションボックスの語は、電力を複数系統に分配する場合に用いられることが多い。ヒューズボックスの語は、過電流などの異常に対して回路を遮断するヒューズやヒュージブルリンクを収納する場合に用いられることが多い。電源ボックスの語は、ジャンクションボックスやヒューズボックスの機能に加えて、リレーを収納してスイッチング機能なども有する場合に用いられることが多い。下記特許文献1は、電源ボックスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-72764号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
近年、車両に搭載される電装機器の量は増えており、電源ボックスに収容される部品数も増加している。同時に、各電装機器での消費電力も増えており、それに対応する電源ボックス内の部品の発熱量も増加している。この結果、電源ボックスの発熱量は増える傾向にあり、適切な放熱が求められる。放熱にはアルミ押出材などで作られた金属製ヒートシンクが用いられるが、放熱量を増やそうとすればヒートシンクの体積が増えるため、電源ボックスの重量が増えてしまう。昨今、環境問題の観点から車両に対する二酸化炭素の排出量削減、即ち、燃費向上に対する要望は非常に強い。燃費向上には車両総重量の低減が必要であり、車両に搭載される各種装備に対する重量低減の要望は非常に高く、電源ボックスに対する重量増は看過できない問題である。
【0006】
本発明の目的は、重量増を回避しつつ適切な放熱が可能な車両用電源ボックスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る車両用電源ボックスは、電源出力が供給されることで発熱を伴う部品が実装された基板と、前記基板上の前記部品と熱的に接触されて当該部品の熱を放熱するヒートシンクとを備えており、前記ヒートシンクが、樹脂により形成され、かつ、その表面に金属メッキが施されている。
【発明の効果】
【0008】
本発明に係る車両用電源ボックスによれば、重量増を回避しつつ適切な放熱を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態に係る車両用電源ボックスを備えた車両のブロック図である。
上記電源ボックスの正面を示す斜視図である。
上記電源ボックスの正面を示す分解斜視図である。
上記電源ボックスの背面を示す斜視図である。
上記電源ボックスの収納された基板の正面図である。
上記電源ボックスの底面図である。
上記電源ボックスのヒューズコネクタに取り付けられたヒューズの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を用いて実施形態に係る車両用電源ボックス1について詳細に説明する。なお、下記の説明における「上下左右」については説明のための図中の上下左右であり、電源ボックス1を設置する向きを限定するものではない。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
矢崎総業株式会社
治具
5日前
矢崎総業株式会社
端子台
6日前
矢崎総業株式会社
導電体
11日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
4日前
矢崎総業株式会社
コネクタ
12日前
矢崎総業株式会社
車体構造
5日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス
5日前
矢崎総業株式会社
バスバモジュール
6日前
矢崎総業株式会社
バスバモジュール
6日前
矢崎総業株式会社
バスバモジュール
6日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
ケーブルアッセンブリ
6日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネス組付体
11日前
矢崎総業株式会社
端子付き電線の製造方法
11日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネスのシールド構造
6日前
矢崎総業株式会社
プロテクタ及びワイヤハーネス
6日前
矢崎総業株式会社
蓄電池制御装置、及び蓄電システム
3日前
矢崎総業株式会社
RoF送受信機及び光ファイバ無線システム
11日前
矢崎総業株式会社
圧着端子、端子付き電線、及びその製造方法
10日前
矢崎総業株式会社
異常検出装置、異常検出方法及び異常検出プログラム
6日前
矢崎総業株式会社
ワイヤハーネスアッセンブリ、およびワイヤハーネスアッセンブリの製造方法
5日前
個人
カーテント
1か月前
個人
車窓用防虫網戸
2か月前
個人
警告装置
2か月前
個人
小型EVシステム
3か月前
日本精機株式会社
ケース
3か月前
個人
車輪清掃装置
1か月前
個人
ホイルのボルト締結
12日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
個人
キャンピングトライク
27日前
個人
車両用スリップ防止装置
18日前
続きを見る
他の特許を見る