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公開番号
2024151647
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023065162
出願日
2023-04-12
発明の名称
管内検査カメラ
出願人
有限会社宮城運輸機工
代理人
個人
主分類
G02B
23/24 20060101AFI20241018BHJP(光学)
要約
【目的】 管内検査カメラが縦引き排水管内の撮影中に不意に流される排水をかぶってレンズの表面に液滴がついてしまうことを防ぎ、或いは液滴がついたときにその液滴を振り払うことにより、映像に不鮮明な箇所が生じないようにする。
【解決手段】 縦引き排水管内へ吊り下げられて使用される管内検査カメラ1において、撮影機能を有する撮像部7と、撮像部7の少なくとも上部を覆っている傘部4であって、該傘部4の裾が1つ又は複数の尖った先端部12a,12b,12cを有する形状に形成されている、傘部4と、撮像部による撮影領域を照らすための1つ又は複数のライト6とを備える、管内検査カメラ1を提供する。一実施例においては、管内検査カメラ1の少なくとも撮像部7が垂直方向に延びる中心軸の周りで一時的に又は定期的に回転可能に構成されている。
【選択図】 図6
特許請求の範囲
【請求項1】
縦引き排水管内へ吊り下げられて使用される管内検査カメラにおいて、
撮影機能を有する撮像部と、
上記撮像部の少なくとも上部を覆っている傘部であって、該傘部の裾が1つ又は複数の尖った先端部を有する形状に形成されている、傘部と、
上記撮像部の撮影領域を照らすための1つ又は複数のライトと、
を備える、管内検査カメラ。
続きを表示(約 590 文字)
【請求項2】
上記撮像部を垂直方向に延びる中心軸の周りで定期的に回転させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に回転させるように構成されたモータをさらに備える、請求項1に記載の管内検査カメラ。
【請求項3】
上記撮像部を定期的に振動させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に振動させるように構成されたモータをさらに備える、請求項1に記載の管内検査カメラ。
【請求項4】
上記撮像部が透明なカバーで覆われており、該カバーを定期的に回転させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に回転させるように構成されたモータをさらに備える、請求項1に記載の管内検査カメラ。
【請求項5】
上記撮像部が透明なカバーで覆われており、該カバーを定期的に振動させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に振動させるように構成されたモータをさらに備える、請求項1に記載の管内検査カメラ。
【請求項6】
上記撮像部の撮影用レンズの中央部から上記傘部の裾の1つ又は複数の尖った先端部まで糸ないし紐が延びていることを特徴とする、請求項1、請求項3又は請求項5に記載の管内検査カメラ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、概して管内検査カメラに関し、詳しくは、集合住宅やオフィスビルのディスポーザ(生ゴミ処理機)等に接続され得る縦引きの排水管の内部を観測・検査するための管内検査カメラに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
集合住宅やオフィスビルの複数の階を貫くように延びている縦引き排水管は、各階の横引き排水管(横支管)と繋がっており、各階から出される排水を建物の下方へ流すことができるように配管されている。縦引き排水管の上部に設けられた螺旋形の羽根板を排水が通過すると、排水の水流が縦引き排水管の内壁に沿ってトルネード(旋回流)となって流れるようになり、トルネードの目の位置に上昇気流が生じることで、排水と吸気が滞りなくなされるように構成されている。
【0003】
しかし、縦引き排水管の内壁に排水中の生ゴミがヘドロとしてこびり付くと、その排水管の利用可能な断面積が小さくなり、管内の流れが滞ることがある。或いは、鋳鉄などからなる排出管内へ捨てられた生ゴミが硫黄分を含むものである場合、腐敗により硫化水素等の気体が発生すると、排水管自体の腐食が進む。ひいては排水管に亀裂やひびが生じ易くなり、その排水管は通常の耐用年数(約30年~50年)よりも短い年数で排水管が破損してしまう。
【0004】
そのため、定期的に排水管内の点検が行われている。集合住宅やオフィスビル等の縦引き排水管の内部が点検される際には、事前にその点検日時が集合住宅の住人やオフィスビルの社員に知らされ、排水停止のお願いが通知されているが、それにも拘らず縦引き排水管内へ不意に排水されることがある。管内検査カメラのレンズがその排水をかぶると、該管内検査カメラに接続されたモニタ画面の映像に不鮮明な箇所が生じ、縦引き排水管内の検査を続けることが難しくなる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第4255719号公報
実用新案登録第2604365号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
管内検査カメラが縦引き排水管内の撮影中に排水を受けて、該管内検査カメラの撮像部のレンズに液滴がつくと、撮影中の映像に不鮮明な箇所が生じてしまう。
【課題を解決するための手段】
【0007】
一実施例においては、縦引き排水管内へ吊り下げられて使用される管内検査カメラにおいて、撮影機能を有する撮像部と、撮像部の少なくとも上部を覆っている傘部であって、該傘部の裾が1つ又は複数の尖った先端部を有する形状に形成されている、傘部と、撮像部の撮影領域を照らすための1つ又は複数のライトとを備える、管内検査カメラを提供する。
【0008】
さらなる実施例においては、撮像部を垂直方向に延びる中心軸の周りで定期的に回転させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に回転させるように構成されたモータをさらに備える。
【0009】
また、上記撮像部を定期的に振動させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に振動させるように構成されたモータをさらに備える。
【0010】
他の実施例においては、上記撮像部が透明なカバーで覆われており、該カバーを定期的に回転させるか或いは使用者から有線若しくは無線の電気信号による指令を受けたときに一時的に回転させるように構成されたモータをさらに備える。
(【0011】以降は省略されています)
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