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公開番号
2024163643
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-22
出願番号
2023079431
出願日
2023-05-12
発明の名称
外用組成物
出願人
アピ株式会社
代理人
弁理士法人三枝国際特許事務所
主分類
A61K
31/593 20060101AFI20241115BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ビタミンD3を含有する外用組成物において、外用組成物中の含水量を高くしても、ビタミンD3の安定性をより向上させる技術について提供すること。
【解決手段】ビタミンD3、酸化アルキレンの平均付加モル数が55以下のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油である非イオン性界面活性剤A、及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油以外の非イオン性界面活性剤である非イオン性界面活性剤Bを含有する、外用組成物。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
ビタミンD3、酸化アルキレンの平均付加モル数が55以下のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油である非イオン性界面活性剤A、及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油以外の非イオン性界面活性剤である非イオン性界面活性剤Bを含有する、外用組成物。
続きを表示(約 1,200 文字)
【請求項2】
前記非イオン性界面活性剤Bが、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項3】
前記非イオン性界面活性剤BのHLB値が6以上である、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項4】
前記外用組成物中の前記非イオン性界面活性剤Aと前記非イオン性界面活性剤Bとの合計含有率が0.5質量%以上10質量%以下である、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項5】
前記非イオン性界面活性剤Aと前記非イオン性界面活性剤Bとの合計中の前記非イオン性界面活性剤Aの含有率が10質量%以上99.9質量%以下である、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項6】
エステル油を含有する、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項7】
前記エステル油がトリイソオクタン酸グリセリンを少なくとも含む、請求項6に記載の外用組成物。
【請求項8】
前記非イオン性界面活性剤Bが、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種であり、
前記非イオン性界面活性剤BのHLB値が6以上であり、
前記外用組成物中の前記非イオン性界面活性剤A及び前記非イオン性界面活性剤Bの合計含有率が1質量%以上10質量%以下であり、
前記非イオン性界面活性剤Aと前記非イオン性界面活性剤Bとの合計中の前記非イオン性界面活性剤Aの含有率が10質量%以上99.9質量%以下であり、且つ
エステル油を含有する、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項9】
前記ビタミンD3がカルシポトリオール、マキサカルシトール、アルファカルシドール、ファレカルシトリオール、タカルシトール、及びカルシトリオールからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の外用組成物。
【請求項10】
前記ビタミンD3がカルシポトリオールであり、前記糖質コルチコイドがベタメタゾンジプロピオン酸エステルであり、前記ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油がポリオキシエチレン硬化ヒマシ油であり、且つ前記非イオン界面活性剤Bがポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1に記載の外用組成物。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外用組成物等に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
乾癬は、皮膚角化症状、鱗屑の発生、皮膚の肥厚、赤い発疹の発生等を主な症状とする皮膚疾患であり、日本国内において数十万人もの多数の患者が存在する。乾癬の皮膚症状に対しては、ビタミンD3を外用薬として使用することが知られている。また、乾癬に対して、ビタミンD3と糖質コルチコイドとを外用薬として併用することが知られている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2021-518409号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ビタミンD3はその薬効に優れるものの、水に溶解すると安定性が低下する為、水の含有量がより多くなると、安定性の問題はより大きくなる。
【0005】
そこで、本発明は、ビタミンD3を含有する外用組成物において、外用組成物中の含水量を高くしても、ビタミンD3の安定性をより向上させる技術について提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明者は上記課題に鑑みて鋭意研究を進めた結果、ビタミンD3、糖質コルチコイド、ポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油である非イオン性界面活性剤A、及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油以外の非イオン性界面活性剤である非イオン性界面活性剤Bを含有する、外用組成物、であれば、上記課題と解決できることを見出した。本発明者はこの知見に基づいてさらに研究を進めた結果、本発明を完成させた。即ち、本発明は、下記の態様を包含する。
【0007】
項1. ビタミンD3、酸化アルキレンの平均付加モル数が55以下のポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油である非イオン性界面活性剤A、及びポリオキシアルキレン硬化ヒマシ油以外の非イオン性界面活性剤である非イオン性界面活性剤Bを含有する、外用組成物。
【0008】
項2. 前記非イオン性界面活性剤Bが、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレングリコール、ポリオキシアルキレン脂肪酸エステル、ポリオキシアルキレンソルビット脂肪酸エステル、及びポリグリセリン脂肪酸エステルからなる群より選択される少なくとも1種である、項1に記載の外用組成物。
【0009】
項3. 前記非イオン性界面活性剤BのHLB値が6以上である、項1又は2に記載の外用組成物。
【0010】
項4. 前記外用組成物中の前記非イオン性界面活性剤Aと前記非イオン性界面活性剤Bとの合計含有率が0.5質量%以上10質量%以下である、項1~3のいずれかに記載の外用組成物。
(【0011】以降は省略されています)
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