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公開番号
2024163109
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2024078044
出願日
2024-05-13
発明の名称
蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせ
出願人
個人
代理人
主分類
B65D
51/16 20060101AFI20241114BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】 蓋体が貫通部を有する場合に、蓋体で容器の開口部を被覆した状態で内容物が貫通部から蓋体上への飛び出すことを抑制することが可能な蓋体、蓋体付き容器、及び蓋体と容器の組み合わせを提供する。
【解決手段】 蓋体は、開口部と前記開口部の外周を形成する縁部とを有する容器に接合可能に形成された本体を有し、撥水性を有する通気性シートを少なくとも1つ有し、前記本体は、前記容器の前記縁部に沿って前記容器に接合される領域に対応する接合領域対応部と、前記接合領域対応部から内側の部分で構成される蓋領域対応部とを有し、前記蓋領域対応部は、貫通部を有しており、少なくとも1つの前記通気性シートの少なくとも一部は、前記蓋領域対応部の面のうち前記容器との対向面の少なくとも一部の領域に向かいあう。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
開口部と前記開口部の外周を形成する縁部とを有する容器に接触可能に形成された本体を有し、撥水性を備えた通気性シートを少なくとも1つ有し、前記本体は、前記容器の前記縁部に沿って前記容器に接触される領域に対応する接触領域対応部と、前記接触領域対応部から内側の部分で構成される蓋領域対応部とを有し、前記蓋領域対応部は、貫通部を有しており、少なくとも1つの前記通気性シートの少なくとも一部は、前記蓋領域対応部の面の少なくとも一部の領域に向かいあう、蓋体。
続きを表示(約 650 文字)
【請求項2】
前記通気性シートは、前記蓋領域対応部のうち前記容器との対向面に向かい合う、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項3】
前記通気性シートは、前記蓋領域対応部の少なくとも一部分よりも表面粗さが大きい、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項4】
前記通気性シートと前記蓋領域対応部の間に隙間が存在する、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項5】
前記通気性シートを構成する繊維は、パルプ繊維を有する、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項6】
前記通気性シートの少なくとも一部が紙系素材を有する、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項7】
前記通気性シートは紙系素材で形成されているシートである、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項8】
前記通気性シートは、撥水化処理を施された繊維シートである、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項9】
前記通気性シートは、複数設けられており、
複数の前記通気性シートが積層されている、
請求項1に記載の蓋体。
【請求項10】
前記通気性シートは、複数設けられており、
前記蓋領域対応部において複数の前記通気性シートが互いに重なる部分を有し且つ複数の前記通気性シートが互いにずれた位置に設けられている、
請求項1に記載の蓋体。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
上端に開口部を形成した容器に飲食料品等(以下においては「内容物」とも言う。)を収容して蓋体を取り付けることで容器内を閉じた状態で提供することが広く行われている。
【0003】
容器に蓋体を取り付ける方法としては、熱プレス等の方法を用いて蓋体を容器の上端の開口部の外周を形成する縁部に接合する方法(シール法)が知られている。蓋体を取り付けられた容器(蓋体付き容器)から内容物を摂取するための構造としては、特許文献1に示すように、容器の縁部から蓋体を剥がし取る(取り除く)構造や、蓋体に貫通部を設け、貫通部に内容物を取り出すための部材(例えばストロー等)を差し込む機能を担わせること(差し込み口の構成部分とすること)が考えられる。
【0004】
蓋体が天面部と曲がり部と側壁部を有する場合には、容器に蓋体を取り付ける方法としては、曲がり部や天面部と側壁部の組み合わせ等の構造部を容器の縁部に嵌め合わせることで、蓋体を容器の上端の開口部の外周を形成する縁部に接触させた状態を形成する方法(嵌合法)が知られている。このような蓋体を形成する方法としては、蓋体を形成するためのブランク材を賦形することで形成する方法が知られている。蓋体が嵌合法で容器に取り付けられるように構成された場合においても、上述したように蓋体に貫通部を設け、貫通部に内容物を取り出すための部材を差し込む機能を担わせる場合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2014-84128号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
蓋体が貫通部を有する場合に蓋体で容器の開口部を被覆した状態で内容物が貫通部から蓋体上へ飛び出すことを抑制する点で改善の余地がある。特に、内容物が例えば熱い飲料や冷たい炭酸飲料等といった蒸気や気体を放出するようなものである場合において、蓋体付き容器の内部の圧力上昇に伴い、放出される蒸気や気体に巻き込まれて内容物が一緒に貫通部から外部に漏れ出ることを抑制する点で、蓋体には、改善が要請される。
【0007】
蓋体がブランク材の賦形によって天面部と曲がり部と側壁部を形成する場合には、側壁部や曲がり部等を形成」した後に紙系素材の復元力の作用で形状の戻りが生じる可能性がある。曲がり部等で形状の戻りが生じた場合に、蓋体を容器に嵌合させても、蓋体と容器との接触が緩み、蓋体と容器との隙間を生じやすくなり、蓋体における面のうち蓋体と容器との対向面に付着した内容物が対向面に沿って外側に移動して容器の内容物が隙間から漏れ出る虞がある。
【0008】
また、容器に取り付けられる蓋体としては、環境負荷軽減の観点から、紙系素材を用いたものを用いることが求められている。蓋体が紙系素材で形成されている場合には、蓋体に緩衝性や伸縮性を有しにくい。このため、蓋体が紙系素材で形成されている場合には蓋体の寸法誤差には、上述したような貫通部からの内容物の漏れ出しの虞や、蓋体と容器との隙間からの内容物の漏れ出しの虞が、特に大きくなる可能性がある。
【0009】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、貫通部からの内容物の漏れ出しの虞を抑制することの可能な蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせ、及び蓋体の製造方法を提供することを目的とする。
【0010】
また、本発明の他の目的としては、蓋体が天面部と曲がり部と側壁部を有する場合にあっても蓋体と容器との隙間からの内容物の漏れ出しの抑制の可能な蓋体、蓋体付き容器、蓋体と容器の組み合わせ、及び蓋体の製造方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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