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公開番号2024162759
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023078627
出願日2023-05-11
発明の名称電線評価装置、電線評価方法および電線評価プログラム
出願人住友電気工業株式会社
代理人弁理士法人ワンディ-IPパ-トナ-ズ
主分類G01R 31/00 20060101AFI20241114BHJP(測定;試験)
要約【課題】電線の状態を簡単に評価する。
【解決手段】電線評価装置は、撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得する第1取得部と、前記第1取得部によって取得された前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成する作成部と、前記作成部によって作成された前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行う評価部とを備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得する第1取得部と、
前記第1取得部によって取得された前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成する作成部と、
前記作成部によって作成された前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行う評価部とを備える、電線評価装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記第1取得部は、変位している前記電線の複数の状態にそれぞれ対応する複数の前記撮像画像を取得し、
前記作成部は、前記撮像画像ごとに前記3次元画像を作成し、
前記評価部は、さらに、前記作成部によって作成された複数の前記3次元画像に基づいて、前記負荷に応じた前記電線の変位を表す変位値の、前記状態間の変化量を算出する、請求項1に記載の電線評価装置。
【請求項3】
前記評価部は、前記評価処理において、算出した前記変化量に基づいて、前記電線の寿命に関する判断を行う、請求項2に記載の電線評価装置。
【請求項4】
前記電線評価装置は、さらに、
前記変化量と前記寿命に関する情報との対応関係を示す対応情報を取得する第2取得部を備え、
前記評価部は、前記評価処理において、算出した前記変化量、および前記第2取得部によって取得された前記対応情報に基づいて、前記寿命に関する判断を行う、請求項3に記載の電線評価装置。
【請求項5】
前記電線の変位は、前記電線の組み付け先の通常時における変位である、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電線評価装置。
【請求項6】
前記評価部は、前記変化量として、前記状態間の、前記電線の曲率半径の変化量、および前記電線のねじれ角の変化量を算出する、請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電線評価装置。
【請求項7】
電線評価装置における電線評価方法であって、
撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得するステップと、
取得した前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成するステップと、
作成した前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行うステップとを含む、電線評価方法。
【請求項8】
電線評価装置において用いられる電線評価プログラムであって、
コンピュータを、
撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得する第1取得部と、
前記第1取得部によって取得された前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成する作成部と、
前記作成部によって作成された前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行う評価部、
として機能させるための、電線評価プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、電線評価装置、電線評価方法および電線評価プログラムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車両およびロボットアーム等に組み付けられる電線が開発されている。たとえば、特許文献1(特開2021-44126号公報)には、以下のような車両用ワイヤハーネスが開示されている。すなわち、車両用ワイヤハーネスは、複数のケーブルと、前記複数のケーブルを収容するシースと、前記シースの端部に設けられた樹脂モールド部材とを備え、前記樹脂モールド部材は、前記シースの端部を保持するシース保持部と、前記シースの端部から延出された前記複数のケーブルのそれぞれの一部を保持するケーブル保持部と、取付対象に固定される固定部とを一体に有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-44126号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電線の開発では、組み付け先における電線の状態を想定した試験を繰り返し行う場合があり、この場合、多くの時間およびコストを要する。電線の状態を簡単に評価することにより、電線の開発を効率的に行う技術が望まれている。
【0005】
本開示は、上述の課題を解決するためになされたもので、その目的は、電線の状態を簡単に評価することが可能な電線評価装置、電線評価方法および電線評価プログラムを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の電線評価装置は、撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得する第1取得部と、前記第1取得部によって取得された前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成する作成部と、前記作成部によって作成された前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行う評価部とを備える。
【0007】
本開示の一態様は、このような特徴的な処理部を備える電線評価装置として実現され得るだけでなく、電線評価装置の一部または全部を実現する半導体集積回路として実現され得たり、電線評価装置を含むシステムとして実現され得る。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、電線の状態を簡単に評価することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本開示の実施の形態に係る電線評価システムの構成の一例を示す図である。
図2は、本開示の実施の形態に係る電線評価システムの評価対象である電線の変位を説明するための図である。
図3は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置の構成の一例を示す図である。
図4は、2次元画像を用いて電線の曲率半径を測定する場合における課題を説明するための図である。
図5は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置が所定期間において作成した3次元画像の個数と、曲率変化量との関係を説明するための図である。
図6は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置における曲率半径の測定結果の一例を示す図である。
図7は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置におけるねじれ角の測定結果の一例を示す図である。
図8は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置が保存する対応情報を概念的に示す図である。
図9は、本開示の実施の形態に係る電線評価装置が評価処理を行う際の動作手順を定めたフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
最初に、本開示の実施の形態の内容を列記して説明する。
(1)本開示の実施の形態に係る電線評価装置は、撮像装置によって撮像された電線の撮像画像を取得する第1取得部と、前記第1取得部によって取得された前記撮像画像に基づいて、前記電線の3次元画像を作成する作成部と、前記作成部によって作成された前記3次元画像に基づいて、前記電線に対する負荷を評価する評価処理を行う評価部とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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