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公開番号
2024162322
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-21
出願番号
2023077710
出願日
2023-05-10
発明の名称
回転操作装置
出願人
アルプスアルパイン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G05G
1/10 20060101AFI20241114BHJP(制御;調整)
要約
【課題】回転部材の摺動摩擦を低減しつつ適度な操作感を得られ、耐久性に優れた回転操作装置を提供すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る回転操作装置は、回転摺動面を有するケースと、回転摺動面に対向する対向部を周縁部に有し、操作部材の回転に伴いケースと回転摺動する回転部材と、回転部材の回転を検出する回転検出部と、を備え、回転部材は、操作部材の回転操作時にクリック感を生成するための凸部を周縁部の対向部とは反対側に有し、回転部材の対向部は、回転摺動面と当接する当接部と、当接部と回転摺動における回転方向に並ぶ位置に配置された凹部とを、有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
回転摺動面を有するケースと、
前記回転摺動面に対向する対向部を周縁部に有し、操作部材の回転に伴い前記ケースと回転摺動する回転部材と、
前記回転部材の回転を検出する回転検出部と、
を備え、
前記回転部材は、前記操作部材の回転操作時にクリック感を生成するための凸部を前記周縁部の前記対向部とは反対側に有し、
前記回転部材の前記対向部は、
前記回転摺動面と当接する当接部と、
前記当接部と前記回転摺動面における回転方向に並ぶ位置に配置された凹部とを、有する
ことを特徴とする回転操作装置。
続きを表示(約 660 文字)
【請求項2】
前記回転部材の回転軸に沿った第1方向に見て、前記凸部と前記凹部とが互いに重なる位置に設けられた、請求項1に記載の回転操作装置。
【請求項3】
前記凸部は前記回転方向に複数配置され、前記凹部は前記凸部に対応して間欠的に配置される、請求項2に記載の回転操作装置。
【請求項4】
複数の前記凹部が前記回転方向に等間隔で設けられる、請求項3に記載の回転操作装置。
【請求項5】
前記第1方向に見て、全ての前記凸部のそれぞれと、全ての前記凹部のそれぞれとが互いに重なる位置に設けられた、請求項3に記載の回転操作装置。
【請求項6】
前記第1方向に見て、前記凸部の中央と、前記凹部の中央と、が互いに重なる位置に設けられた、請求項2に記載の回転操作装置。
【請求項7】
前記第1方向に見て、前記凸部の前記回転方向における両端位置と、前記凹部の前記回転方向における両端位置と、が互いに重なる位置に設けられた、請求項2に記載の回転操作装置。
【請求項8】
前記凹部に潤滑剤が充填される、請求項1に記載の回転操作装置。
【請求項9】
前記凹部の前記回転方向における両縁部には曲面部が設けられた、請求項1に記載の回転操作装置。
【請求項10】
前記凹部の前記回転部材の回転軸と直交する方向における外側に壁部が設けられた、請求項1に記載の回転操作装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転操作装置に関するものである。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、シール部材を設けることなく、内部のセンサが被水しないようにすることができる回転操作装置が開示される。この回転操作装置は、上部が開口した環状の空洞部を有するケースと、ケースに対して空洞部を閉塞するように回転可能に設けられた環状の回転軸部材と、空洞部を覆う下部が開口した環状を有し、回転軸部材と係合して設けられ、回転軸部材とともに回転する操作部材と、空洞部内に設けられ、回転軸部材の回転を検出するセンサとを備える。この回転操作装置において、ケースは環状の内周壁部を有し、操作部材は環状の内筒部を有し、回転軸部材は内周壁部の外周面に沿って配置される環状の周壁部が垂下して設けられており、ケースの内周壁部と回転軸部材の周壁部との間の第1の隙間部は、回転軸部材の内周面と操作部材の内筒部との間の第2の隙間部よりも狭い構成となっている。
【0003】
特許文献2には、ハウジングを薄肉化しても反り等の変形が発生しないと共に、クリック機構の磨耗を軽減して長寿命を図ることができるロータリースイッチが開示される。このロータリースイッチは、回転可能な回転体と、この回転体の一部を回転可能に収納する空洞部を有するハウジングと、空洞部内に配設した固定接点と、回転体に取付けられて固定接点に接離可能な可動接点と、ハウジングの空洞部上を遮蔽すると共に回転体を回転操作可能に保持する保持部材とを備える。
【0004】
特許文献3には、操作感が長期間にわたって維持される回転型電気部品が開示される。この回転型電機部品は、回転操作される操作部と、収容部を有し、収容部の周壁面に凹凸部が形成されたハウジング部と、収容部に収容されると共に操作部に接続され、操作部の回転に応じて周壁面に沿って回転するように配置された回転体と、周壁面に向かって付勢する付勢部と、付勢部に付勢されて周壁面に当接するように回転体に配置され、回転体の回転に従って周壁面に沿って移動しつつ回転し、潤滑剤を保持するための凹部が周壁面に対向する対向面に形成された回転駒とを備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
国際公開第2021/193307号
特開2007-149428号公報
国際公開第2022/030078号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
回転操作装置においては、回転部材を回転させる際の摺動面での抵抗(摺動摩擦)を低減することが望まれる。一方、摺動摩擦は低減しても適度な操作感は得たい。また、回転部材を回転させる際、摺動面で摩擦が生じるため、耐久性に優れたものが望まれる。
【0007】
本発明は、回転部材の摺動摩擦を低減しつつ適度な操作感を得られ、耐久性に優れた回転操作装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一態様に係る回転操作装置は、回転摺動面を有するケースと、回転摺動面に対向する対向部を周縁部に有し、操作部材の回転に伴いケースと回転摺動する回転部材と、回転部材の回転を検出する回転検出部と、を備え、回転部材は、操作部材の回転操作時にクリック感を生成するための凸部を周縁部の対向部とは反対側に有し、回転部材の対向部は、回転摺動面と当接する当接部と、当接部と回転摺動面における回転方向に並ぶ位置に配置された凹部とを、有することを特徴とする。
【0009】
このような構成によれば、回転部材における回転摺動面に対向する対向部の当接面に凹部が設けられることで、回転部材と回転摺動面との接触面積が低減する。これにより、回転部材と回転摺動面との摺動摩擦が低減する。
【0010】
上記回転操作装置において、回転部材の回転軸に沿った第1方向に見て、凸部と凹部とが互いに重なる位置に設けられていてもよい。これにより、摺動摩擦を低減させる凹部の背面がクリック感を得る凸部として利用される。また、周縁部の厚さの均一化が向上する。
(【0011】以降は省略されています)
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