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公開番号2024162313
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-21
出願番号2023077691
出願日2023-05-10
発明の名称バッテリーケース
出願人株式会社FTS
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類H01M 50/204 20210101AFI20241114BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】浸水を抑制しつつ、所望のサイズのケースを製造し易いバッテリーケースを提供する。
【解決手段】バッテリーケース10は、ロアケース20と、アッパーケース30と、を備え、ロアケース20とアッパーケース30とが組み付けられた状態で内部にバッテリーが収容される。ロアケース20は、底壁41と、底壁41の端部から立ち上がる第1側壁42及び第2側壁43と、を有する。ロアケース20は、隣り合う第1側壁42及び第2側壁43における合わせ目44の隙間45を塞ぐ被覆部材60と、合わせ目44の隙間45を液密状にシールするシール部材70と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
ロアケースと、アッパーケースと、を備え、前記ロアケースと前記アッパーケースとが組み付けられた状態で内部にバッテリーが収容されるバッテリーケースであって、
前記ロアケース及び前記アッパーケースのうち少なくとも一方のケースは、底壁と、前記底壁の端部から立ち上がる複数の側壁と、を有し、
隣り合う2つの前記側壁における合わせ目の隙間を塞ぐ被覆部材と、
前記合わせ目の隙間を液密状にシールするシール部材と、
を備える、バッテリーケース。
続きを表示(約 490 文字)【請求項2】
前記側壁は、前記底壁の端部から立ち上がる壁部と、前記壁部から前記底壁とは反対側に屈曲するように延出するフランジ部と、を有し、
隣り合う2つの前記フランジ部を連結するフランジパッチを備える、請求項1に記載のバッテリーケース。
【請求項3】
前記被覆部材は、
隣り合う2つの前記壁部にそれぞれ対向する一対の壁部対応部と、
前記フランジパッチに対向するフランジ対応部と、
を有し、
前記シール部材は、前記壁部と前記壁部対応部との間を液密状にシールするとともに、前記フランジパッチと前記フランジ対応部との間を液密状にシールする、請求項2に記載のバッテリーケース。
【請求項4】
前記シール部材は環状であり、前記被覆部材の外縁に沿って配される、請求項3に記載のバッテリーケース。
【請求項5】
前記側壁とは反対側から前記被覆部材を支持し、前記隣り合う2つの前記側壁のそれぞれに溶接によって固着される支持部材を備える、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のバッテリーケース。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、バッテリーケースに関するものである。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、電動車に搭載されるバッテリーケースが開示されている。このようなバッテリーケースは、室外に配置されるため密閉構造となっている。また、バッテリーケースは、絞り形状のトレイとアッパーカバーとが合体することによって構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-19203号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のようなバッテリーケースでは、収容するバッテリーの数等に応じて設計されるサイズが異なる。例えば、バッテリーケースがプレス成型によって製造される場合、バッテリーケースが大型化すると、大型のプレス装置や大型の金型が必要となってしまう。そのため、所望のサイズのケースを製造し易いバッテリーケースの構造が求められている。また、特許文献1のようなバッテリーケースでは、搭載される場所によっては、水などが付着する環境に置かれるため、耐浸水性も求められている。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、浸水を抑制しつつ、所望のサイズのケースを製造し易いバッテリーケースを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明のバッテリーケースは、
ロアケースと、アッパーケースと、を備え、前記ロアケースと前記アッパーケースとが組み付けられた状態で内部にバッテリーが収容されるバッテリーケースであって、
前記ロアケース及び前記アッパーケースのうち少なくとも一方のケースは、底壁と、前記底壁の端部から立ち上がる複数の側壁と、を有し、
隣り合う2つの前記側壁における合わせ目の隙間を塞ぐ被覆部材と、
前記合わせ目の隙間を液密状にシールするシール部材と、
を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1のバッテリーケースを例示する斜視図である。
アッパーケースを除いたバッテリーケースを例示する上方から見た斜視図である。
ロアケースの角部を内側から見た斜視図である。
ロアケースの角部を外側から見た斜視図である。
展開状態の箱体を例示する上方から見た斜視図である。
組立状態の箱体を例示する上方から見た斜視図である。
ロアケースにフランジパッチを組み付けた状態を示す内側から見た斜視図である。
分解状態のシール部材及び被覆部材を示す斜視図である。
シール部材が被覆部材に組み付けられた状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明のバッテリーケースによれば、被覆部材によって隣り合う2つの側壁における合わせ目の隙間が塞がれる構成であるため、プレス成型等の加工によって予め隣り合う2つの側壁が連なった形状とする必要がなく、所望のサイズのケースを製造し易くなる。その上で、シール部材によって、隣り合う2つの側壁における合わせ目の隙間が液密状にシールされる構成であるため、合わせ目の隙間からの浸水を抑制できる。
【0009】
本発明のバッテリーケースにおいて、前記側壁は、前記底壁の端部から立ち上がる壁部と、前記壁部から前記底壁とは反対側に屈曲するように延出するフランジ部と、を有し、隣り合う2つの前記フランジ部を連結するフランジパッチを備えることが好ましい。
フランジパッチによって隣り合う2つのフランジ部が連結される構成であるため、隣り合う2つの側壁が倒れることを抑制できる。
【0010】
本発明のバッテリーケースにおいて、前記被覆部材は、隣り合う2つの前記壁部にそれぞれ対向する一対の壁部対応部と、前記フランジパッチに対向するフランジ対応部と、を有し、前記シール部材は、前記壁部と前記壁部対応部との間を液密状にシールするとともに、前記フランジパッチと前記フランジ対応部との間を液密状にシールすることが好ましい。
シール部材によって、壁部と壁部対応部との間が液密状にシールされる構成であるため、壁部と壁部対応部との間からの浸水を抑制できる。また、シール部材によって、フランジパッチとフランジ対応部との間が液密状にシールされる構成であるため、フランジパッチとフランジ対応部との間からの浸水を抑制できる。
(【0011】以降は省略されています)

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