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公開番号2025024969
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023129382
出願日2023-08-08
発明の名称高圧ガス貯留装置
出願人株式会社FTS,トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人グランダム特許事務所
主分類F17C 13/00 20060101AFI20250214BHJP(ガスまたは液体の貯蔵または分配)
要約【課題】ハーネスの貫通部における気密性を保つ。
【解決手段】高圧ガス貯留装置Aは、高圧ガスを貯留するタンク10と、気密空間35を空けてタンク10を包囲する外殻体20と、外殻体20に形成され、外殻体20の内面側から外面側へ貫通した貫通孔38と、タンク10又は外殻体20に設けられた複数の電気機器40,43~48と、複数の電気機器40,43~48に個別に接続した複数本の電線51を束ねて構成され、貫通孔38に挿通された状態で配索されるハーネス50と、弾性を有し、貫通孔38とハーネス50との隙間における流体の流動を規制するシール部材60とを備えている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
高圧ガスを貯留するタンクと、
気密空間を空けて前記タンクを包囲する外殻体と、
前記外殻体に形成され、前記外殻体の内面側から外面側へ貫通した貫通孔と、
前記タンク又は前記外殻体に設けられた複数の電気機器と、
前記複数の電気機器に個別に接続した複数本の電線を束ねて構成され、前記貫通孔に挿通された状態で配索されるハーネスと、
弾性を有し、前記貫通孔と前記ハーネスとの隙間における流体の流動を規制するシール部材とを備えている高圧ガス貯留装置。
続きを表示(約 570 文字)【請求項2】
前記シール部材は、弾性を有する単一部品からなり、前記複数本の電線を個別に且つ気密状態で貫通させる複数のシール孔を有している請求項1に記載の高圧ガス貯留装置。
【請求項3】
前記シール部材に、前記気密空間に臨む受圧面と、前記受圧面に作用する押圧力によって前記外殻体の内面のうち前記貫通孔を包囲する領域に密着するシール面とが形成されている請求項2に記載の高圧ガス貯留装置。
【請求項4】
前記シール部材は、
互いに離隔して配置された前記複数本の電線に密着したモールド成形体と、
前記モールド成形体の外周面と前記貫通孔の内周面とに対して弾性的に密着したシールリングとを備えて構成されている請求項1に記載の高圧ガス貯留装置。
【請求項5】
前記シール部材が、前記高圧ガスの物性及び前記タンク内から前記気密空間への前記高圧ガスの漏洩モードに応じた位置に配置されている請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の高圧ガス貯留装置。
【請求項6】
前記高圧ガスがアンモニアであり、
前記シール部材が、前記気密空間の全高範囲のうち、前記気密空間の下端から50%以上、且つ80%以下の範囲内に配置されている請求項5に記載の高圧ガス貯留装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、高圧ガス貯留装置に関するものである。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液化ガスを貯留する内槽を、外槽によって包囲した二重殻タンクが開示されている。内槽と外槽との間の空間は、真空空間となっている。この種の装置においては、内槽に、液化ガスの液面高さ、温度、圧力等を電気的に検知するためのセンサが設けられる。また、外槽には、真空空間内の温度や圧力等を電気的に検知するためのセンサが設けられている。これらの電気的な装置に接続されたハーネスは、外槽を貫通して外槽の外部へ導出されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-152260号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
外槽におけるハーネスの貫通部では気密性が求められる。しかし、ハーネスは、円形断面の複数本の電線を束ねたものであるから、ハーネスの外周面は凹凸を有する形状である。そのため、ハーネスの貫通部における気密性を保つことが困難である。
【0005】
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハーネスの貫通部における気密性を保つことを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
高圧ガスを貯留するタンクと、
気密空間を空けて前記タンクを包囲する外殻体と、
前記外殻体に形成され、前記外殻体の内面側から外面側へ貫通した貫通孔と、
前記タンク又は前記外殻体に設けられた複数の電気機器と、
前記複数の電気機器に個別に接続した複数本の電線を束ねて構成され、前記貫通孔に挿通された状態で配索されるハーネスと、
弾性を有し、前記貫通孔と前記ハーネスとの隙間における流体の流動を規制するシール部材とを備えている。
【発明の効果】
【0007】
弾性を有するシール部材によって、貫通孔とハーネスとの隙間における流体の流動を規制したので、外殻体におけるハーネスの貫通部分を気密状に保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施例1の高圧ガス貯留装置の断面図
外殻体におけるハーネスの貫通部分のシール構造をあらわす拡大断面図
シール部材に出ると挿通させた状態をあらわす底面図
実施例2の外殻体におけるハーネスの貫通部分のシール構造をあらわす拡大断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本開示の実施形態の説明]
最初に本開示の実施形態を列記して説明する。下記の複数の形態例を、矛盾を生じない範囲で任意に組み合わせたものも、発明を実施するための形態に含まれる。
【0010】
前記シール部材は、弾性を有する単一部品からなり、前記複数本の電線を個別に且つ気密状態で貫通させる複数のシール孔を有していることが好ましい。この構成によれば、複数本の電線を1本ずつ気密状に貫通させるようにしたので、隣り合う電線間の隙間を塞ぐための構造が不要である。
(【0011】以降は省略されています)

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