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公開番号
2024160852
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076314
出願日
2023-05-02
発明の名称
情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
出願人
キヤノン株式会社
代理人
弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類
G06F
3/12 20060101AFI20241108BHJP(計算;計数)
要約
【課題】本発明は、例えば用紙不足に関する情報を好適に通知し、用紙不足による印刷処理の停止を低減させる仕組みを提供する。
【解決手段】本情報処理装置は、オペレーティングシステムが提供する標準ドライバを介して複数の仕様の異なる印刷装置へ印刷ジョブを投入可能な装置として実現される。本情報処理装置は、受け付けた印刷ジョブを投入する先の印刷装置から記録媒体に関する情報を取得し、印刷ジョブの情報から得られる必要な記録媒体の量と、記録媒体に関する情報から得られる印刷対象の記録媒体の残量とを比較する。また、本情報処理装置は、印刷対象の記録媒体の残量が印刷ジョブを実行するために必要な記録媒体の量よりも少ない場合に、警告画面を出力する。
【選択図】 図4
特許請求の範囲
【請求項1】
オペレーティングシステムが提供する標準ドライバを介して複数の仕様の異なる印刷装置へ印刷ジョブを投入可能な情報処理装置であって、
受け付けた印刷ジョブを投入する先の印刷装置から記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、
前記印刷ジョブの情報から得られる必要な記録媒体の量と、前記記録媒体に関する情報から得られる印刷対象の記録媒体の残量とを比較する比較手段と、
前記印刷対象の記録媒体の残量が前記印刷ジョブを実行するために前記必要な記録媒体の量よりも少ない場合に、警告画面を出力する出力手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
前記必要な記録媒体とは、所定のサイズにカットされた記録媒体であるか、又は、カットされていない記録媒体であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記所定のサイズにカットされた記録媒体である場合において、前記必要な記録媒体の量と前記記録媒体の残量とは、それぞれの枚数で扱われることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記カットされていない記録媒体である場合において、前記必要な記録媒体の量と前記記録媒体の残量とは、それぞれの長さで扱われることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記警告画面には、印刷設定を変更して印刷ジョブを実施する制御オブジェクトと、印刷設定を変更することなく印刷ジョブを実施する制御オブジェクトと、印刷ジョブの実施を中止する制御オブジェクトとの少なくとも1つの制御オブジェクトが選択可能に表示されることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記印刷設定を変更して印刷ジョブを実施する制御オブジェクトには、印刷装置で印刷可能な部数に制限して印刷ジョブを実施する制御オブジェクトと、印刷設定に関わるパラメータを設定可能な設定画面を表示するための制御オブジェクトとの少なくとも1つが含まれることを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記印刷設定に関わるパラメータには、記録媒体の種類、記録媒体のサイズ、記録媒体を供給する給紙口、印刷の向き、両面印刷の設定、及びとじ方向の設定の少なくとも1つのパラメータが含まれることを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記印刷装置と前記情報処理装置との通信形態を判断する判断手段をさらに備え、
前記取得手段は、前記判断手段によって前記印刷装置と前記情報処理装置との通信形態においてベンダが独自に定義する所定の通信プロトコルが使用可能であると判断された場合に、前記印刷装置から記録媒体に関する情報を該所定の通信プロトコルを用いて取得することを特徴とする請求項1乃至7の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記判断手段は、前記標準ドライバがUP Class Driverである、又はIPP Class Driverであり且つ通信インタフェースがUSBであり前記印刷装置の機種固有の識別情報が無い場合には、前記情報処理装置と前記印刷装置との通信において前記所定の通信プロトコルが使用不可能であると判断し、前記標準ドライバが前記IPP Class Driverであり且つ前記通信インタフェースがネットワーク接続を示す場合には、前記所定の通信プロトコルが使用可能であると判断することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記取得手段は、前記記録媒体に関する情報として、前記印刷装置から前記記録媒体の種類とその残量とを取得することを特徴とする請求項8に記載の情報処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、その制御方法、及びプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
印刷装置の制御用ソフトウェアとしてホストコンピュータにインストールされたプリンタドライバを利用し、ホストコンピュータに接続された印刷装置に対して印刷指示を行う構成が知られている。ホストコンピュータには、基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)がインストールされている。プリンタドライバはOSの規定する仕様に従って構成され、OSから呼び出されて動作する。印刷装置を提供するベンダは、OSの仕様に適合するプリンタドライバを提供することにより、ユーザが印刷装置の状態を確認する機能や印刷装置に印刷を指示する機能を提供することができる。プリンタドライバはOSを介して印刷装置の状態に関する情報(以下、「ステータス情報」とも称する。)を取得し、取得した情報に応じた操作画面をホストコンピュータの画面上に表示することにより、上記機能を提供する。
【0003】
近年、Windows(登録商標)において、複数のベンダの提供する印刷装置で共通して利用可能な標準的なクラスドライバ(以下、「標準ドライバ」とも称する。)が提供されている。このような標準ドライバは、OSのパッケージの中に同梱されており、ホストコンピュータに任意の印刷装置を接続することにより容易に利用することができる。よって、印刷装置に適した固有のプリンタドライバを別途インストールする必要が無く、利便性が高い。また、標準ドライバは、接続した印刷装置から取得した情報に基づき生成されたPrintDeviceCapabilities(以下、「PDC」と略記する。)に応じて印刷機能を指定可能に構成される。これにより、標準ドライバを利用するユーザは、1つの標準ドライバを利用しているにも関わらず、接続した印刷装置の能力に応じた印刷機能を指定することができる。
【0004】
標準ドライバには機能拡張用のアプリケーション(以下、「拡張アプリケーション」とも称する。)を関連付けることができる。拡張アプリケーションは、印刷装置を提供するベンダが提供することができる。拡張アプリケーションは標準ドライバが生成したPDCを編集することにより、標準ドライバのみでは実現できない機能(拡張機能)を提供することができる。特許文献1には、拡張アプリケーションにより、スタンプ機能等の機能を拡張する技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2019-74906号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来技術には以下に記載する課題がある。例えば、拡張アプリケーションは、スプールファイルを参照、編集することで、拡張機能を実現することができる。しかし、標準ドライバの機能を拡張する拡張アプリケーションがより良い機能を提供するためには、さらなる工夫を要する。例えば、印刷実行中に用紙が不足すると途中で印刷処理が停止し、ユーザが状況に気づき用紙を補充して印刷を再開するか、印刷を中止しなければならない。
【0007】
本発明は、上述の課題の少なくとも一つに鑑みて成されたものであり、用紙不足に関する情報を好適に通知し、用紙不足による印刷処理の停止を低減させる仕組みを提供する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、例えば、オペレーティングシステムが提供する標準ドライバを介して複数の仕様の異なる印刷装置へ印刷ジョブを投入可能な情報処理装置であって、受け付けた印刷ジョブを投入する先の印刷装置から記録媒体に関する情報を取得する取得手段と、前記印刷ジョブの情報から得られる必要な記録媒体の量と、前記記録媒体に関する情報から得られる印刷対象の記録媒体の残量とを比較する比較手段と、前記印刷対象の記録媒体の残量が前記印刷ジョブを実行するために前記必要な記録媒体の量よりも少ない場合に、警告画面を出力する出力手段とを備えることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、用紙不足に関する情報を好適に通知し、用紙不足による印刷処理の停止を低減させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
一実施形態に係る印刷システムのハードウェア構成を示すブロック図。
一実施形態に係る印刷システムの構成図。
一実施形態に係る画面拡張ユニット205が表示する印刷設定画面の一例を示す図。
一実施形態に係る編集ユニット208の印刷データ生成を示すフローチャート。
一実施形態に係る編集ユニット208のベンダプロトコル使用可否判断処理を示すフローチャート。
一実施形態に係る編集ユニット208が表示する警告画面の一例を示す図。
一実施形態に係る編集ユニット208の印刷データ生成を示すフローチャート。
一実施形態に係る編集ユニット208が表示する警告画面の一例を示す図。
一実施形態に係る編集ユニット208が表示するロール紙セット方法案内画面の一例を示す図。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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