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公開番号
2024160829
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-15
出願番号
2023076238
出願日
2023-05-02
発明の名称
穂首及び筆
出願人
株式会社呉竹
代理人
弁理士法人藤本パートナーズ
主分類
B43K
1/12 20060101AFI20241108BHJP(筆記用または製図用の器具;机上付属具)
要約
【課題】本発明は、穂首全体に均一にインクを供給することができる穂首、及び筆を提供することを課題とする。
【解決手段】結束した繊維体が溶着されることにより形成される穂首基端部を含む穂首、であって、前記穂首基端部は、軸方向に前記穂首基端部を貫通する複数の貫通孔を有し、前記複数の貫通孔は、前記穂首基端部の横断面内に、前記横断面の中心を中心点とする仮想円に沿って配置され、前記複数の貫通孔以外の貫通孔は、前記仮想円に沿って配置された前記複数の貫通孔の径方向内側には配置されておらず、前記複数の貫通孔は、各貫通孔の直径が0.5mm以上1.5mm以下であり、前記複数の貫通孔の数は、5個以上10個以下である、ことを特徴とする穂首。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
結束した繊維体が溶着されることにより形成される穂首基端部を含む穂首、であって、
前記穂首基端部は、軸方向に前記穂首基端部を貫通する複数の貫通孔を有し、
前記複数の貫通孔は、前記穂首基端部の横断面内に、前記横断面の中心を中心点とする仮想円に沿って配置され、
前記複数の貫通孔以外の貫通孔は、前記仮想円に沿って配置された前記複数の貫通孔の径方向内側には配置されておらず、
前記複数の貫通孔は、各貫通孔の直径が0.5mm以上1.5mm以下であり、
前記複数の貫通孔の数は、5個以上10個以下である、ことを特徴とする穂首。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
前記複数の貫通孔は、前記横断面の半径の長さをRとした場合の、前記横断面の中心から前記各貫通孔の中心点までの長さxの割合x/Rが、0.2以上0.85以下である、請求項1記載の穂首。
【請求項3】
請求項1、又は2に記載の穂首と、
前記穂首基端部を保持するホルダーと、
インクを貯留でき、且つ、前記ホルダーと接続される筆軸と、を備える、ことを特徴とする筆。
【請求項4】
前記筆軸は、前記筆軸が外部から加圧されることにより、前記筆軸に貯留されているインクが穂首先端部に供給される、インク供給機構を有する、ことを特徴とする請求項3記載の筆。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、穂首及び筆に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、インクを貯留した筆軸から穂首にインクを供給することができる筆ペンが存在する。インクが供給された穂首は、筆記対象にインクを塗布もしくは筆記することが可能となる。
穂首は、繊維体を集束させた状態で備えるものであるが、繊維体を集束させる方法としては、穂首基端部を溶着させることによって繊維体を一体化する方法が知られている。しかし、この方法を採用することで穂首の製造工程を効率化できる一方で、溶着された部分はインクを流通させることができなくなる。
【0003】
そこで、溶着された穂首基端部の中央に貫通孔を設けることで、穂首にインクを供給する技術が知られている。
例えば、特許文献1には、高粘度の液体を穂首へ供給するための技術が開示されている。具体的には、特許文献1では、穂首基端部が溶着され、該穂首基端部の中央に貫通孔を有する穂首を備えた塗布具が開示されている。
特許文献1の技術によれば、穂首基端部を溶着しても高粘度の液体を継続的に穂首へ供給することができ、穂首内に保持できる液量を十分に確保することができる。そのため、液切れが起こらず、塗布面域あるいは筆記距離の拡大に貢献しうる、とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭63-6080号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1の技術を一般的な粘度のインクに適用すると、穂首全体に均一にインクを供給することができず、その結果、穂首の太さや形状に応じた適切な塗布、筆記が困難になる等、塗布具としての機能が十分に発揮し得ないという問題が存在する。
【0006】
本発明は、穂首全体に均一にインクを供給することができる穂首、及び筆を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る穂首は、
結束した繊維体が溶着されることにより形成される穂首基端部を含む穂首、であって、
前記穂首基端部は、軸方向に前記穂首基端部を貫通する複数の貫通孔を有し、
前記複数の貫通孔は、前記穂首基端部の横断面内に、前記横断面の中心を中心点とする仮想円に沿って配置され、
前記複数の貫通孔以外の貫通孔は、前記仮想円に沿って配置された前記複数の貫通孔の径方向内側には配置されておらず、
前記複数の貫通孔は、各貫通孔の直径が0.5mm以上1.5mm以下であり、
前記複数の貫通孔の数は、5個以上10個以下である。
【0008】
本発明に係る前記穂首では、
前記複数の貫通孔は、前記横断面の半径の長さをRとした場合の、前記横断面の中心から前記各貫通孔の中心点までの長さxの割合x/Rが、0.2以上0.85以下であってもよい。
【0009】
本発明に係る筆は、
前記穂首と、
前記穂首基端部を保持するホルダーと、
インクを貯留でき、且つ、前記ホルダーと接続される筆軸と、を備える。
【0010】
本発明に係る前記筆では、
前記筆軸は、前記筆軸が外部から加圧されることにより、前記筆軸に貯留されているインクが穂首先端部に供給される、インク供給機構を有する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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