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公開番号
2024159530
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2024047658
出願日
2024-03-25
発明の名称
読取システム
出願人
日本圧着端子製造株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06K
7/015 20060101AFI20241031BHJP(計算;計数)
要約
【課題】棚卸し処理や在庫処理に用いられる効率の良い読取システムを提供する。
【解決手段】読取システムにおいて、制御装置6は、第1画像取得処理8において、この第1画像を取得する。操作者は、この第1画像に映し出された複数の読出符号M1~Mnから一つを選択する。たとえば、読出符号M1を選択した場合、読取符号選択処理10は、操作者が選択した読出符号M1を特定する。方向制御処理12は、駆動機構4を制御し、選択した読出符号M1の方向をカメラ2が撮像するように、カメラ2の向きを変化させる。第2画像取得処理14は、読出符号M1の方向を向いたカメラ2の撮像倍率を上げ、読出符号M1を復号するために十分な精度の第2画像を取得する。復号処理16は、第2画像に基づいて読出符号M1を復号する。以上のようにして、読出符号M1が復号される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
駆動機構によって撮像方向を変更できるカメラと、
カメラおよび駆動機構を制御する制御装置と、
を備えた読取システムであって、
前記制御装置は、
読取符号の付された複数の対象物を撮像したカメラから、第1撮像画像を取得し、
取得した第1撮像画像において読取符号が選択されると、前記カメラの撮像方向が当該読取符号の方向となるように前記駆動機構を制御し、
前記読取符号に向いたカメラの撮像倍率を上げて撮像した、第2撮像画像を取得し、
前記第2撮像画像に基づいて、前記読取符号を復号化することを特徴とする読取システム。
続きを表示(約 1,600 文字)
【請求項2】
少なくとも一つのプロセッサと、
当該少なくとも一つのプロセッサによって実行されるように構成された少なくとも一つの制御プログラムを記録するメモリと、
を備えた制御装置であって、
前記少なくとも一つの制御プログラムは、
読取符号の付された複数の対象物を撮像したカメラから、第1撮像画像を取得し、
取得した第1撮像画像において読取符号が選択されると、前記カメラの撮像方向が当該読取符号の方向となるようにカメラの撮像方向を変える駆動機構を制御し、
前記読取符号に向いたカメラの撮像倍率を上げて撮像した、第2撮像画像を取得し、
前記第2撮像画像に基づいて、前記読取符号を復号化するための命令を備える制御装置。
【請求項3】
少なくとも一つのプロセッサによって実行されるように構成された少なくとも一つの制御プログラムであって、
読取符号の付された複数の対象物を撮像したカメラから、第1撮像画像を取得し、
取得した第1撮像画像において読取符号が選択されると、前記カメラの撮像方向が当該読取符号の方向となるようにカメラの撮像方向を変える駆動機構を制御し、
前記読取符号に向いたカメラの撮像倍率を上げて撮像した、第2撮像画像を取得し、
前記第2撮像画像に基づいて、前記読取符号を復号化するための命令を備える制御プログラム。
【請求項4】
請求項1のシステム、請求項2の装置または請求項3のプログラムにおいて、
前記カメラの撮像方向を変える制御は、前記カメラと対象物との距離を計測する計測器による計測距離と、前記選択された読取符号の前記第1撮像画像上における位置とに基づいて行われることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
【請求項5】
請求項1のシステム、請求項2の装置または請求項3のプログラムにおいて、
前記制御装置は、
前記駆動機構によってカメラの撮像方向を変更し、少なくとも2つの方向において、前記カメラと対象物との距離を計測する計測器によって距離を計測し、
当該少なくとも2つの方向における計測距離に基づいて、前記カメラの撮像方向が前記対象物の撮像面の法線に近づくように前記駆動機構を制御するシステム、装置またはプログラム。
【請求項6】
請求項1のシステム、請求項2の装置または請求項3のプログラムにおいて、
前記第1撮像画像における読取符号の選択は、前記第1撮像画像を表示したディスプレイ上において、操作者によってなされることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
【請求項7】
請求項6のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記ディスプレイは、タッチパネルディスプレイであり、
前記タッチパネルディスプレイに表示された読取符号を操作者が操作することで選択することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
【請求項8】
請求項7のシステム、装置またはプログラムにおいて、
前記読取の選択は、前記第1撮像画面を拡大した状態にて行われることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
【請求項9】
請求項1のシステム、請求項2の装置または請求項3のプログラムにおいて、
前記第1撮像画像における読取符号の選択は、制御装置が、前記第1撮像画像中から読取符号を抽出することで行われることを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
【請求項10】
請求項1のシステム、請求項2の装置または請求項3のプログラムにおいて、
前記制御装置は、前記第1撮像画像において、既に復号化した読取符号について、まだ復号化を行っていない読取符号と区別可能なように表示することを特徴とするシステム、装置またはプログラム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、製品・部品に付された符号化コード等を読み取る読取システムに関するものである。
続きを表示(約 1,000 文字)
【背景技術】
【0002】
製品・部品の棚卸しの際などに、製品・部品に付されたバーコートやQRコード(商標)を読み取って復号化し、製品・部品を特定することが行われている。これにより、製品・部品などの棚卸しを効率よく進めることができるが、製品・部品の数が多くなると、作業が繁雑になっていた。
【0003】
これを解決するため、特許文献1には、2つのバーコードを一度に撮像して、同時に復号化するシステムが開示されている。このシステムによれば、処理時間を短縮して、効率よく読取処理を行うことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
米国特許公開2021/312150号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1のような従来技術では、製品・部品などの対象物が多数積まれているような場合には、バーコード読み取り可能な場所まで近づいて読みとりを行い、順次、2つのバーコードを読み取っていくことで処理を行うことになる。このため、処理が煩雑であるという問題があった。
【0006】
また、読み飛ばしや、重複した読取りを生じる可能性もあった。
【0007】
この発明は、上記のいずれかの問題点を解決して、効率の良い読取システムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
この発明の独立して適用可能な特徴を以下に列挙する。
【0009】
(1)(2)(3)この発明に係る読取システムは、駆動機構によって撮像方向を変更できるカメラと、カメラおよび駆動機構を制御する制御装置とを備えた読取システムであって、前記制御装置は、読取符号の付された複数の対象物を撮像したカメラから、第1撮像画像を取得し、取得した第1撮像画像において読取符号が選択されると、前記カメラの撮像方向が当該読取符号の方向となるように前記駆動機構を制御し、前記読取符号に向いたカメラの撮像倍率を上げて撮像した、第2撮像画像を取得し、前記第2撮像画像に基づいて、前記読取符号を復号化することを特徴としている。
【0010】
したがって、読取り符号を順次、正確に読み取ることができる。
(【0011】以降は省略されています)
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