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公開番号
2024151501
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-25
出願番号
2023064879
出願日
2023-04-12
発明の名称
情報処理装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
G06F
9/445 20180101AFI20241018BHJP(計算;計数)
要約
【課題】記憶装置にデータが書き込まれた以降での最初の車両起動時に車両のユーザが不快に感じることを抑制できるようにすること。
【解決手段】車両10はOTAマスタ20を備えている。OTAマスタ20の処理回路21は、車両10の次回の起動時にターゲットECU30の記憶装置33のソフトウェアのアクティベート処理が実行された際には、車両10の発進又は車両10で特定の機能の使用が禁止される禁止期間が発生するか否かを予測する。処理回路21は、車両10の次回の起動時にアクティベート処理が実行された際には上記禁止期間が発生すると予測した場合に、当該禁止期間の時間の長さを車両10のユーザに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両に搭載される情報処理装置であって、
処理回路を備え、
前記処理回路は、
前記車両の次回の起動時に当該車両が備える記憶装置のソフトウェアのアクティベート処理が実行された際には、前記車両の発進又は当該車両で特定の機能の使用が禁止される禁止期間が発生するか否かを予測することと、
前記車両の次回の起動時に前記アクティベート処理が実行された際には前記禁止期間が発生すると予測した場合に、当該禁止期間の時間の長さを前記車両のユーザに通知することと、を実行する
情報処理装置。
続きを表示(約 670 文字)
【請求項2】
前記処理回路は、前記車両の次回の起動時に前記アクティベート処理が実行された際には前記禁止期間が発生すると予測した場合に、前記車両の次回の起動時に前記アクティベート処理を実行させるか、又は、当該アクティベート処理の実行を延期させるかを、前記ユーザに選択させる
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記処理回路は、
前記車両の次回の起動時に前記アクティベート処理が実行された際には前記禁止期間が発生すると予測した場合に、
前記ユーザが前記車両の起動を要求していないことを条件に、前記アクティベート処理を実行させるために前記車両を自動的に起動させることを前記ユーザに提案し、
前記車両を自動的に起動させることを前記ユーザが許可した場合に、前記車両の自動的な起動を指示し、
当該車両が自動的に起動すると、前記アクティベート処理の実行を指示する
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記処理回路は、前記禁止期間の時間の長さを前記車両のユーザに通知することを、前記車両の駆動の停止時、又は前記ユーザが降車する際に実行する
請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記処理回路は、前記禁止期間の時間の長さに関する情報を、前記ユーザが所有する携帯端末に送信することによって、前記禁止期間の時間の長さを前記ユーザに通知する
請求項1~請求項3のうち何れか一項に記載の情報処理装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載される情報処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、車外に設置されたセンター装置から無線通信によって受信した更新用データを、車載の電子制御装置のメモリに書き込むデータ更新装置を開示している。当該データ更新装置は、更新用データが準備できた旨の通知及び当該更新に要する時間の予測値に関する情報をセンター装置から受信した場合、データの更新をユーザが承諾していることを条件に、センター装置から更新用データを受信する。そして、当該データ更新装置は、受信した更新用データを電子制御装置のメモリに書き込ませる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第WO2021/177224号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
電子制御装置では、メモリに更新用データが書き込まれた場合、車両の次回の起動時に当該更新用データのアクティベート処理が実行される。更新用データの種類によっては、アクティベート処理の実行中では、車両を走行させることができなかったり、特定の機能を使用できなかったりする。車両の起動時にアクティベート処理が開始されたために車両を直ぐに発進させることができない場合、車両を直ぐに発進させることができないことに対してユーザが不快に感じるおそれがある。また、車両の起動時にアクティベート処理が開始されたために特定の機能を使用できない期間が設定された場合、当該機能を使用できないことに対してユーザが不快に感じるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決するための情報処理装置は、車両に搭載される装置である。当該情報処理装置は、処理回路を備えている。前記処理回路は、前記車両の次回の起動時に当該車両が備える記憶装置のソフトウェアのアクティベート処理が実行された際には、前記車両の発進又は当該車両で特定の機能の使用が禁止される禁止期間が発生するか否かを予測することと、前記車両の次回の起動時に前記アクティベート処理が実行された際には前記禁止期間が発生すると予測した場合に、当該禁止期間の時間の長さを前記車両のユーザに通知することと、を実行する。
【発明の効果】
【0006】
上記情報処理装置は、記憶装置にデータが書き込まれた以降での最初の車両起動時に車両のユーザが不快に感じることを抑制できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、第1実施形態の情報処理装置を備える車両と、車両のユーザが所有する携帯端末と、車両の外部に設置されたOTAサーバとを示す模式図である。
図2は、第1実施形態の情報処理装置で実行される一連の処理を示すフローチャートである。
図3は、第1実施形態の情報処理装置で実行される一連の処理を示すフローチャートである。
図4は、第2実施形態の情報処理装置で実行される一連の処理の一部を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、情報処理装置の一実施形態を図1~図3に従って説明する。
図1は、OTAサーバ70と、車両10と、車両10のユーザが所有する携帯端末50とを図示している。
【0009】
<OTAサーバ>
OTAサーバ70は、車両10の外部に設置された管理用のサーバである。OTAサーバ70は、予め登録されている複数の車両についてのソフトウェアを管理している。OTAサーバ70は、車外ネットワーク80を介して車両10と各種の情報の送受信を行う。車外ネットワーク80は無線通信である。例えば、OTAサーバ70は、車両10からの要求に応じて、車両10向けの更新用ソフトウェアを車両10に送信する。
【0010】
<車両>
車両10は、通信機11と複数の電子制御装置とを備えている。以降では、電子制御装置を「ECU」と記載する。「ECU」は「Electronic Control Unit」の略記である。複数のECUは、OTAマスタ20と複数のターゲットECU30とを含んでいる。OTAマスタ20が「情報処理装置」に対応する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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