TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2024154307
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-30
出願番号
2023068076
出願日
2023-04-18
発明の名称
記憶装置
出願人
ハギワラソリューションズ株式会社
代理人
個人
主分類
G06F
12/02 20060101AFI20241023BHJP(計算;計数)
要約
【課題】記憶装置が保持する空き容量に関する情報と外部機器である情報処理装置が保持する空き容量に関する情報とを一致させ、情報処理装置が所望する書き込み性能を保証することができる記憶装置を提供する。
【解決手段】不揮発性記憶媒体の空き容量を計算し、その計算した空き容量を保持する空き容量管理部を備えるとともに、所定の外部機器である情報処理装置100と接続され、空き容量管理部に記録された空き容量の情報を外部機器としての情報処理装置100に通知する機能を備えるもので、情報処理装置100に通知する空き容量の情報は、情報処理装置100が要求する書き込み性能を実現可能か否か判別可能な空き容量情報である。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
搭載する記憶媒体の空き容量を計算し、その計算した空き容量を保持する空き容量管理部を備えるとともに、所定の外部機器と接続され、前記空き容量管理部に保持された前記空き容量の情報を前記外部機器に通知する機能を備える、記憶装置。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記外部機器が要求する書き込み性能に関する情報を取得するとともに、前記外部機器に通知する前記空き容量の情報は、前記外部機器が要求する書き込み性能を実現可能か否か判別可能な空き容量情報であることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
【請求項3】
前記外部機器に通知する前記空き容量の情報は、書き込み性能と、前記書き込み性能を実現可能な空き容量情報であることを特徴とする請求項1に記載の記憶装置。
【請求項4】
前記空き容量情報は、前記外部機器が所望する書き込み性能を満たすデータの書き込みを実施可能なデータのサイズであることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の記憶装置。
【請求項5】
前記空き容量情報は、前記外部機器との間で予め設定したデータのサイズを単位とした単位サイズで示されることを特徴とする請求項4に記載の記憶装置。
【請求項6】
前記単位サイズは、変更可能であることを特徴とする、請求項5に記載の記憶装置。
【請求項7】
前記単位サイズは、複数の値から選択可能であることを特徴とする請求項6に記載の記憶装置。
【請求項8】
前記単位サイズは、NANDフラッシュメモリのブロックサイズであることを特徴とする請求項5に記載の記憶装置。
【請求項9】
前記外部機器に対する前記空き容量情報の通知は、前記外部機器からの空き容量の通知要求に応じて行うことを特徴とする請求項2または請求項3に記載の記憶装置。
【請求項10】
前記外部機器に通知する前記空き容量情報は、前記外部機器からの前記空き容量の通知要求を受領した時点における前記記憶媒体の空き容量に基づいた情報であることを特徴とする請求項9に記載の記憶装置。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、NANDフラッシュメモリなどの不揮発性記憶媒体を主たる記憶媒体とし、書き込み性能の保証を必要とする用途で使用される記憶装置に関するものである。
続きを表示(約 2,300 文字)
【背景技術】
【0002】
データを高速に情報処理装置から記憶装置に記録するための技術は、例えば特許文献1および特許文献2等に開示されている。情報処理装置は、記憶装置にデータを書き込むとき、および記憶装置からデータを読み出すときに、記憶装置に対して、アクセス対象のデータを論理ブロックアドレス(Logical Block Address、本明細書においては、以降LBAと表記)と論理ブロック数とで指定する。
【0003】
情報処理装置は、例えば「LBA=0x100から8セクタの書き込み」や「LBA=0x0から256セクタの読み出し」という要求を記憶装置に送信する。このように情報処理装置は、記憶装置に記録されているデータをLBA空間上で管理する。すなわち、情報処理装置は、有効なデータを書き込んでいないLBA空間上の領域を、記憶装置の「空き領域」であると認識するのである。なお、接頭子“0x”はそれを冠した数値が16進数表記であることを示す。
【0004】
一方、記憶装置は、LBAと当該LBAに対応する最新データが記録されている記憶媒体上の位置の対応関係を管理している。記憶装置は、例えば「LBA=0x100の最新データは記憶媒体上のアドレスAに記録されている」、或いは「LBA=0x0の最新データは記憶媒体上のアドレスBに記憶されている」のように、対応関係を管理する。すなわち、記憶装置は、記憶装置に記録されているデータを、LBA空間上ではなく記憶媒体上のアドレスで管理しているのである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2005-190331号公報
特開2016-009280号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上記従来技術においては、情報処理装置が保持する空き容量に関する情報(LBA空間上の管理)と記憶装置が保持する空き容量に関する情報(LBA空間上ではなく記憶媒体上のアドレスで管理)とが必ずしも一致していないため、情報処理装置が記憶装置にデータを書き込む際、情報処理装置が所望する書き込み性能が保証されないという不具合があった。
【0007】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、記憶装置が保持する空き容量に関する情報と外部機器である情報処理装置が保持する空き容量に関する情報とを一致させ、情報処理装置が所望する書き込み性能を保証することができる記憶装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係る記憶装置は、搭載する記憶媒体の空き容量を計算し、その計算した空き容量を保持する空き容量管理部を備えるとともに、所定の外部機器と接続され、空き容量管理部に保持された空き容量の情報を外部機器に通知する機能を備えるものである。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、空き容量の情報を外部機器に通知する機能を備えたので、記憶装置が保持する空き容量に関する情報と外部機器である情報処理装置が保持する空き容量に関する情報とを一致させ、情報処理装置が所望する書き込み性能を保証することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明が解決しようとする課題を説明するための構成図
情報処理装置が記憶装置に記録したデータを管理するために使用するLBA空間の模式図
NANDフラッシュメモリを記憶媒体とする記憶装置内のデータ記録状態を示す模式図
情報処理装置100の内部構成図
記憶装置200の内部構成図
記憶装置200の書き込み性能保証状態に関する状態遷移図
情報処理装置100による、記憶装置200の書き込み性能状態を書き込み性能保証状態252に遷移させる手順を示したフローチャート
記憶装置200における、記憶装置200の書き込み性能状態を書き込み性能非保証状態251に遷移させる手順を示したフローチャート
情報処理装置100における、記憶装置200の空き容量情報を取得して、受領した空き容量情報から空き容量を算出する手順を示したフローチャート
記憶装置200における、空き容量の更新手順を示したフローチャート
情報処理装置100における、ユーザによるデータ記録モードの選択から当該記録モードでの残記録可能時間をユーザに提示するまでの手順を示したフローチャート
情報処理装置100における、ユーザが指定したデータ記録モードが要するビットレートを保証しながら記憶装置200にデータを書き込む処理の手順を示したフローチャート
情報処理装置100における、ユーザが指定したデータ記録モードが要するビットレートを保証しながら記憶装置200にデータを書き込む処理の手順を示したフローチャート
図12aおよび図12bの処理手順を説明するための、データ模式図
第4の実施の形態における、複数の空き容量情報の単位サイズを保持する表の模式図
第11の実施の形態における、情報処理装置100の内部構成図
第11の実施の形態における、記憶装置200の内部構成図
第13の実施の形態における、記憶装置200から情報処理装置100に返送する空き容量情報の模式図
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
情報提示方法
25日前
個人
プログラム
24日前
個人
プログラム
17日前
個人
アカウントマップ
18日前
個人
発想支援方法及びシステム
28日前
個人
市場受発注システム
1か月前
個人
学習装置及び推論装置
17日前
個人
分類処理プログラム及び方法
28日前
個人
案件管理装置および端末装置
4日前
富士通株式会社
金融システム
25日前
株式会社発明屋
電池指向の構造設計
11日前
トヨタ自動車株式会社
管理装置
12日前
富士通株式会社
プロセッサ
10日前
株式会社イズミ
総合代行システム
今日
個人
ダブルオークションシステム
今日
株式会社プレニーズ
仲介システム
18日前
トヨタ自動車株式会社
情報通知方法
1か月前
富士通株式会社
予測
3日前
村田機械株式会社
人員配置システム
28日前
AICRO株式会社
情報処理システム
1か月前
トヨタ自動車株式会社
生成装置
25日前
合同会社IPマネジメント
料金収受システム
3日前
NISSHA株式会社
入力装置
28日前
西日本電信電話株式会社
分析装置
3日前
株式会社半導体エネルギー研究所
検索システム
1か月前
マクセル株式会社
リーダライタ用ホルダ
3日前
トヨタ自動車株式会社
電池性能推定方法
3日前
株式会社アジラ
行動体存在推定システム
10日前
個人
株式投資コンペティションシステム
3日前
トヨタ自動車株式会社
駐車場発電システム
24日前
富士通株式会社
シーン検出
3日前
株式会社知財事業研究所
仮想認証システム
3日前
トヨタ自動車株式会社
文字認識装置
1か月前
個人
クリックベースの反復的AI画像生成ツール
18日前
株式会社野村総合研究所
寄付支援システム
24日前
geeva株式会社
イベント配布物セット
18日前
続きを見る
他の特許を見る