TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2024159144
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-08
出願番号2023074951
出願日2023-04-28
発明の名称受信装置、送信装置、システム及びその制御方法、プログラム及び記憶媒体
出願人キヤノン株式会社
代理人弁理士法人大塚国際特許事務所
主分類H04R 3/00 20060101AFI20241031BHJP(電気通信技術)
要約【課題】 ワイヤレスマイクロフォンシステムにおいて、送信機の入れ替えをスムーズに行えるようにすること。
【解決手段】 受信装置は、無線接続された送信装置に、音声データを送信する第1のモードと、音声データを送信しない第2のモードのいずれかを設定すると共に、無線接続された送信装置から、送信装置の状態を示す情報を取得する。受信装置は、第1の送信装置が無線接続された場合に、第1の送信装置に第1のモードを設定して音声データを受信し、第1の送信装置が無線接続されている状態で第2の送信装置が無線接続された場合に、第2の送信装置に第2のモードを設定する。第1の送信装置および第2の送信装置が無線接続されている状態で、第1の送信装置の状態が予め決められた状態となった場合に、第2の送信装置を第1のモードに設定して音声データを受信し、第1の送信装置を第2のモードに設定する。
【選択図】 図2
特許請求の範囲【請求項1】
複数の送信装置と無線接続が可能な受信装置であって、
無線接続された送信装置に、音声データを送信する第1のモードと、音声データを送信しない第2のモードのいずれかを設定する制御手段と、
前記無線接続された送信装置から、当該送信装置の状態を示す情報を取得する取得手段と、を有し、
前記制御手段は、
第1の送信装置が無線接続された場合に、前記第1の送信装置に前記第1のモードを設定して音声データを受信するように制御し、
前記第1の送信装置が無線接続されている状態で第2の送信装置が無線接続された場合に、前記第2の送信装置に前記第2のモードを設定し、
前記第1の送信装置および第2の送信装置が無線接続されている状態で、前記第1の送信装置の状態が予め決められた状態となった場合に、前記第2の送信装置を前記第1のモードに設定して音声データを受信するように制御すると共に、前記第1の送信装置を前記第2のモードに設定する
ことを特徴とする受信装置。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
前記取得手段は、前記第1の送信装置および第2の送信装置が無線接続されている場合に、前記第1の送信装置から前記状態を示す情報を取得する頻度よりも低い頻度で、前記第2の送信装置から前記状態を示す情報を取得することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項3】
前記状態を示す情報は、電池残量であって、
前記予め決められた状態は、前記電池残量が予め決められた電池残量よりも少ない状態であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項4】
前記状態を示す情報は、使用時間であって、
前記予め決められた状態は、前記使用時間が予め決められた使用時間よりも長い状態であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項5】
前記受信した音声データを出力する出力手段を更に有することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項6】
前記無線接続は、Bluetooth Low Energy (BLE)により行われ、前記受信装置はペリフェラル、またはセントラルに設定可能であることを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項7】
前記制御手段は、前記第1の送信装置を前記第2のモードに設定した後、前記第1の送信装置に動作を停止する指示を出力することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
【請求項8】
受信装置と無線接続が可能な送信装置であって、
無線接続された受信装置からの指示に従って、音声データを送信する第1のモードと、音声データを送信しない第2のモードのいずれかに前記送信装置を設定する設定手段と、
音声を入力する入力手段と、
前記第1のモードが設定されている場合に、前記受信装置に対して前記入力手段により入力された音声の音声データと、前記送信装置の状態を示す情報とを送信し、前記第2のモードが設定されている場合に、前記受信装置に対して前記状態を示す情報を送信するように制御する制御手段と
を有することを特徴とする送信装置。
【請求項9】
前記第2のモードが設定されている状態で前記受信装置から動作を停止する指示を受信した場合に、前記制御手段は、電源をオフにする制御および無線通信を終了する制御の少なくともいずれかを行うことを特徴とする請求項8に記載の送信装置。
【請求項10】
前記制御手段は、前記第2のモードが設定されている場合に、前記第1のモードが設定されているよりも低い頻度で前記状態を示す情報を送信することを特徴とする請求項8に記載の送信装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、受信装置、送信装置、システム及びその制御方法、プログラム及び記憶媒体に関し、特に、複数のワイヤレスマイクロフォンの送信機の入れ替えに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来、ワイヤレスマイクロフォンの送信機を入れ替える際には、入れ替えられる送信機が接続されている状態で、予め入れ替える送信機の音声を無効(ミュート)にして同時に接続させて待機させていた。そして、入れ替え時には、現在使用している送信機の音声を無効(ミュート)としてから取り外し、待機させておいた入れ替える送信機の音声を有効(ミュート解除)にしていた。また、送信機が音声を無効(ミュート)にする機能を有さない場合には、入れ替えられる送信機が接続されている状態で、予め入れ替える送信機を同時に接続させて入れ替えを行っていた。
【0003】
図4は、送信機401,402が送信機が音声を無効(ミュート)にする機能を有さず、電池により駆動されている場合に、送信機401,402の電源をON/OFFして、ワイヤレスマイクロフォンの送信機を入れ替える場合の従来の手順の一例を示す図である。ここでは1つの受信機100に接続された送信機401から、送信機402に入れ替える場合について説明する。
【0004】
図4(a)は、送信機401の電池残量が十分にある場合に、送信機401のみが受信機400とLINKしている状態を示している。受信機400は、受信した送信機401からの音声を、左(以下「L」と表記する。)、右(以下「R」と表記する。)へ振り分けて出力する。
【0005】
図4(b)は、送信機401の電池残量が低下し、送信機402が追加された状態を示している。送信機402の電源がOFFからONにされると、ペアリングが開始され、受信機400とLINKした状態になる。受信機400と追加された送信機402とのLINKが成立すると、送信機402からも音声が送信される。この状態で、受信機100が、送信機401と送信機402からの音声を同時に受信すると、合成した音をL、Rへ振り分けて出力する。
【0006】
図4(c)は、送信機401を取り外す場合を示している。送信機401の電池残量が無くなると、送信機401とのLINKが切れる。これにより、受信機100は、送信機402のみから受信した音声を、L、Rへ振り分けて出力する。
【0007】
また、例えば、特許文献1では、ペアリングされている無線端末装置のうち、超音波を集音した無線端末装置から超音波を集音した旨の応答を受け取るというものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2017-163267号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
図4に示す従来例では、送信機の電源がONされるとペアリングを行い、LINKが成立すると同時に音声通信も行っていた。この動作からわかる様に、送信機を追加したり、取り外すときは、電源をON/OFFすることで行っていた。つまり、送信機401のみを使用していて、送信機401の電池残量が少なくなってきたために送信機402と入れ替える場合は、人手による電源ON/OFF動作を行う必要があった。
【0010】
このように、従来のワイヤレスマイクロフォンの送信機の入れ替え方法では、入れ替えの際に音声が途切れてしまったり、重複したり、電源OFFのノイズが入ったり、音声を無効・有効とする操作音が入ったりしていた。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する
Flag Counter

関連特許

キヤノン株式会社
鏡筒
21日前
キヤノン株式会社
ボトル
21日前
キヤノン株式会社
トナー
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
10日前
キヤノン株式会社
記録装置
今日
キヤノン株式会社
定着装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
24日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
測距装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
電子機器
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
撮像装置
14日前
キヤノン株式会社
現像装置
14日前
キヤノン株式会社
現像装置
14日前
キヤノン株式会社
発光装置
8日前
キヤノン株式会社
記録装置
23日前
キヤノン株式会社
光学装置
8日前
キヤノン株式会社
撮像装置
9日前
キヤノン株式会社
撮像装置
1日前
キヤノン株式会社
記録装置
10日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
キヤノン株式会社
撮像装置
8日前
キヤノン株式会社
電子機器
今日
キヤノン株式会社
発光装置
16日前
キヤノン株式会社
電気機器
21日前
キヤノン株式会社
撮像装置
15日前
続きを見る