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公開番号
2024159048
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074783
出願日
2023-04-28
発明の名称
印刷装置、駆動制御方法、及びコンピュータプログラム
出願人
ブラザー工業株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/015 20060101AFI20241031BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】多種類の駆動波形を時分割多重信号によって短時間で送信可能な印刷装置等を提供する。
【解決手段】本開示の一実施形態に係る印刷装置は、第1駆動波形の一部である第1部分と第2部分との間に、第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成する第1多重化部と、第3駆動波形の一部である第5部分と第6部分との間に、第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成する第2多重化部と、第1同期信号、または第2同期信号を伝送する第1同期信号線と、第3同期信号、または第4同期信号を伝送する第2同期信号線とを備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成する第1多重化部と、
第3駆動波形の一部である第5部分と前記第3駆動波形の一部である第6部分との間に、前記第3駆動波形とは異なる第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と前記第4駆動波形の一部である第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成する第2多重化部と、
前記第1時分割多重信号から前記第1駆動波形を示す第1駆動波形信号を分離する第1同期信号、または前記第1時分割多重信号から前記第2駆動波形を示す第2駆動波形信号を分離する第2同期信号を伝送する第1同期信号線と、
前記第2時分割多重信号から前記第3駆動波形を示す第3駆動波形信号を分離する第3同期信号、または前記第2時分割多重信号から前記第4駆動波形を示す第4駆動波形信号を分離する第4同期信号を伝送する第2同期信号線と
を備える印刷装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記第2同期信号線による伝送の実行または停止を切り替える切り替え部
を備える請求項1に記載の印刷装置。
【請求項3】
複数の時間スロットは、前記第1部分及び前記第5部分が割り当てられる第1時間スロットと、前記第3部分及び前記第7部分が割り当てられる第2時間スロットと、前記第2部分及び前記第6部分が割り当てられる第3時間スロットと、前記第4部分及び前記第8部分が割り当てられる第4時間スロットとを含み、
前記第1同期信号は、前記第1時間スロットにおいて立ち上がるパルスと、前記第3時間スロットにおいて立ち上がるパルスとを含み、
前記第2同期信号は、前記第2時間スロットにおいて立ち上がるパルスと、前記第4時間スロットにおいて立ち上がるパルスとを含み、
前記切り替え部が前記第2同期信号線による伝送を停止した場合、
前記第1同期信号によって前記第3駆動波形を分離し、
前記第2同期信号によって前記第4駆動波形を分離する
分離部
を備える請求項2に記載の印刷装置。
【請求項4】
前記第1駆動波形、前記第2駆動波形、前記第3駆動波形、または前記第4駆動波形を含む駆動波形の種類数は、前記第1同期信号線によって伝送される同期信号の種類数よりも多い
請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項5】
複数の時間スロットのうち前記第5部分が割り当てられる前記時間スロットと隣り合う前記時間スロットにおいて前記第5部分と同一の電圧値が保持される
請求項1に記載の印刷装置。
【請求項6】
前記第1同期信号、前記第2同期信号、前記第3同期信号、及び前記第4同期信号に含まれるパルスが立ち上がる時間幅は、前記時間スロットの時間幅以内であり、
前記第5部分が割り当てられる前記時間スロット及び前記第5部分と同一の電圧値が保持される前記時間スロットに跨って連続して立ち上がるパルスを含む第5同期信号を前記第2同期信号線によって伝送する
請求項5に記載の印刷装置。
【請求項7】
複数の時間スロットのうち前記第5部分が割り当てられる前記時間スロットと隣り合う前記時間スロットにおいて前記第5部分と同一の電圧値が保持される
請求項2に記載の印刷装置。
【請求項8】
前記第1同期信号、前記第2同期信号、前記第3同期信号、及び前記第4同期信号に含まれるパルスが立ち上がる時間幅は、前記時間スロットの時間幅以内であり、
前記切り替え部が前記第2同期信号線による伝送を停止した場合、前記第5部分が割り当てられる前記時間スロット及び前記第5部分と同一の電圧値が保持される前記時間スロットに跨って連続して立ち上がるパルスを含む第5同期信号を前記第1同期信号線によって伝送する
請求項7に記載の印刷装置。
【請求項9】
前記第1同期信号及び前記第2同期信号を生成する第1同期信号生成回路と、
前記第3同期信号及び前記第4同期信号を生成する第2同期信号生成回路と
を備える請求項1または2に記載の印刷装置。
【請求項10】
第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成し、
第3駆動波形の一部である第5部分と前記第3駆動波形の一部である第6部分との間に、前記第3駆動波形とは異なる第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と前記第4駆動波形の一部である第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成し、
前記第1時分割多重信号から前記第1駆動波形を示す第1駆動波形信号を分離する第1同期信号、または前記第1時分割多重信号から前記第2駆動波形を示す第2駆動波形信号を分離する第2同期信号を第1同期信号線によって伝送し、
前記第2時分割多重信号から前記第3駆動波形を示す第3駆動波形信号を分離する第3同期信号、または前記第2時分割多重信号から前記第4駆動波形を示す第4駆動波形信号を分離する第4同期信号を第2同期信号線によって伝送する
駆動制御方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本技術は、印刷装置、駆動制御方法、及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 3,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、複数の駆動波形を、駆動波形を示すデータに基づいて時系列に並べて時分割多重信号を生成する印刷装置が提案されている。例えば、特許文献1に記載の印刷装置は、少なくとも第1駆動波形を示す第1データ及び前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形を示す第2データに基づいて、前記第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられ、前記第1データと前記第2データとを1つの信号線で送信可能な時分割多重信号を生成する多重化部を備える。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022―155438号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載の印刷装置においては、時分割多重信号に含められる駆動波形の種類が増えると、時分割多重信号を送信する一周期あたりの時間が長くなる。
【0005】
本開示は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、多種類の駆動波形を時分割多重信号によって短時間で送信可能な印刷装置等を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る印刷装置は、第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成する第1多重化部と、第3駆動波形の一部である第5部分と前記第3駆動波形の一部である第6部分との間に、前記第3駆動波形とは異なる第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と前記第4駆動波形の一部である第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成する第2多重化部と、前記第1時分割多重信号から前記第1駆動波形を示す第1駆動波形信号を分離する第1同期信号、または前記第1時分割多重信号から前記第2駆動波形を示す第2駆動波形信号を分離する第2同期信号を伝送する第1同期信号線と、前記第2時分割多重信号から前記第3駆動波形を示す第3駆動波形信号を分離する第3同期信号、または前記第2時分割多重信号から前記第4駆動波形を示す第4駆動波形信号を分離する第4同期信号を伝送する第2同期信号線とを備える。
【0007】
本開示の一実施形態に係る駆動制御方法は、第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成し、第3駆動波形の一部である第5部分と前記第3駆動波形の一部である第6部分との間に、前記第3駆動波形とは異なる第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と前記第4駆動波形の一部である第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成し、前記第1時分割多重信号から前記第1駆動波形を示す第1駆動波形信号を分離する第1同期信号、または前記第1時分割多重信号から前記第2駆動波形を示す第2駆動波形信号を分離する第2同期信号を第1同期信号線によって伝送し、前記第2時分割多重信号から前記第3駆動波形を示す第3駆動波形信号を分離する第3同期信号、または前記第2時分割多重信号から前記第4駆動波形を示す第4駆動波形信号を分離する第4同期信号を第2同期信号線によって伝送する。
【0008】
本開示の一実施形態に係るコンピュータプログラムは、第1駆動波形の一部である第1部分と前記第1駆動波形の一部である第2部分との間に、前記第1駆動波形とは異なる第2駆動波形の一部である第3部分があり、前記第3部分と前記第2駆動波形の一部である第4部分との間に前記第2部分があるように並べられた第1時分割多重信号を生成し、第3駆動波形の一部である第5部分と前記第3駆動波形の一部である第6部分との間に、前記第3駆動波形とは異なる第4駆動波形の一部である第7部分があり、前記第7部分と前記第4駆動波形の一部である第8部分との間に前記第6部分があるように並べられた第2時分割多重信号を生成し、前記第1時分割多重信号から前記第1駆動波形を示す第1駆動波形信号を分離する第1同期信号、または前記第1時分割多重信号から前記第2駆動波形を示す第2駆動波形信号を分離する第2同期信号を第1同期信号線によって伝送し、前記第2時分割多重信号から前記第3駆動波形を示す第3駆動波形信号を分離する第3同期信号、または前記第2時分割多重信号から前記第4駆動波形を示す第4駆動波形信号を分離する第4同期信号を第2同期信号線によって伝送する制御を印刷装置に実行させる。
【発明の効果】
【0009】
本開示の一実施形態に係る印刷装置にあっては、多種類の駆動波形を時分割多重信号によって短時間で送信可能な印刷装置等を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
印刷装置を略示する平面図である。
インクジェットヘッドの略示部分拡大断面図である。
制御装置のブロック図である。
メモリに記憶された駆動波形データ及びテーブルを示すブロック図である。
駆動波形A、B、Cと駆動波形データDa、Db、Dcとの関係の一例を説明する説明図である。
駆動波形D、E、Fと駆動波形データDd、De、Dfとの関係の一例を説明する説明図である。
第1マッピング情報テーブル及び第2マッピング情報テーブルの一例を示す説明図である。
第1時系列データ、アナログ信号及び第1時分割多重信号の一例を説明する説明図である。
第2時系列データ、アナログ信号及び第2時分割多重信号の一例を説明する説明図である。
第1時分割多重信号と、同期信号S2a、S2b及びS2cとの関係を説明する説明図である。
第2時分割多重信号と、同期信号S2d、S2e及びS2fとの関係を説明する説明図である。
第naスイッチの開閉によってアクチュエータに入力される駆動波形の模式図である。
第nbスイッチの開閉によってアクチュエータに入力される駆動波形の模式図である。
制御装置による印刷処理を説明するフローチャートである。
制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態2に係るメモリに記憶された駆動波形データ及びテーブルを示すブロック図である。
第3マッピング情報テーブルの一例を示す説明図である。
第1時分割多重信号及び第2時分割多重信号と、同期信号S2a、S2b及びS2cとの関係を説明する説明図である。
実施形態2に係る制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態2に係る制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態2に係る第2マッピング情報テーブルの一例を示す説明図である。
実施形態2に係る第2時分割多重信号と、同期信号S2d′、及びS2eとの関係を説明する説明図である。
実施形態3に係る制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態4に係る第3マッピング情報テーブルの一例を示す説明図である。
実施形態4に係る第1時分割多重信号及び第2時分割多重信号と、同期信号S2a、S2b、S2c、及びS2d′との関係を説明する説明図である。
実施形態4に係る制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態4に係る制御装置による吐出処理を説明するフローチャートである。
実施形態5に係る制御装置のブロック図である。
生成指示信号S3と、同期信号S2a、S2b及びS2cとの関係を説明する説明図である。
生成指示信号S3と、同期信号S2d、S2e及びS2fとの関係を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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