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公開番号
2024158994
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074690
出願日
2023-04-28
発明の名称
吐出器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/34 20060101AFI20241031BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】吐出器のレバー部の始動時操作荷重を軽くすること。
【解決手段】吐出器1は、容器本体W内の内容物が貯留される貯留空間A、及び、貯留空間A内の内容物を吐出する吐出孔Bを備えるポンプ部2と、第1の支点3Aを備え、第1の支点3Aを中心とする上下方向の回動に伴って貯留空間Aを拡縮させる第1のレバー部3と、第2の支点4Aを備え、第2の支点4Aを中心とする上下方向の回動に伴って第1のレバー部3を上下方向に回動させる第2のレバー部4と、を備え、第2のレバー部4を操作する前の状態において、第1のレバー部3の第1の支点3Aから、第2のレバー部4の力点側の端部4bまでの距離D5(第1の距離)は、第1のレバー部3の第1の支点3Aから、第1のレバー部3の力点側の端部3bまでの距離D1(第2の距離)よりも長い。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
容器本体内の内容物が貯留される貯留空間、及び、前記貯留空間内の内容物を吐出する吐出孔を備えるポンプ部と、
第1の支点を備え、前記第1の支点を中心とする上下方向の回動に伴って前記貯留空間を拡縮させる第1のレバー部と、
第2の支点を備え、前記第2の支点を中心とする上下方向の回動に伴って前記第1のレバー部を上下方向に回動させる第2のレバー部と、を備え、
前記第2のレバー部を操作する前の状態において、
前記第1のレバー部の前記第1の支点から、前記第2のレバー部の力点側の端部までの第1の距離は、前記第1のレバー部の前記第1の支点から、前記第1のレバー部の力点側の端部までの第2の距離よりも長い、
吐出器。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記第2のレバー部を操作して前記貯留空間を収縮させる間、前記第2のレバー部の作用点は、前記第1のレバー部との当接状態を維持しながら、前記第2のレバー部を操作する前の状態よりも、前記第1の支点から離れていく、
請求項1に記載の吐出器。
【請求項3】
前記第1のレバー部及び前記第2のレバー部は、径方向のうち前記吐出孔が配置される前後方向に延び、
前記第2の支点は、前記第1の支点よりも上方、且つ、前記前後方向において前記第1のレバー部の力点側の端部よりも前記第1の支点側に配置されている、
請求項1または2に記載の吐出器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出器に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるように、容器本体内の内容物が貯留される貯留空間を有するとともに、上下方向に延びるシリンダと、貯留空間からの内容物を吐出する吐出孔が形成された吐出ヘッドと、シリンダ内に上下摺動可能に嵌合されるとともに、貯留空間の下端開口を閉塞し、かつ上下方向に貫いて容器本体内に連通する供給孔が形成されたピストンと、ピストンを下方付勢状態で上方移動可能に支持する付勢部材と、供給孔を閉塞し、貯留空間内の負圧時に供給孔を開く下部弁体と、シリンダ内において貯留空間の外側に位置する部分に差し込まれ、ピストンの被係合部を押し上げる操作レバーと、を備え、操作レバーは、被係合部に被係合部の下方から当接する押上部を有する差込部と、差込部に連結されるとともに、シリンダ内から突出したレバー部と、を備え、操作レバーは、回転軸回りに回転可能に設けられ、操作レバーの回転軸回りの回転移動に伴い、押上部および被係合部が互いに当接した状態で、ピストンが上下動する吐出器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-24586号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、前記従来の吐出器では、レバー部の押し始めに、ピストンの静止摩擦力(最大摩擦力)が作用するため、レバー部の始動時操作荷重を軽くすることについて改善の余地があった。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、吐出器のレバー部の始動時操作荷重を軽くすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る吐出器は、容器本体内の内容物が貯留される貯留空間、及び、前記貯留空間内の内容物を吐出する吐出孔を備えるポンプ部と、第1の支点を備え、前記第1の支点を中心とする上下方向の回動に伴って前記貯留空間を拡縮させる第1のレバー部と、第2の支点を備え、前記第2の支点を中心とする上下方向の回動に伴って前記第1のレバー部を上下方向に回動させる第2のレバー部と、を備え、前記第2のレバー部を操作する前の状態において、前記第1のレバー部の前記第1の支点から、前記第2のレバー部の力点側の端部までの第1の距離は、前記第1のレバー部の前記第1の支点から、前記第1のレバー部の力点側の端部までの第2の距離よりも長い。
【0007】
本発明に係る吐出器によれば、第2のレバー部に指をかけ、第2の支点を中心に第2のレバー部を上下方向に回動させると、第1のレバー部が第1の支点を中心に上下方向に回動し、ポンプ部の貯留空間を拡縮させる。ポンプ部の貯留空間が収縮すると、貯留空間内が正圧になり、貯留空間内の内容物が吐出される。一方、ポンプ部の貯留空間が拡張すると、貯留空間内が負圧になり、容器本体内の内容物が貯留空間内に供給される。
第2のレバー部を操作する前の状態において、第1のレバー部の第1の支点から、第2のレバー部の力点側の端部までの第1の距離は、第1のレバー部記第1の支点から、第1のレバー部の力点側の端部までの第2の距離よりも長い。このため、第2のレバー部の力点側の端部を操作したときの方が、第1のレバー部の力点側の端部を操作したときよりも、第1のレバー部を回転させるトルクが大きくなる。このように、第1のレバー部にて軽減した力点の操作荷重を、さらに第2のレバー部にて軽減することにより、ピストンの静摩擦力にて最も摩擦力が増える際の始動時操作荷重を軽減できる。
【0008】
(2)前記第2のレバー部を操作して前記貯留空間を収縮させる間、前記第2のレバー部の作用点は、前記第1のレバー部との当接状態を維持しながら、前記第2のレバー部を操作する前の状態よりも、前記第1の支点から離れていってもよい。
【0009】
この場合には、第2のレバー部の作用点が、第1のレバー部に沿って第1の支点から離れていくため、レバー部の操作荷重が徐々に増えていく。つまり、レバー部の操作始めが最も操作荷重が軽くなる。
【0010】
(3)前記第1のレバー部及び前記第2のレバー部は、径方向のうち前記吐出孔が配置される前後方向に延び、前記第2の支点は、前記第1の支点よりも上方、且つ、前記前後方向において前記第1のレバー部の力点側の端部よりも前記第1の支点側に配置されていてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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