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公開番号
2024158790
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-08
出願番号
2023074314
出願日
2023-04-28
発明の名称
異種管接合継手
出願人
積水化学工業株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
F16L
19/025 20060101AFI20241031BHJP(機械要素または単位;機械または装置の効果的機能を生じ維持するための一般的手段)
要約
【課題】施工時において、金属継手部と樹脂継手部との分離を抑制するとともに、金属継手部と樹脂継手部との接続部の耐久性を高めた異種管接合継手を提供する。
【解決手段】異種管接合継手1は、金属接続部11、及び金属接続部11に対して、金属接続部11の軸線方向の第1側D1に位置をずらして同軸に連なる筒状部13を有する金属継手部10と、端部が筒状部13内に配置された樹脂接続部21、及び端部から径方向外側に向かって突出する鍔部22を有する樹脂継手部20と、を備え、筒状部13の内周面には、周方向に延びる周溝13cが設けられ、周溝13cには、鍔部22の径方向外側が嵌合する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
金属接続部、及び前記金属接続部に対して、前記金属接続部の軸線方向の第1側に位置をずらして同軸に連なる筒状部を有する金属継手部と、
端部が前記筒状部内に配置された樹脂接続部、及び前記端部から径方向外側に向かって突出する鍔部を有する樹脂継手部と、
を備え、
前記筒状部の内周面には、周方向に延びる周溝が設けられ、
前記周溝には、前記鍔部の径方向外側が嵌合する、異種管接合継手。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記金属継手部と前記樹脂継手部との間隙を封止する封止部材をさらに備える、請求項1に記載の異種管接合継手。
【請求項3】
前記筒状部は、前記周溝を形成するとともに径方向内側を向く第1周面と、前記周溝を形成するとともに前記第1側を向く第1端面と、を備え、
前記鍔部は、径方向外側を向く第2周面と、軸方向の第2側を向く第2端面と、を備え、
前記封止部材は、前記第1周面と前記第2周面との間、および、前記第1端面と前記第2端面との間、のうちの少なくとも一方に配置されている、請求項2に記載の異種管接合継手。
【請求項4】
前記樹脂接続部と前記筒状部との間の前記軸線上に配置され、前記筒状部と嵌め合うとともに、前記鍔部に対して前記軸線方向の前記第1側から接触する袋ナットをさらに備える、請求項1から3のいずれか一項に記載の異種管接合継手。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、異種管接合継手に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、金属管と樹脂管とを接続するために、異種管接合継手が用いられている。異種管接合継手は、金属管に接続される金属接続部を有する金属継手部と、樹脂管に接続される樹脂接続部を有する樹脂継手部と、を備えている。
【0003】
特許文献1には、変換継手に関し、特にたとえば、金属製の部品と合成樹脂製の部品とを接続するために用いられる、変換継手が開示されている。
特許文献2には、合成樹脂管部材(ポリエチレン樹脂管等)と金属管部材(金属ネジ接合部等)という異種の管部材を相対回転可能に接合する異種管接合継手が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特許第5986861号公報
特許第4860655号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1の変換継手では、金属継手部と樹脂継手部との相対的な回転が規制されており、異種管接合継手に送水口などの鋼管を締めこむ際に、金属継手部と共に樹脂継手部が回転する。そのため、樹脂継手部と樹脂管との融着部がねじ切れることで、異種管接合継手の耐久性が低下する虞がある。これに対して、特許文献2に記載の変換継手では、金属継手部と樹脂継手部とが相対回転可能であるため、金属継手部が回転するときに、樹脂継手部は金属継手部の回転に連係しない。よって、前述の融着部がねじ切れ難くなる。
ただし、特許文献2には、金属継手部及び樹脂継手部を互いに接続する袋ナットと、金属接続部が有する筒状部内に、樹脂継手部の樹脂接続部に設けられた鍔部が配置されている異種管接合継手が記載されている。このような異種管接合継手は、公知の工具を用いて、金属接続部に金属管を接続し、樹脂接続部に樹脂管を接続する等により施工される。そのため、施工する際に工具が袋ナットに接触すると、筒状部から袋ナットが外れ、金属継手部と樹脂継手部とが分離する虞がある。
【0006】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、施工時において、金属継手部と樹脂継手部との分離を抑制するとともに、金属継手部と樹脂継手部との接続部の耐久性を高めた異種管接合継手を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明の態様1は、金属接続部、及び前記金属接続部に対して、前記金属接続部の軸線方向の第1側に位置をずらして同軸に連なる筒状部を有する金属継手部と、端部が前記筒状部内に配置された樹脂接続部、及び前記端部から径方向外側に向かって突出する鍔部を有する樹脂継手部と、を備え、前記筒状部の内周面には、周方向に延びる周溝が設けられ、前記周溝には、前記鍔部の径方向外側が嵌合する、異種管接合継手である。
【0008】
この発明では、金属継手部が有する筒状部内に、樹脂継手部の樹脂接続部の端部に設けられた鍔部が配置されている。そして、筒状部の内周面には、周方向に延びる周溝が設けられ、周溝には、鍔部の径方向外側が嵌合する。これにより、樹脂継手部の金属継手部に対する周方向の回転を許容しつつ、樹脂継手部の金属継手部に対する軸線方向の第1側への離脱が規制される。すなわち、単に鍔部が周溝に嵌合されているだけなので、周方向への回転は許容される。一方、鍔部が周溝に対して第1側に移動しようとした場合には、鍔部が樹脂継手部の内周面に引っ掛かり規制される。よって、施工時において、金属継手部と樹脂継手部との分離を抑制するとともに、金属継手部と樹脂継手部との接続部の耐久性を高めることができる。
【0009】
(2)本発明の態様2は、前記金属継手部と前記樹脂継手部との間隙を封止する封止部材をさらに備える、(1)に記載の異種管接合継手であってもよい。
【0010】
本発明の異種管接合継手では、金属継手部と樹脂継手部との間隙を封止する封止部材を備える。これにより、金属継手部と樹脂継手部との接続部からの漏水を防止することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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