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公開番号
2024157119
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-07
出願番号
2023071260
出願日
2023-04-25
発明の名称
レンズ装置及び撮像装置
出願人
キヤノン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
G02B
7/02 20210101AFI20241030BHJP(光学)
要約
【課題】簡易な操作で合焦範囲を変更可能なレンズ装置を提供すること。
【解決手段】レンズ装置は、移動することで合焦範囲を拡大又は縮小させることが可能な光学部材を備える光学系と、光学部材の移動方向と合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定する判定部と、判定部の判定結果を用いて光学部材の移動に関する情報を設定する設定部とを有する。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
移動することで合焦範囲を拡大又は縮小させることが可能な光学部材を備える光学系と、
前記光学部材の移動方向と前記合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を用いて前記光学部材の移動に関する情報を設定する設定部とを有することを特徴とするレンズ装置。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
第1の操作に応じて前記合焦範囲を拡大し、第2の操作に応じて前記合焦範囲を縮小する操作部に対する操作に関する情報を取得する取得部を更に有し、
前記設定部は、前記判定部の判定結果を用いて、前記操作部に対して前記第1の操作が行われた場合の前記光学部材の移動方向が前記合焦範囲を拡大させる方向となるように設定すると共に、前記操作部に対して前記第2の操作が行われた場合に前記光学部材の移動方向が前記合焦範囲を縮小させる方向となるように設定することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項3】
前記合焦範囲の拡大又は縮小を選択するための選択部に対する操作に関する情報、及び操作に応じて前記合焦範囲を変更する操作部に対する操作に関する情報を取得する取得部を更に有し、
前記設定部は、前記選択部により前記合焦範囲の拡大が選択されると、前記操作部に対して操作が行われた場合の前記光学部材の移動方向が前記合焦範囲を拡大させる方向となるように設定し、前記選択部により前記合焦範囲の縮小が選択されると、前記操作部に対して操作が行われた場合の前記光学部材の移動方向が前記合焦範囲を縮小させる方向となるように設定することを特徴とする請求項1に記載のレンズ装置。
【請求項4】
前記光学系により形成された被写体像の焦点検出を行う焦点検出部を更に有し、
前記判定部は、前記焦点検出部による焦点検出の結果に基づいて、前記光学部材の移動方向と前記合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
【請求項5】
被写体までの距離情報に基づいて撮影範囲におけるピントずれ量を検出するずれ検出部を更に有し、
前記判定部は、前記ずれ検出部により検出された前記ピントずれ量に基づいて、前記光学部材の移動方向と前記合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
【請求項6】
前記合焦範囲は、ピント面の回転に応じて変化し、
前記ピント面の回転の軸は、あらかじめ決定されていることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
【請求項7】
前記光学部材は、移動することで撮像素子の撮像面に対してピント面を傾ける光学部材を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか一項に記載のレンズ装置。
【請求項8】
移動することで合焦範囲を拡大又は縮小させることが可能な光学部材の移動方向と前記合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定する判定部と、
前記判定部の判定結果を用いて前記光学部材の移動に関する情報を設定する設定部とを有することを特徴とする撮像装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、レンズ装置及び撮像装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ピントの合う範囲を調整するティルト撮影や、撮影画角を変更したり歪みを矯正したりするシフト撮影を可能にするレンズ鏡筒が提案されている。ティルト撮影では、撮像光学系の光軸に直交する平面から傾いた物体面に対して全面的に良好にピントを合わせるようにピント面を傾けること、又は部分的にピントを合わせるようにピント面を傾けることも可能である。特許文献1には、部分的にピントを合わせた場合に合焦範囲を容易に視認できるように、合焦範囲を画像に重畳して表示する撮像装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-7993号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1の構成では、ピント面を傾けた後に合焦範囲を拡大又は縮小して絵作りを行う場合、現在のピント面の傾きを変化させることで合焦範囲を変更する必要がある。しかしながら、合焦範囲を変化させるために撮像光学系をどのように移動させるかは直感的に分かりづらく、一度、光学系を移動させ、合焦範囲の変化を確認した上で所望の合焦範囲に変化させる必要がある。
【0005】
本発明は、簡易な操作で合焦範囲を変更可能なレンズ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面としてのレンズ装置は、移動することで合焦範囲を拡大又は縮小させることが可能な光学部材を備える光学系と、光学部材の移動方向と合焦範囲の拡大縮小の関係とを判定する判定部と、判定部の判定結果を用いて光学部材の移動に関する情報を設定する設定部とを有することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、簡易な操作で合焦範囲を変更可能なレンズ装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
第1の実施形態のカメラシステムの構成図である。
カメラシステムの電気的構成図である。
シャインプルーフの原理の説明図である。
第1の実施形態のあおり撮影時の表示部に表示される画像の一例を示す図である。
第1の実施形態の表示部に表示される合焦範囲表示が行なわれた画像の一例を示す図である。
第1の実施形態の合焦範囲選択手段が表示された画像の一例を示す図である。
第1の実施形態の合焦範囲選択手段をユーザーが選択している様子を示す図である。
第1の実施形態の合焦範囲変更手段が表示された画像の一例を示す図である。
第1の実施形態の合焦範囲変更手段をユーザーが操作している様子を示す図である。
第2の実施形態のTS指示部の機能が割り当てられた操作環の模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら詳細に説明する。各図において、同一の部材については同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態のカメラシステム000の構成図である。カメラシステム000は、レンズ鏡筒(レンズ装置)001及びカメラ本体(撮像装置)002を有する。レンズ鏡筒001は、マウント005とカメラ本体002の不図示のマウントを介してカメラ本体002に装着される。なお、レンズ鏡筒001は、本実施形態ではカメラ本体002に着脱可能に構成されているが、カメラ本体002と一体的に構成されてもよい。
【0010】
カメラ本体002は、ファインダー016、撮像部1106、表示部1108、及びカメラ側CPU1100を備える。ファインダー016は、覗き込むことで撮影画像の確認や視線入力を可能とする。表示部1108は、液晶や有機EL技術によるディスプレイであり、撮影画像を表示したり、カメラシステム000の各種設定を変更したりするために使用される。カメラ側CPU1100が不図示のシャッタを制御することで、任意の時間だけ撮像部1106に設けられた撮像素子に露光し、撮影することができる。
(【0011】以降は省略されています)
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