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公開番号2024156631
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024069910
出願日2024-04-23
発明の名称歩行訓練装置
出願人ロイ トー フー チュイ クー フェン ユー シェン コン スー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類A61H 1/02 20060101AFI20241029BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】歩行リハビリテーションを行う際の立ち上がりをサポートできる歩行訓練装置を提供する。
【解決手段】台座手段2とサポータ手段3とを備え、台座手段2は上下に延伸する縦柱構造22の上端にある第1の枢支ジョイントと第1の枢支ジョイントの後方側にある第2の枢支ジョイントを有する装着台222を有し、サポータ手段3は揺動可能に第1の枢支ジョイントに枢支されると共に、上端部に第3の枢支ジョイントを有する揺動リンケージ31と、揺動可能に縦柱構造22の第2の枢支ジョイントと第3の枢支ジョイントとの間に枢支されると共に、揺動フレーム301の台座手段に対する揺動を伸縮運動で駆動する駆動部材303と、を有する。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
台座手段とサポータ手段とを備えた歩行訓練装置であって、
前記台座手段は、使用者が歩行可能な歩行スペースを囲むと共に、地面に対して移動可能に構成される台座部と、前記台座部から上方へ延伸する縦柱構造とを有し、前記縦柱構造は、前記台座部に接続される下端部から前記台座部の上方にある上端部まで上下方向に沿って延伸する固定柱と、前記固定柱の前記上端部に固定され、且つ、第1の枢支ジョイント及び前記第1の枢支ジョイントの隣にある第2の枢支ジョイントを有する装着台と、を有するように構成されており、
前記サポータ手段は前記使用者の体を保持しながら揺動可能に前記縦柱構造に枢支されるものであり、且つ、揺動可能に前記縦柱構造の前記第1の枢支ジョイントに枢支される揺動フレームと、揺動可能に前記縦柱構造の前記第2の枢支ジョイントに枢支されると共に、前記揺動フレームの前記台座手段に対する揺動を駆動する駆動部材と、を有するように構成されており、
前記サポータ手段の前記揺動フレームは、揺動可能に前記第1の枢支ジョイントに枢支される揺動リンケージと、前記歩行スペースの上方に位置するように前記揺動リンケージに配置される上部保持台と、を有するように構成されており、
前記サポータ手段の前記揺動リンケージは第3の枢支ジョイントを有し、
前記駆動部材は前記第2の枢支ジョイント及び前記第3の枢支ジョイントに枢支される、歩行訓練装置。
続きを表示(約 1,300 文字)【請求項2】
前記装着台は、前記上下方向に沿って延伸するように前記固定柱の前記上端部に固定され、且つ、上部に前記第1の枢支ジョイントが配置される縦延伸部と、前記縦延伸部から前記歩行スペース側へ突起するように延伸し、且つ、延伸する先端部に前記第2の枢支ジョイントが配置される突起部と、を有するように縦断面が略Y字形に形成されている、請求項1に記載の歩行訓練装置。
【請求項3】
前記揺動リンケージは、前記第1の枢支ジョイントに枢支されると共に、前記上下方向に沿って延伸する揺動柱と、前記揺動柱に固定されると共に、前記上下方向に直交する前後方向に沿って延伸する固定アームと、を有し、前記固定アームには前記第3の枢支ジョイントが配置される、請求項2に記載の歩行訓練装置。
【請求項4】
前記第3の枢支ジョイント及び前記第2の枢支ジョイントを通過する線をベースラインとし、前記揺動リンケージにおける前記揺動柱の延伸方向をセンターラインとすると、
前記揺動柱の延伸方向が前記第1の枢支ジョイントの枢支で前記上下方向に一致する際、前記センターラインと前記ベースラインとは、3~15度の角度を成す、請求項3に記載の歩行訓練装置。
【請求項5】
前記揺動リンケージは外管部と、前記外管部に対して伸縮可能な内管部と、を有し、前記上部保持台は前記内管部の伸縮に応じて前記上下方向における位置を変更できる、請求項1に記載の歩行訓練装置。
【請求項6】
前記上部保持台は、前記上下方向に直交する左右方向に沿って延伸し、且つ、前記揺動リンケージに固定される接続ロッドと、前記接続ロッドの左右両端に配置されると共に、使用者の体の保持に用いられる2つの保持リンケージと、を有し、各前記保持リンケージは前記上下方向及び前記左右方向に直交する前後方向に沿って延伸するアーム本体と、前記アーム本体から延伸する手すりロッドと、を有する、請求項1に記載の歩行訓練装置。
【請求項7】
各前記保持リンケージは、前記アーム本体を包むように配置される緩衝部材を更に有する、請求項6に記載の歩行訓練装置。
【請求項8】
前記上部保持台は、各前記保持リンケージの間に接続される安全ベルトを更に有する、請求項6に記載の歩行訓練装置。
【請求項9】
前記上部保持台は、前記上下方向に直交する左右方向に沿って延伸し、且つ、前記揺動リンケージに固定される接続ロッドと、前記接続ロッドの前記左右方向における両端に配置されると共に、使用者の体の保持に用いられる2つの保持リンケージと、を有し、
前記サポータ手段は、各前記保持リンケージから吊り下げて使用者の体の保持に用いられる座席部を有する、請求項1に記載の歩行訓練装置。
【請求項10】
各前記手すりロッドは、いずれも前記前後方向に沿って移動可能に対応する前記アーム本体に配置される手すり部材と、前記手すり部材及び前記対応するアーム本体に取り付けられて押し動かされて操作可能な手すりクイックリリースクリップと、を有する、請求項6に記載の歩行訓練装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明はリハビリテーションをサポートする歩行訓練装置に関する。
続きを表示(約 2,500 文字)【背景技術】
【0002】
脊髄損傷や脳性麻酔の患者は、筋肉の協調運動や感覚伝達に困難を抱えていることが多く、その結果、姿勢の安定性が低下し、四肢の動きの制御がうまくいかなくなる。そのため、脚の神経や筋肉を刺激し、体幹の安定性を向上させ、動的な重心移動を練習することで、患者が本来持っている歩行能力を回復させるためには、反復性の高いトレーニングが必要となる。
【0003】
このため、例えば図1に示される引用文献1のリハビリテーションサポート装置は、移動用のキャスター部材12が取り付けられる台座11と、台座11から上方へ延伸する中央柱13と、中央柱13の上端に配置される2本の保持棒14と、2本の保持棒14からそれぞれ吊り下げるように取り付けられるサポータ15と、を有するように構成される構成により、サポータ15を装着した使用者の体重をサポータ15で保持することで、使用者は体重の負荷が一部軽減された部分荷重状態や、全部が軽減された完全免荷状態で歩行練習することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
台湾実用新案公告第485817U号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記従来のリハビリテーションサポート装置を利用するに際して、使用者は立った状態でサポータを装着しなければならず、しかし、リハビリテーションを必要とする使用者は自力で立つことが困難な場合が多く他人による介助がないと利用できない問題点があるので、改善の余地が残されている。
【0006】
したがって、本発明は歩行リハビリテーションを行う際の立ち上がりをサポートできる歩行訓練装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成すべく、本発明は台座手段とサポータ手段とを備えた歩行訓練装置であって、前記台座手段は、使用者が歩行可能な歩行スペースを囲むと共に、地面に移動可能に構成される台座部と、前記台座部から上方へ延伸する縦柱構造とを有し、前記縦柱構造は、前記台座部に接続される下端部から前記台座部の上方にある上端部まで上下方向に沿って延伸する固定柱と、前記固定柱の前記上端部に固定され、且つ、第1の枢支ジョイント及び前記第1の枢支ジョイントの隣にある第2の枢支ジョイントを有する装着台と、を有するように構成されており、前記サポータ手段は前記使用者の体を保持しながら揺動可能に前記縦柱構造に枢支されるものであり、且つ、揺動可能に前記縦柱構造の前記第1の枢支ジョイントに枢支される揺動フレームと、揺動可能に前記縦柱構造の前記第2の枢支ジョイントに枢支されると共に、前記揺動フレームの前記台座手段に対する揺動を駆動する駆動部材と、を有するように構成されており、前記サポータ手段の前記揺動フレームは、揺動可能に前記第1の枢支ジョイントに枢支される揺動リンケージと、前記歩行スペースの上方に位置するように前記揺動リンケージに配置される上部保持台と、を有するように構成されており、前記サポータ手段の前記揺動リンケージは第3の枢支ジョイントを有し、前記駆動部材は前記第2の枢支ジョイント及び前記第3の枢支ジョイントに枢支される、歩行訓練装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
上記構成により、本発明の歩行訓練装置は駆動部材が縦柱構造の第2の枢支ジョイント及び揺動リンケージの第3の枢支ジョイントに枢支されるので、駆動部材を利用して揺動フレームの台座手段に対する回転運動を駆動する際、揺動リンケージは比較的に大きく揺動できるようになるため、使用者の上半身を前に傾かせて立ち上がりをサポートできるようになり、したがって足腰の弱い使用者でも介助者がいない状態で自身で立ち上がって本発明の歩行訓練装置を利用して歩行のリハビリテーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
特許文献1に記載される歩行訓練装置の構成が示される斜視図である。
本発明の歩行訓練装置の第1の実施例の構成が示される分解斜視図である。
同第1の実施例から座席部が省略された前面図である。
同第1の実施例の上面図である。
同第1の実施例におけるサポータ手段が台座手段に対して直立する初期状態の様子が示される側面図である。
図5に類似し、サポータ手段が有する揺動リンケージが伸びる様子が示される説明図である。
図5の一部拡大図である。
サポータ手段の台座手段に対する相対揺動が示される様子が示される説明図である。
図5に類似し、サポータ手段が台座手段に対する揺動で歩行スペース側へ入り込んだ傾き状態の様子が示される側面図である。
使用者が同第1の実施例を利用する様子が示される説明図である。
本発明の歩行訓練装置の第2の実施例が有する手すりロッドの位置が調整可能な様子が示される説明図である。
同第2の実施例が有する衝撃吸収パッドの位置が調整可能な様子が示される説明図である。
同第2の実施例が有するレッグサポータの位置が調整可能な様子が示される説明図である。
同第2の実施例における台座部が有する左台座アームと右台座アームの位置が調整可能な様子が示される上面説明図である。
同第2の実施例における台座部が有する左台座アームと右台座アームの位置が調整可能な様子が示される前面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下は図面を参照して本発明の歩行訓練装置の各実施形態について詳しく説明する。
図2~図4に本発明の歩行訓練装置の第1の実施例が示されており、図示のように、この第1の実施例の歩行訓練装置は、台座手段2とサポータ手段3と電力供給ユニット4とを備える。
(【0011】以降は省略されています)

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