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公開番号2024156623
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-11-06
出願番号2024068790
出願日2024-04-22
発明の名称血漿保存容器
出願人フェンウォール、インコーポレイテッド
代理人個人,個人
主分類A61M 1/02 20060101AFI20241029BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】血液から分離された血漿を保存するための容器またはボトルを提供する。
【解決手段】血漿保存容器は、ボトルと、コネクタ(一体的に形成され得る)を含む。ガスケットは、ネックとコネクタの間に配置され、それらの間の境界に沿ってシールを与える。入口管と出口管はコネクタに(例えば接着によって接続され)、コネクタは、入口管からボトルの内部まで入口流路を規定し、ボトルの内部から出口管までの出口流路を規定する。入口流路の下端は、出口流路の下端よりもさらにボトルの内部に延びている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
血漿保存容器であって、
ネックを含むボトルと、
前記ボトルの前記ネックに接続されたコネクタと、
前記コネクタに接続された入口管と、
前記コネクタに接続された出口管とを備え、
前記コネクタは、前記入口管から前記ボトルの内部まで延びる入口流路を規定し、
前記コネクタは、前記出口管から前記ボトルの内部まで延びる出口流路を規定し、
前記入口流路の下端は、前記出口流路の下端よりもさらに前記ボトルの内部に延びている、血漿保存容器。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記入口管は前記コネクタの入口ポートに接合され、
前記出口管は前記コネクタの出口ポートに接合されている、請求項1に記載の血漿保存容器。
【請求項3】
前記入口管の近位端の外表面は、前記コネクタの前記入口ポートの内表面に接合され、
前記出口管の近位端の外表面は、前記コネクタの前記出口ポートの内表面に接合されている、請求項2に記載の血漿保存容器。
【請求項4】
前記入口管の近位端の内表面は、前記コネクタの前記入口ポートの外表面に接合され、
前記出口管の近位端の内表面は、前記コネクタの前記出口ポートの外表面に接合されている、請求項2に記載の血漿保存容器。
【請求項5】
前記ボトルは長手方向の中心軸を含み、
前記入口ポートと前記出口ポートのそれぞれは、前記ボトルの前記長手方向の中心軸に対して実質的に垂直な方向に延びている、請求項2に記載の血漿保存容器。
【請求項6】
前記入口ポートは前記出口ポートに直接隣接して配置されている、請求項2に記載の血漿保存容器。
【請求項7】
前記入口ポートは前記出口ポートに対して実質的に平行に配向されている、請求項2に記載の血漿保存容器。
【請求項8】
前記ボトルの前記ネックと前記コネクタとの間に配置され、これらの間の境界に沿ってシールを与えるための実質的に環状のガスケットをさらに備える、請求項1に記載の血漿保存容器。
【請求項9】
前記コネクタは、前記ボトルの前記ネック内に少なくとも部分的に受容される、下方に延びるステムを含む、請求項8に記載の血漿保存容器。
【請求項10】
前記ガスケットは、前記コネクタの前記ステムの外表面と、前記ボトルの前記ネックの内表面との間に配置される、請求項9に記載の血漿保存容器。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
[関連出願への相互参照]
この出願は、2023年4月24日に出願された米国仮特許出願第63/461,340号の利益および優先権を主張し、その内容は本明細書に参照により組み込まれる。
続きを表示(約 2,100 文字)【0002】
[技術分野]
本開示は、一般的には生体液の保存に関する。より具体的には、本開示は、血液から分離された血漿を保存するための容器またはボトルに関する。
【背景技術】
【0003】
現在では、さまざまな血液処理システムにより、血液源から全血ではなく特定の血液成分を採取することが可能となっている。通常、このようなシステムでは、全血が供給源から採取され、特定の血液成分または構成要素が除去されて収集され、残りの血液成分が供給源に戻される。
【0004】
全血は遠心分離によってその成分に分離されることが多い。これには、血液を採取した後、採取元に戻す前に、全血を遠心分離器に通す必要がある。汚染や感染の可能性を回避するために、遠心分離工程全体を通じて、血液は密閉された滅菌流体流システム内に封じ込められることが望ましい。したがって、典型的な血液処理システムには、血液を回転させて送り出すハードウェア(駆動システム、ポンプ、弁アクチュエータ、プログラム可能なコントローラなど)を含む永続的で再利用可能な遠心分離アセンブリと、ハードウェアに連携して取り付けられた使い捨ての密封された滅菌流体処理アセンブリが含まれる。遠心分離アセンブリは、収集手順中に、流体処理アセンブリの使い捨て遠心分離室に係合して回転する。しかし、血液が実際に接触するのは液体処理アセンブリのみであり、このアセンブリは一度だけ使用され、その後は廃棄される。
【0005】
全血が遠心分離器によって回転すると、赤血球などのより重い(比重が大きい)成分は、回転中心から離れて、分離室の外側、つまり「高G」壁に向かって半径方向外側に移動する。血漿などのより軽い(比重が低い)成分は、分離室の内側の壁、つまり「低G」壁に向かって移動する。分離室内に適切に配置されたチャネリングシールおよび出口ポートを形成することによって、これらの成分のさまざまなものを全血から選択的に除去することができる。
【0006】
多くの血液分離システムおよび手順では遠心分離原理が採用されているが、膜の使用に基づいた別の分類の装置が血漿交換(すなわち、全血から血漿を分離すること)に使用されている。より具体的には、この型の装置は、相対的に回転する複数の表面を備え、その少なくとも1つは多孔質膜を備える。通常、この装置は、外側の静止ハウジングと、多孔質膜で覆われた内部の回転ローターを採用している。
【0007】
よく知られている血漿交換装置としては、ドイツのバート・ホンブルクにあるフレセニウス カビ アーゲーの関連会社であるイリノイ州レイク・チューリッヒのフェンウォール インコーポレイテッドが販売するオートフェレーシス-C(登録商標)およびオーロラ分離器がある。例示的な回転膜分離器の詳細な説明は、米国特許第5,194,145号に記載されており、この特許は本明細書に参照として組み込まれている。この特許は、固定シェル内に配置された内部収集システムを備えた、膜で覆われたスピナーについて説明している。血液は、スピナーとシェルの間の環状の空間または隙間に送り込まれる。血液はシェルの縦軸に沿って出口領域に向かって移動し、血漿は膜を通過してシェルから収集バッグに排出される。残りの血液成分、主に赤血球、血小板、白血球は、スピナーとシェルの間の出口領域に移動し、その後、収集されるか、血液源に戻されるか、または廃棄される。
【0008】
回転膜分離器は、主に回転膜とシェルの間の隙間に誘発される独特の流れパターン(「テイラー渦」)により、優れた血漿濾過速度を提供することが分かっている。テイラー渦は、血液細胞が膜に沈着して汚れたり詰まったりするのを防ぐのに役立つ。
【0009】
これらの血液分離技術は相容れないものではなく、国際特許出願公開第WO2018/053217A1号に記載されているように、様々な血液分離手順を実行するために組み合わせて使用することができ、これは参照により本明細書に組み込まれる。これら2つのアプローチに加えて、血液を2つ以上の成分に分離するために、他のさまざまな種類の血液分離技術も知られており、日常的に使用されている。
【0010】
血液をその成分に分離する方法にかかわらず、収集される成分は通常個別に保管され(例えば、赤血球濃縮物は血小板生成物とは別に保存され、これら2つの成分は血漿生成物とは別に保存される)、さまざまな特定の状態および病状を治療するために使用される。これらの成分は、バッグやボトル、その他の適切に構成された容器に入れて保管および/または輸送できる。血漿を保存するための例示的な容器またはボトルは、米国特許第8,961,489号に記載されており、この特許は参照により本明細書に組み込まれる。従来の血漿保存容器またはボトルにはさまざまな欠点や制限があるため、従来の設計を改良した血漿保存容器またはボトルを提供することが有利である。
【発明の概要】
(【0011】以降は省略されています)

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