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公開番号
2024156576
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-11-06
出願番号
2023071163
出願日
2023-04-24
発明の名称
靴下
出願人
株式会社からだクリエイト
代理人
個人
主分類
A41B
11/00 20060101AFI20241029BHJP(衣類)
要約
【課題】
機械的に足裏の形状をアーチ状になるように強制するのではなく、装着して活動するだけで足の所定の部位に適切な刺激を与え、人体に備わる体性反射を惹起して足指や足裏の筋肉に無意識の反応を起こさせることで、足裏の健全なアーチ形状の形成を維持・促進し、身体の姿勢の改善や運動機能の向上が図れる靴下を提供する。
【解決手段】
足のリスフラン関節からショパール関節にかけての部位の全周に密着して覆う略筒状の本体と、前記本体の足の甲側と足裏側の中央部のみをそれぞれ前方に伸長して接続することにより第二趾・第三趾の股部に引っ掛けることを可能とした掛勾部とからなり、前記掛勾部の足裏側の両側縁をそれぞれ母趾球と小趾球の後方外縁に沿って湾曲するように構成し、本体の後端周縁の両側部を足首の周囲に固定可能なベルト体を設けてなる靴下。
【選択図】 図1
特許請求の範囲
【請求項1】
足のリスフラン関節からショパール関節にかけての部位の全周に密着して覆う略筒状の本体と、前記本体の足の甲側と足裏側の中央部のみをそれぞれ前方に伸長して接続することにより第二趾・第三趾の股部に引っ掛けることを可能とした掛勾部とからなり、前記掛勾部の足裏側の両側縁をそれぞれ母趾球と小趾球の後方外縁に沿って湾曲するように構成したことを特徴とする靴下。
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【請求項2】
少なくとも前記本体の後端周縁の足の側面から足裏にかけての内面、および、前記掛勾部の足裏側の両側縁に沿った内面に、当接する足の皮膚に刺激を与えることができる線状の刺激体を設けたことを特徴とする、請求項1に記載の靴下。
【請求項3】
前記本体の後端周縁の両側部を足首の周囲に固定可能なベルト体を設けたことを特徴とする、請求項1または請求項2のいずれかに記載の靴下。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は靴下に関し、より詳細には歩行時や運動時に通常の靴下の下に履くことで、体性反射の作用により無意識に足指を屈曲させる効果を奏し、身体の安定性や運動機能の向上が図れる靴下(アンダーソックス)に関する。
続きを表示(約 2,900 文字)
【背景技術】
【0002】
健康で正常な足は母趾球・小趾球から踵にかけての縦アーチと親指から小指にかけての横アーチがしっかりと形成され、足裏の土踏まずが親指の付け根、小指の付け根、踵の3点を結ぶ三角ドームのような状態となって、これらのアーチ形状により足首の安定性を図るとともに、足の指で地面を掴むような駆動性と、体重を分散して衝撃を吸収する緩衝性を発揮していることが知られている。
【0003】
こうした足裏のアーチ形成を促進するために様々な靴下や装具が提案されている。たとえば特許文献1に係る足コンディショニングウェアは、指間係止部と第一サポート部と第二サポート部とによるX字型サポートラインによって足裏の縦アーチと横アーチを同時に形成させ、土踏まずのドーム形状を形成、維持できるようにしている。また、特許文献2に係る矯正機能付き靴下は、足底部に帯状の低伸縮性の引張部材部と高伸縮性の伸縮部を交互に設けることで足裏のアーチを効果的に維持及び改善するものである。そのほかにも、靴自体、あるいは靴底に装着するインソールの形状によって足裏のアーチを維持または改善しようとする先行技術は多数提案されている。
特開2006-348406
特開2022-35297
【0004】
しかし、特許文献1や特許文献2に開示された発明をはじめとする靴下に関する先行技術の多くは、部材の伸縮性による牽引力で機械的に足裏の形状をアーチ型・ドーム型になるよう強制するものであり、足指や足裏の筋肉に作用するものではない。また、靴自体やインソールの形状に係る先行技術も基本的には同様である。こうした機械的に足裏の形状を強制する先行技術は、当然ながら適用しない状態では元に戻ってしまうものであるし、特定の形状を強制することにより却って足や身体の姿勢のバランスを崩す原因となるなど、生理的な弊害を生じる場合もある。最終的な目的が人体の姿勢の改善や運動機能の向上である以上、靴下に足裏形状の矯正機能を付加するのであれば、足指や足裏の筋肉に作用して自発的に足裏の形状を改善する技術が望ましいといえる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、かかる従来技術の問題に鑑み、機械的に足裏の形状をアーチ状になるように強制するのではなく、装着して活動するだけで足の所定の部位に適切な刺激を与え、人体に備わる体性反射を惹起して足指や足裏の筋肉に無意識の反応を起こさせることで、足裏の健全なアーチ形状の形成を維持・促進し、身体の姿勢の改善や運動機能の向上が図れる靴下を提供することを課題とするものである。
【0006】
ちなみに体性反射とは、刺激が身体の特定の部位に加わった場合に、それに対する反応が無意識に生じる反射のことである。たとえば、膝の下の件を叩かれた刺激により、足の筋肉が無意識に収縮して足が上がる膝蓋腱反射が代表的な体性反射とされるが、人体の皮膚に対して物が当接することによる刺激が、皮膚に分布する感覚受容器(メカノレセプター)に受容され、当該皮膚の部位に係る感覚神経と連関する運動神経に支配される特定の筋肉や腱を無意識に収縮させる体性反射や、それが関連する他の筋肉にも伝わる運動連鎖も広く知られている。体性反射は多くの場合、身体を守るための反応として働くが、皮膚への刺激については、痛みや熱さを感じるほど大きくなくても体性反射は生じる。たとえば、靴の中に入り込んだ砂粒が足の指の皮膚にごく僅かな異物感を感じさせるだけで、無意識のうちに足指が異物を避けるように屈曲する反応も体性反射によるものである。
【0007】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載した靴下は、足のリスフラン関節からショパール関節にかけての部位の全周に密着して覆う略筒状の本体と、前記本体の足の甲側と足裏側の中央部のみをそれぞれ前方に伸長して接続することにより第二趾・第三趾の股部に引っ掛けることを可能とした掛勾部とからなり、前記掛勾部の足裏側の両側縁をそれぞれ母趾球と小趾球の後方外縁に沿って湾曲するように構成したことを特徴とする。
【0008】
足裏のアーチ形状は、足の骨や関節、筋肉、神経の協働によって形成・維持されている。図6に示すように、足の骨や関節については、中足骨と楔状骨・立方骨とを繋ぐリスフラン関節と、立方骨・舟状骨と距骨・踵骨とを繋ぐショパール関節が、アーチ形状の文字通り骨組みの要となっている。筋肉については、図7に示すように、主に中足骨の頭部から踵骨までを覆う繊維状の足底筋膜と、長(母)趾屈筋・短(母)趾屈筋などからなる足底筋が、アーチ形状を維持する役割を果たしている。長(母)趾屈筋・短(母)趾屈筋は足指を屈曲させる屈筋群であり、その収縮により足指を内屈させて横アーチ形状を形成するとともに、足底筋膜を引っ張って縦アーチ形状を形成する。また、長趾屈筋は脛骨背面から、長母趾屈筋は腓骨背面から、短趾屈筋は踵骨から、短母指屈筋は楔状骨から、それぞれ起始しているが、いずれもショパール関節付近で皮膚から最も浅い位置を通っている。
【0009】
神経については、長(母)趾屈筋・短(母)趾屈筋を含む足底筋は、内側足底神経・外側足底神経・前底神経・中底神経・後底神経などの深足底神経によって支配されている。各深足底神経は支配領域の皮膚感覚を伝えるとともに、皮膚に受けた刺激により体性反射を惹起し、無意識に足指を屈曲させる反応を起こす。深足底神経は、図8に示すように、内側足底神経が主に第一趾~第三趾および足裏の内側面の筋肉や皮膚感覚を支配し、外側足底神経が主に第四趾・第五趾および足裏の外側面の筋肉や皮膚感覚を支配している。より詳細には、脛骨後面の神経叢から発した内側足底神経が第一~第三趾を、踵骨内側のショパール関節付近で内側足底神経から分岐した外側足底神経が第四~第五趾を、両底神経からさらに分岐した前底神経が第一~第三趾を、中底神経が第四趾を、後底神経が第四~第五趾をそれぞれ支配している。
【0010】
請求項1に記載した靴下の略筒状の本体の後端をショパール関節付近に位置するように構成したのは、上記の長趾屈筋および深足底神経がいずれもショパール関節付近の内側でいわゆる足根管に集約されて皮膚から最も浅い位置を通っているからである。伸縮性の高い生地で形成した略筒状の本体に足を通し、本体の前端の掛勾部を第二趾と第三趾の股部に引っ掛けた上で、本体の後端を脛骨の前まで引っ張ってフィットさせると、本体の後端は概ねショパール関節の周囲に当接して軽く締め付ける状態となる。この際、本体の後端周縁の縫製部分が足根管の位置の皮膚に当接して刺激を与えることにより深足底神経に体性反射を惹起し、深足底神経に支配される足底筋が収縮する。これにより、無意識に足指が地面を掴むように内屈するとともに長(母)趾屈筋・短(母)趾屈筋が足底筋膜を引っ張って縦横のアーチ形状を形成させる。
(【0011】以降は省略されています)
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