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公開番号
2025033453
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-03-13
出願番号
2023139177
出願日
2023-08-29
発明の名称
カップ部を有する衣類
出願人
株式会社ワコール
代理人
個人
,
個人
主分類
A41C
3/12 20060101AFI20250306BHJP(衣類)
要約
【課題】厚みのあるパッドを使用しなくてもトップ付近の隙間を埋めることができ、さらに、片方のパッドを抜いた場合にも、左右の着用感の差を小さくとどめることが可能なカップ部を有する衣類を提供する。
【解決手段】カップ部を有する衣類のカップ部101は、外カップ101Aと内カップ101Bとを有し、内カップ101Bは、上辺が、少なくとも、カップ部下縁の最下点Uとバストトップに相当する位置Tとを通る直線と交わる位置S
B
において、外カップ101Aの上辺よりも下方の位置に形成され、かつ、位置Tよりも上方の位置に形成され、内カップ101Bの上辺の少なくとも中央部は、外カップ101Aには固着されておらず、内カップ101Bには、その上辺から位置Tよりも下方の位置までの領域に、内カップ101Bの他の領域よりも、剛性が高くかつ厚い造形部材120が設けられていることを特徴とする。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カップ部を有する衣類であって、
一対のカップ部、カップ支持部およびバック部を備え、
前記カップ支持部は、前記一対のカップ部の下縁に設けられ、
前記バック部は、前記カップ支持部の脇側に取り付けられ、
前記カップ部は、外カップと内カップとを有し、
前記内カップは、上辺が、少なくとも、カップ部下縁の最下点とバストトップに相当する位置とを通る直線と交わる位置において、前記外カップの上辺よりも下方の位置に形成され、かつ、バストトップに相当する位置よりも上方の位置に形成され、
前記内カップの上辺の少なくとも中央部は、前記外カップには固着されておらず、
前記内カップには、その上辺からバストトップに相当する位置よりも下方の位置までの領域に、造形部材が設けられており、
前記造形部材は、前記内カップの他の領域よりも、剛性が高くかつ厚いものであることを特徴とする、カップ部を有する衣類。
続きを表示(約 510 文字)
【請求項2】
前記内カップは、上縁部に、前記外カップ側に折り返された折り返し部を有している、請求項1記載のカップ部を有する衣類。
【請求項3】
前記造形部材は、前記折り返し部に設けられている、請求項2記載のカップ部を有する衣類。
【請求項4】
前記造形部材の上辺は、カップ部下縁の最下点とバストトップに相当する位置とを通る直線と前記外カップの上辺とが交わる位置とバストトップに相当する位置との間の領域の、上から1/4の位置より下に位置しており、
前記造形部材の下辺は、バストトップに相当する位置とカップ部下縁の最下点との間の領域の、下から1/3の位置より上に位置している、請求項1記載のカップ部を有する衣類。
【請求項5】
前記造形部材は、幅が1cm以上6cm以下の範囲内にある、請求項1記載のカップ部を有する衣類。
【請求項6】
前記造形部材は、厚みが2mm以上15mm以下の範囲内にある、請求項1記載のカップ部を有する衣類。
【請求項7】
前記内カップは、パッド受けである、請求項1記載のカップ部を有する衣類。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、カップ部を有する衣類に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、ブラジャー等のカップ部を有する衣類において、カップ内のバストとの隙間を埋めてバストを造形するための方法として、厚みのあるパッドを挿入する等がある。厚みがあるパッドを使用する場合には、厚みがあるため挿入時にバストになじみにくかったり、圧迫感が強くなる場合がある。また、パッド自体にコストが大きくかかる。そこで、バストの造形性を良好にするため、バストトップ付近のカップ側に造形部材を設けたブラジャーが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-214961号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、上記の造形部材は、バストとカップ上辺の隙間を埋めることを目的としたものであり、バストトップ付近の隙間を埋めるには十分なものではなかった。また、体型の変化等のため左右差が生じた際には、片方のパッドを抜いて着用したい場合があるが、パッドの厚みが大きいと、片方のパッドを抜くと、左右の着用感の差が大きくなる。
【0005】
本発明は、厚みのあるパッドを使用しなくてもトップ付近の隙間を埋めることができ、さらに、片方のパッドを抜いた場合にも、左右の着用感の差を小さくとどめることが可能なカップ部を有する衣類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、本発明のカップ部を有する衣類は、
一対のカップ部、カップ支持部およびバック部を備え、
前記カップ支持部は、前記一対のカップ部の下縁に設けられ、
前記バック部は、前記カップ支持部の脇側に取り付けられ、
前記カップ部は、外カップと内カップとを有し、
前記内カップは、上辺が、少なくとも、カップ部下縁の最下点とバストトップに相当する位置とを通る直線と交わる位置において、前記外カップの上辺よりも下方の位置に形成され、かつ、バストトップに相当する位置よりも上方の位置に形成され、
前記内カップの上辺の少なくとも中央部は、前記外カップには固着されておらず、
前記内カップには、その上辺からバストトップに相当する位置よりも下方の位置までの領域に、造形部材が設けられており、
前記造形部材は、前記内カップの他の領域よりも、剛性が高くかつ厚いものであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明のカップ部を有する衣類によれば、厚みのあるパッドを使用しなくてもトップ付近の隙間を埋めることができ、さらに、片方のパッドを抜いた場合にも、左右の着用感の差を小さくとどめることが可能なカップ部を有する衣類を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、本発明のカップ部を有する衣類の一例である、第1の実施形態に係るブラジャーを背面側から見た図である。
図2は、前記第1の実施形態に係るブラジャーのカップ部をI-I方向に見た断面図である。図2(A)は、パッドを装着していない状態を、図2(B)は、パッドを装着した状態を示す図である。
図3(A)、図3(B)は、他の実施形態に係るブラジャーのカップ部をI-I方向に見た断面図である。
図4は、造形部材の位置および形状のバリエーションを示す模式図である。図4(A)~(D)は、カップ接ぎが横接ぎの場合の造形部材の位置および形状のバリエーションであり、図4(E)は、カップ接ぎが縦接ぎの場合の造形部材の位置および形状の一例である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のカップ部を有する衣類において、前記内カップは、上縁部に、前記外カップ側に折り返された折り返し部を有していることが好ましい。
【0010】
本発明のカップ部を有する衣類において、前記造形部材は、前記折り返し部に設けられていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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