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公開番号2025049757
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-04
出願番号2023158138
出願日2023-09-22
発明の名称セパレート式着物
出願人株式会社dricco
代理人個人,個人
主分類A41D 1/00 20180101AFI20250327BHJP(衣類)
要約【課題】美しい着付けが容易であり、しかも着崩れがしにくいセパレート式着物を提供すること。
【解決手段】前身頃11の内縁35、36に沿って着物襟37、重ね襟38および襦袢襟39が重ねて縫着されている。後身頃12の外側の中央部30に第1固定紐13が縫い付けられている。この中央部30は、衿下47から下方に22cmの位置であり、且つ左右方向に20cmの領域である。前身頃11に一対の第2固定紐45、46が設けられている。袖口止まり31の近傍に第2固定紐45、46が挿通される紐通し14が設けられている。袖口止まり31より下方において、後身頃12と前身頃11との間にスリット33、34が形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
上衣と下衣とに分離されたセパレート式着物の上衣であって、
着用者の体の後方左側および後方右側に左右対称に配置される左後身頃および右後身頃を有し、当該左後身頃および右後身頃が縫い合わされた後身頃と、
上記後身頃の中央部に取り付けられた第1固定紐と、
上記左後身頃および上記右後身頃にそれぞれ連続し且つ前方に折り返されることによって当該左後身頃および上記右後身頃と対向して着用者の体の前方左側および前方右側に左右対称に配置される左前身頃および右前身頃を有する前身頃と、
上記左前身頃の左端縁および上記左後身頃の左端縁、並びに上記右前身頃の右端縁および上記右後身頃の右端縁に、それぞれ取り付けられた一対の袖と、
上記前身頃の内縁に沿って取り付けられた帯状の着物襟と、
上記着物襟に対して重なるように取り付けられた帯状の襦袢襟と、
上記左前身頃の内縁および上記右前身頃の内縁にそれぞれ取り付けられ、当該前身頃および上記後身頃を着用者の体に固定する一対の第2固定紐と、
上記袖の袖口止まりの近傍に設けられ、上記第2固定紐が挿通される紐通しと、を備え、
上記袖口止まりより下方において上記後身頃と上記前身頃との間にスリットが形成されている、上衣。
続きを表示(約 1,500 文字)【請求項2】
上記後身頃の中央部は、上記左後身頃および上記右後身頃の縫着線に沿い且つ上下方向における衿下より下方 21cm以上25cm以下の領域である、請求項1に記載の上衣。
【請求項3】
上記紐通しは、上記前身頃の上記袖口止まりから下方に3cm以上5cm以下の位置に設けられている、請求項1または2に記載の上衣。
【請求項4】
上記襦袢襟は、着脱自在である請求項1または2に記載の上衣。
【請求項5】
上衣と下衣とに分離されたセパレート式着物の下衣であって、
着用者の腹ないし腰に巻かれる下衣本体と、
上記下衣本体の左端および右端から延びる一対の腰紐と、
上記下衣本体の上縁部の端部に設けられた第1腰紐通しおよび当該第1腰紐通しよりも上記下衣本体の中央側に設けられた第2腰紐通しと、を有し、
上記第2腰紐通しに隣接して、上記腰紐が挿通される挿通孔が設けられている、下衣。
【請求項6】
上衣と下衣とに分離されたセパレート式着物に適用されるおはしょりベルトであって、
上記下衣に重ねて装着されるベルト本体と、
上記ベルト本体の左端部および右端部を着脱自在に連結する面ファスナーと、を有するおはしょりベルト。
【請求項7】
上記ベルト本体に衽を示す縫い目が形成されている、請求項6に記載のおはしょりベルト。
【請求項8】
上衣、下衣およびおはしょりベルトを有するセパレート式着物であって、
上記上衣は、
着用者の体の後方左側および後方右側に左右対称に配置される左後身頃および右後身頃を有し、当該左後身頃および右後身頃が縫い合わされた後身頃と、
上記後身頃の中央部に取り付けられた第1固定紐と、
上記左後身頃および上記右後身頃にそれぞれ連続し且つ前方に折り返されることによって当該左後身頃および上記右後身頃と対向して着用者の体の前方左側および前方右側に左右対称に配置される左前身頃および右前身頃を有する前身頃と、
上記左前身頃の左端縁および上記左後身頃の左端縁、並びに上記右前身頃の右端縁および上記右後身頃の右端縁に、それぞれ取り付けられた一対の袖と、
上記前身頃の内縁に沿って取り付けられた帯状の着物襟と、
上記着物襟に対して重なるように取り付けられた帯状の襦袢襟と、
上記左前身頃の内縁および上記右前身頃の内縁にそれぞれ取り付けられ、当該前身頃および上記後身頃を着用者の体に固定する一対の第2固定紐と、
上記袖の袖口止まりの近傍に設けられ、上記第2固定紐が挿通される紐通しと、を備え、
上記袖口止まりより下方において上記後身頃と上記前身頃との間にスリットが形成されており、
上記下衣は、
着用者の腹ないし腰に巻かれる下衣本体と、
上記下衣本体の左端および右端から延びる一対の腰紐と、
上記下衣本体の上縁部の端部に設けられた第1腰紐通しおよび当該第1腰紐通しよりも上記下衣本体の中央側に設けられた第2腰紐通しと、を有し、
上記第2腰紐通しに隣接して、上記腰紐が挿通される挿通孔が設けられており、
上記おはしょりベルトは、
上記下衣に重ねて装着されるベルト本体と、
上記ベルト本体の左端部および右端部を着脱自在に連結する面ファスナーと、を有する、セパレート式着物。
【請求項9】
上記ベルト本体に衽を示す縫い目が形成されている、請求項8に記載のセパレート式着物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、少なくとも上衣と下衣とに分離されたセパレート式着物に関するものである。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
着物を正しく着るあるいは着せる行為は、「着付け」と称され、一般に、着付けは容易ではなく、美しい着付けを行うには相当の熟練を要する。従来、着付けを容易に行うことを目的として、セパレート式の着物が提案されている(特許文献1から特許文献4参照)。セパレート式の着物は、上半身に対応する上衣と下半身に対応する下衣とに分離されており、これにより、着付けに慣れていない者であっても比較的簡単に着付けを行うことができる。
【0003】
ところで、いわゆる「えり抜き」は、着付けの美しさにおいて重要である。えり抜きとは、肩部周辺の生地を後方へ引くことで、首筋と襟との間に隙間を作ることである。一般に着物の下には襦袢と呼ばれる肌着が着用されるが、襦袢の襟と着物の襟とがきれいに重なった状態にえり抜きをすることは、着付けにおいて重要であり且つ困難である。
【0004】
上記特許文献1~特許文献3に開示されたセパレート式着物は、美しいえり抜きが困難であった。この不具合を解消するため、本願発明者は、美しいえり抜きを容易に行うことができるセパレート式着物を発明した(特許文献4参照)。このセパレート式着物は、美しいえり抜きが容易であり、しかも、襟元の形状が崩れにくいという特徴がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2003-055807号公報
特開2000-328313号公報
特開平07-048704号公報
実用新案登録第3185385号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
着物を着用することの問題点は、大きな身体の動きに対して着物が乱れ(特に襟元の形状が崩れ)やすいことである。特に、若者が着物を着用した場合、着物の乱れを気にすることなく、身体を大きく動かしたいという要請がある。
【0007】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、美しい着付けが容易であり、且つ身体の動きに対して着物の乱れを防止することができるセパレート式着物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 上記課題を解決するため、本発明に係るセパレート式着物は、上衣、下衣およびおはしょりベルトを有するセパレート式着物である。上記上衣は、着用者の体の後方左側および後方右側に左右対称に配置される左後身頃および右後身頃を有し、当該左後身頃および右後身頃が縫い合わされた後身頃と、上記後身頃の中央部に取り付けられた第1固定紐と、上記左後身頃および上記右後身頃にそれぞれ連続し且つ前方に折り返されることによって当該左後身頃および上記右後身頃と対向して着用者の体の前方左側および前方右側に左右対称に配置される左前身頃および右前身頃を有する前身頃と、上記左前身頃の左端縁および上記左後身頃の左端縁、並びに上記右前身頃の右端縁および上記右後身頃の右端縁に、それぞれ取り付けられた一対の袖と、上記前身頃の内縁に沿って取り付けられた帯状の着物襟と、上記着物襟に対して重なるように取り付けられた帯状の襦袢襟と、上記左前身頃の内縁および上記右前身頃の内縁にそれぞれ取り付けられ、当該前身頃および上記後身頃を着用者の体に固定する一対の第2固定紐と、上記袖の袖口止まりの近傍に設けられ、上記第2固定紐が挿通される紐通しと、を備える。上記袖口止まりより下方において上記後身頃と上記前身頃との間にスリットが形成されている。上記下衣は、着用者の腹ないし腰に巻かれる下衣本体と、上記下衣本体の左端および右端から延びる一対の腰紐と、上記下衣本体の上縁部の端部に設けられた第1腰紐通しおよび当該第1腰紐通しよりも上記下衣本体の中央側に設けられた第2腰紐通しと、を有する。上記第2腰紐通しに隣接して、上記腰紐が挿通される挿通孔が設けられている。上記おはしょりベルトは、上記下衣に重ねて装着されるベルト本体と、上記ベルト本体の左端部および右端部を着脱自在に連結する面ファスナーと、を有する。
【0009】
この発明によれば、着用者は、上衣に袖を通す。上衣の表側から順に着物襟および襦袢襟が前身頃に重ねて取り付けられているので、着物襟および襦袢襟が前身頃に対して綺麗に重なった状態が演出される。着用者は、第1固定紐を後身頃から前側に向かって体に巻き付け、体の前方で結ぶ。このとき、第1固定紐が後身頃の中央部に取り付けられているので、着用者は、第1固定紐を下方に引っ張りながら体の前側へ巻き回すことによって、着物襟および襦袢襟の形状を崩すことなく、綺麗なえり抜きを容易に行うことができる。次に、着用者は、左前身頃および右前身頃を体の前側で合わせて、襟元を整える。後身頃と前身頃との間にスリットが形成されているため、後身頃と前身頃とを胴回りに部分的に容易に重ねることができ、後身頃及び前身頃を着用者の体にフィットさせることができる。
【0010】
続いて着用者は、左前身頃に取り付けられた第2固定紐を体の右側から後身頃の外側へ巻き回し、左側の袖口止まりの近傍に設けられた紐通しに通す。同様に、着用者は、右前身頃に取り付けられた第2固定紐を体の左側から後身頃の外側へ巻き回し、右側の袖口止まりの近傍に設けられた紐通しに通し、一対の第2固定紐同士を結ぶ。一対の第2固定紐がそれぞれ上記各紐通し(すなわち、左側および右側に配置された紐通し)に通されるから、上衣が着用者の体に確実にフィットし、着用者が激しく体を動かしたとしても前身頃がずれにくく、上衣の乱れが抑えられる。
(【0011】以降は省略されています)

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