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公開番号2025036855
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-03-17
出願番号2023143464
出願日2023-09-05
発明の名称プロテクター
出願人個人
代理人協明国際弁理士法人
主分類A41D 13/015 20060101AFI20250310BHJP(衣類)
要約【課題】周囲の人に着用していることを気づかれにくく、着用者の着心地、被介護者等の怪我防止を配慮できるプロテクターを提供する。
【解決手段】前身頃10と、後身頃11とを備え、前身頃10と後身頃11とは、1.5mm以下の薄状のシート体2と、着用者の胸部(G1)及び臀部(G2)をそれぞれ覆う位置に配される防御部材3とを備える。防御部材3は、接触の感覚を和らげる複数のクッション部30と、クッション部33を他の部位と区画する区画部31とを有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
前身頃と、後身頃とを備えたプロテクターであって、
前記前身頃と前記後身頃とは、厚みが1.5mm以下の薄状のシート体と、着用者の胸部及び臀部をそれぞれ覆う位置に配される防御部材とを備え、
前記防御部材は、接触の感覚を和らげる複数のクッション部と、前記クッション部を他の部位と区画する区画部とを有することを特徴とするプロテクター。
続きを表示(約 190 文字)【請求項2】
請求項1において、
前記シート体は、耐水性及び耐薬品性を有し且つエンボス加工された軟質の合成樹脂材からなり、
前記クッション部は、気体を封じて形成されることを特徴とするプロテクター。
【請求項3】
請求項1または請求項2において、
帯状体で構成される局部プロテクターをさらに備えることを特徴とするプロテクター。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、看護・介護等の現場や満員電車等で起こるハラスメントから身を守るためのプロテクターに関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
近年、種々ハラスメントに対する対策や研修が講じられているが、看護や介護等の現場で起こる、病人・怪我人・介護対象である高齢者による看護・介護職員への身体的なハラスメントに対しては、献身的な看護・介護という奉仕の精神が優先される傾向が未だ根強い。よって、悪質なハラスメントであっても、具体的な防御策が講じられているとはいえない実態がある。
【0003】
従来、満員電車等での痴漢防止対策としては、下記特許文献1~下記特許文献3が挙げられる。下記特許文献1には、かばんと一体に構成され、かばんの外周面に設けられた収納部にプラスチックシートがロール状に巻かれて収納されており、必要なときには、そのプラスチックシートを引き出して尻をカバーするように腰に巻いて使用する痴漢防止用具が開示されている。下記特許文献2には、複数の軽量硬質薄板が内蔵された巻きスカート仕様の痴漢防止用スカートが開示されている。下記特許文献3には、保護シートの外表面に凹凸を設け、触り心地の悪い構成とした巻きスカート仕様の痴漢防止用スカートが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開平9-276029号公報
実用登録第3081621号公報
実用登録第3118069号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記特許文献1~3に開示されているものは、いずれも服の上から着用することを想定したつくりになっている。しかし、看護・介護現場において、あからさまにこういったプロテクターを着用することはそぐわない。また硬質の素材を保護部材として使用すると、介護サービスの利用者(被介護者)等に怪我を負わせてしまう可能性があるため、配慮が必要である。
【0006】
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、周囲の人に着用していることを気づかれにくく、着用者の着心地、被介護者等の怪我防止を配慮したプロテクターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明のプロテクターは、前身頃と、後身頃とを備えたプロテクターであって、前記前身頃と前記後身頃とは、1.5mm以下の薄状シート体と、着用者の胸部及び臀部をそれぞれ覆う位置に配される防御部材とを備え、前記防御部材は、接触の感覚を和らげる複数のクッション部と、前記クッション部を他の部位と区画する区画部とを有する。
【0008】
以下の実施の形態の記載により、本発明に係るプロテクターは、以下の従属的構成を備えていてもよいことが開示される。
<構成2>
前記において、前記シート体は、耐水性及び耐薬品性を有し且つエンボス加工された軟質の合成樹脂材からなり、前記クッション部には気体が封入されていてもよい。
<構成3>
前記において、帯状体で構成される局部プロテクターをさらに備えてもよい。
【発明の効果】
【0009】
本発明のプロテクターは、上述した構成とされているため、周囲の人に着用していることを気づかれにくく、着用者の着心地、被介護者等の怪我防止を配慮したものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の一実施形態に係るプロテクターの着用状態の一例を模式的に示す図であり、(a)は着用状態の正面図、(b)は着用状態の背面図である。
同プロテクターを平置きした状態の全体を模式的に示す図であり、(a)は表側から見た平面図、(b)は裏側から見た平面図である。
同プロテクターの変形例を説明するための図であり、(a)は前身頃の上方側拡大図、(b)は図3(a)のX-X線断面図である。
同プロテクターの局部プロテクターを説明するための図であり、(a)は局部プロテクターの平面図、(b)は局部プロテクターをプロテクターに装着した状態を示す断面図である。
同プロテクターで防御する場所を説明するために着用者と同プロテクターの防御部材の位置関係を模式的に示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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