TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025109439
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-25
出願番号2024003328
出願日2024-01-12
発明の名称衣類
出願人イイダ靴下株式会社
代理人個人
主分類A41D 13/005 20060101AFI20250717BHJP(衣類)
要約【課題】手や足の保温機能を有しつつ、深部体温を調整して良質な睡眠状態へ誘導できるとともに、室内環境等に応じて、手や足の開放度を調節可能な衣類を提供する。
【解決手段】衣類100は、全体を丸編みで編成された袋状体からなる衣類100であって、筒状体に編成され、少なくとも着用者の手の甲又は足甲を被覆する本体部2と、本体部2に連続して袋状体に編成され、着用者の手又は足における爪先を収容する爪先部3とを備え、本体部2が、袋状体に編成され、爪先部3側及びその反対側に折返し可能な折返し部5と、折返し部5の爪先部3側に形成され、折返し部5で被覆可能な開口部6とを有する。
【選択図】図1


特許請求の範囲【請求項1】
全体を丸編みで編成された袋状体からなる衣類であって、
筒状体に編成され、少なくとも着用者の手の甲又は足甲を被覆する本体部と、
前記本体部に連続して袋状体に編成され、着用者の手又は足における爪先を収容する爪先部とを備え、
前記本体部が、袋状体に編成され、前記爪先部側及びその反対側に折返し可能な折返し部と、前記折返し部の前記爪先部側に形成され、前記折返し部で被覆可能な開口部とを有することを
特徴とする衣類。
続きを表示(約 310 文字)【請求項2】
請求項1に記載の衣類であって、
前記折返し部が、前記開口部全体を被覆できる大きさに形成されることを
特徴とする衣類。
【請求項3】
請求項1に記載の衣類であって、
少なくとも着用者の足を被覆する靴下であり、
前記本体部が、着用者の足甲及び足底を被覆する足甲部と、着用者の踵を被覆する踵部とを有することを
特徴とする衣類。
【請求項4】
請求項1に記載の衣類であって、
少なくとも着用者の手を被覆する手袋であり、
袋状体に編成され、着用者の第1指を収容する第1指収容部を備えることを
特徴とする衣類。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、手や足の保温機能を有しつつ、深部体温を調整して良質な睡眠状態へ誘導できるとともに、室内環境等に応じて、手や足の開放度を調節可能な衣類に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
良質な睡眠を得るには、深部体温を下げることが重要なポイントとなる。深部体温は、通常、皮膚温度よりも0.5ないし1℃程度高くなるように保たれており、この深部体温を下げることで体はリラックス状態となり、睡眠状態へと導かれていく。
【0003】
この深部体温の調整に重要な役割を担っているのが、動静脈吻合(AVA)と呼ばれる特殊な血管である。このAVA血管は、毛細血管に枝分かれする前の動脈と、静脈とを直接つなぐものであり、体の末端部分である手の平や足底などに多く存在している。
【0004】
AVA血管は、細胞に酸素や栄養を運ぶ毛細血管とは異なり、体温調節を行うことが仕事であり、この血管が拡張することにより末端部分へ熱を運ぶことができる。
【0005】
すなわち、AVA血管のある体の末端部分を適度に冷やせば、冷えた血液が体を循環して深部体温を低下させ、良質な睡眠を得ることができるのである。
【0006】
このような良質な睡眠を得ることを目的として、例えば、特許文献1に開示の靴下は、足甲側に切れ目を備え、前記切れ目より足先側の前記足指を覆う足指被覆部であって足先側が前記足裏を覆う足底部と接合されて閉じられた足指被覆部から前記切れ目を通して前記足指を露出するものであり、これにより、蒸れ等を感じた時には露出状態とすることで、蒸れによる不快感や深部体温が低下しないことによる睡眠が誘発されなくなることを抑制できる、とするものである。
【0007】
また、例えば、特許文献2に開示の衣類は、他の部分よりも保温性が高い複数の保温部を有し、上記複数の保温部は、膝部および踵部並びに下肢の爪先部と、手首部および肘部並びに上肢の爪先部と、のうち少なくとも一方を含み、上記複数の保温部のうち上記爪先部または該爪先部に隣接する部分に、他の部分よりも通気性が高い放熱部が設けられており、これにより、温まりにくい末梢部位、並びに、冷えやすいとされる皮下脂肪及び筋肉が相対的に少ない箇所を重点的に温め、冷えを解消し、早期の睡眠導入を促す一方で、爪先部近傍から熱を放出して快眠を促すことができる、とするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0008】
特開2023-112946号公報
特開2020-133093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】
しかしながら、上記特許文献1に記載の靴下は、所定の形状の生地を縫製することにより形成されて、靴下の装着時には、足指被覆部が足甲部上に覆いかぶさって、着用者の足指を非開放状態とするものであるが、複数生地をそれぞれ互いに縫製する必要があるため、作業工程数が多くなり、製造コストが高くなってしまう。また、足指の露出に関し、露出及び非露出の2パターンしかなく、着用者の置かれている環境や着用者の感覚にあわせて足指の開放度を調整することができない。
【0010】
また、上記特許文献2の衣類は、当該文献の図10や図11に記載の編地の展開図を参照するに、放熱部が完全に閉塞状態となっておらず、当該衣類を装着しても防寒機能として十分な役割を果たせていない。また、この衣類においても、上記特許文献1と同様に、足指の露出及び非露出の2パターンしかなく、着用者の置かれている環境や着用者の感覚にあわせて足指の開放度を調整することができない。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

イイダ靴下株式会社
衣類
8日前
イイダ靴下株式会社
装具及びその製造方法
3か月前
個人
衿芯
24日前
個人
和服
3か月前
個人
二部式袍
6か月前
個人
下着
1か月前
個人
衣装
3か月前
個人
靴下
7か月前
個人
下着
9か月前
個人
簡単帯
7か月前
個人
マスク装着具
8か月前
個人
作業補助ミトン
5か月前
個人
ショーツ
7か月前
個人
健康靴下
8か月前
個人
ボクサーパンツ
8か月前
個人
肩章付き衣服。
1か月前
個人
手首穴付き手袋
8か月前
個人
シャツ改造方法
3か月前
個人
靴下
8か月前
有限会社原電業
指手袋
8か月前
株式会社聖
手足保護具
6か月前
個人
ソフトキャミブラ
3か月前
個人
かわいいマフラー
9か月前
個人
足首用サポーター
5か月前
個人
手袋
4か月前
個人
花粉防止用保護具
9か月前
個人
レインコート
2か月前
個人
指出し入れ可能手袋
9か月前
グンゼ株式会社
衣服
3か月前
個人
和装下着の半衿カバー
8か月前
興和株式会社
マスク
5か月前
個人
被介護者用上衣
23日前
株式会社カネカ
収納物
5か月前
個人
防水マスク
7か月前
個人
ヘアアクセサリー
7か月前
豊鷹株式会社
冷却装置
5か月前
続きを見る