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公開番号2025142356
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-30
出願番号2025128168
出願日2025-07-31
発明の名称下衣
出願人ユニ・チャーム株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A41B 9/02 20060101AFI20250919BHJP(衣類)
要約【課題】快適性と血流改善機能とを両立する。
【解決手段】
一態様に係る下衣は、ウエスト部と、股上部及び一対の股下部を含む本体部と、を備え、ウエスト部は、着用者の腹部を覆うように構成された腹側部と、着用者の背部を覆うように構成された背側部とを含み、腹側部及び背側部の各々は、股上部に接合された下縁と、下縁の上方で着用者の胴回り方向に沿って延在する上縁とを含み、腹側部は、遠赤外線放射繊維を含み、且つ、胴回り方向に沿った幅が腹側部の下縁から腹側部の上縁に向かうにつれて小さくなるテーパー形状を有し、胴回り方向における腹側部の最大幅は、胴回り方向における背側部の最大幅よりも小さい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
ウエスト部と、
股上部及び一対の股下部を含む本体部と、
を含み、
前記ウエスト部は、着用者の腹部を覆うように構成された腹側部と、前記着用者の背部を覆うように構成された背側部とを含み、
前記腹側部及び前記背側部の各々は、前記股上部に接合された下縁と、前記下縁の上方で着用者の胴回り方向に沿って延在する上縁とを含み、
前記腹側部は、遠赤外線放射繊維を含み、且つ、前記胴回り方向に沿った幅が前記腹側部の前記下縁から前記腹側部の前記上縁に向かうにつれて小さくなるテーパー形状を有し、
前記胴回り方向における前記腹側部の最大幅は、前記胴回り方向における前記背側部の最大幅よりも小さい、
下衣。
続きを表示(約 860 文字)【請求項2】
前記腹側部は、
第1外層パネルと、
前記第1外層パネルに対して前記着用者の非肌面側に配置された第2外層パネルと、
を含み、
前記第1外層パネル及び前記第2外層パネルの各々は、前記遠赤外線放射繊維を含む、請求項1に記載の下衣。
【請求項3】
前記第1外層パネルの上下方向の幅は、前記胴回り方向に沿った第1方向に向かうにつれて広がり、
前記第2外層パネルの上下方向の幅は、前記第1方向とは反対の第2方向に向かうにつれて広がっている、請求項2に記載の下衣。
【請求項4】
前記腹側部は、前記第1外層パネルに対して前記着用者の肌面側に配置された内層パネルを更に含み、
前記内層パネルは、前記遠赤外線放射繊維を含む、請求項2又は3に記載の下衣。
【請求項5】
前記内層パネルは、前記遠赤外線放射繊維を含む生地を2層以上含む多層構造を有している、請求項4に記載の下衣。
【請求項6】
前記第1外層パネルは、前記遠赤外線放射繊維を含む生地を2層以上含む多層構造を有している、請求項4に記載の下衣。
【請求項7】
前記第2外層パネルは、前記遠赤外線放射繊維を含む生地を2層以上含む多層構造を有している、請求項4に記載の下衣。
【請求項8】
前記腹側部は、中央領域と、前記胴回り方向において前記中央領域と前記背側部との間に配置された外側領域とを含み、
前記中央領域において、前記内層パネル、前記第1外層パネル及び前記第2外層パネルが接合されていない、請求項4に記載の下衣。
【請求項9】
前記腹側部の前記上縁が、前記腹側部の前記下縁に向けて窪む凹部を有している、請求項1に記載の下衣。
【請求項10】
前記腹側部の上下方向の幅は、前記股上部の上下方向の幅以上である、請求項1に記載の下衣。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、下衣に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
着用者の疲労回復を促進するために、着用者の末梢血流を促進する機能性衣類が知られている。例えば、特許文献1には、着用者の腹部を被覆する前被覆片の裏面に遠赤外線を発する遠赤外線セラミックを含む複数の突起が形成された血流改善着が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-201842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、遠赤外線を放射する機能性繊維を用いることで着用者の血流を改善できることが知られている。遠赤外線の放射エネルギーは、着用者の肌に近いほど効率良く伝達されるので、血流改善効果を最大化するためには、機能性繊維を含む生地が着用者の肌に密着されるように衣類のフィット性を高めることが重要となる。一方で、パジャマやルームウェアといった室内着において過度にフィット性を高めると、着心地が低下して快適性が損なわれるという問題が生じる。
【0005】
そこで、本開示は、快適性と血流改善機能とを両立することができる下衣を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様に係る下衣は、ウエスト部と、股上部及び一対の股下部を含む本体部と、を備え、ウエスト部は、着用者の腹部を覆うように構成された腹側部と、着用者の背部を覆うように構成された背側部とを含み、腹側部及び背側部の各々は、股上部に接合された下縁と、下縁の上方で着用者の胴回り方向に沿って延在する上縁とを含み、腹側部は、遠赤外線放射繊維を含み、且つ、胴回り方向に沿った幅が腹側部の下縁から腹側部の上縁に向かうにつれて小さくなるテーパー形状を有し、胴回り方向における腹側部の最大幅は、胴回り方向における背側部の最大幅よりも小さい。
【0007】
本態様に係る下衣では、胴回り方向における腹側部の最大幅が、胴回り方向における背側部の最大幅よりも小さいので、腹側部に弛みや皺が発生することが防止される。これにより、遠赤外線放射繊維を含む腹側部を着用者の腹部に面的に密着させることができるので、伸縮部材等を用いてフィット性を高めなくても、遠赤外線の輻射効率を高めることができる。よって、この下衣によれば、快適性と血流改善機能とを両立することができる。
【0008】
腹側部は、第1外層パネルと、第1外層パネルに対して着用者の非肌面側に配置された第2外層パネルと、を含み、第1外層パネル及び第2外層パネルの各々は、遠赤外線放射繊維を含んでいてもよい。遠赤外線放射繊維を含む第1外層パネル及び第2外層パネルを重ね合わせて配置することにより、着用者の腹側部の血流を効果的に改善することができる。
【0009】
第1外層パネルの上下方向の幅は、胴回り方向に沿った第1方向に向かうにつれて広がり、第2外層パネルの上下方向の幅は、第1方向とは反対の第2方向に向かうにつれて広がっていてもよい。このような第1外層パネル及び第2外層パネルを備えることにより、斜め方向から密着するように着用者の腹部を覆うことができる。よって、着用者の血流を効果的に改善することができる。
【0010】
腹側部は、第1外層パネルに対して着用者の肌面側に配置された内層パネルを更に含み、内層パネルは、遠赤外線放射繊維を含んでいてもよい。遠赤外線放射繊維を含む内層パネルを更に備えることにより、着用者の腹側部の血流を効果的に改善することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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