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公開番号
2025142354
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-30
出願番号
2025128112
出願日
2025-07-31
発明の名称
衣類
出願人
ユニ・チャーム株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A41B
9/06 20060101AFI20250919BHJP(衣類)
要約
【課題】快適性と血流改善機能とを両立する。
【解決手段】
一態様に係る衣類は、上衣を含む。上衣は、前身頃と後身頃とを含む胴部と、一対の袖部と、を含み、一対の袖部の各々は、内側袖部及び外側袖部を含み、内側袖部は、後身頃に連結された内側腕部と、着用者の手首を掌側から覆うように構成された内側袖口部とを含み、外側袖部は、前身頃に連結された外側腕部と、着用者の手首を甲側から覆うように構成された外側袖口部とを含み、内側袖口部及び外側袖口部は、腕周り方向に互いに連結され、環状の袖口部を構成し、外側袖口部は、遠赤外線放射繊維を含み、内側腕部と内側袖口部との間には各袖部の径を非連続的に縮める絞り部が形成され、内側袖部には絞り部に沿ってギャザーが形成されている。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
上衣を含む衣類であって、
前記上衣は、
前身頃と後身頃とを含む胴部と、
一対の袖部と、
を含み、
前記一対の袖部の各々は、内側袖部及び外側袖部を含み、
前記内側袖部は、前記後身頃に連結された内側腕部と、着用者の手首を掌側から覆うように構成された内側袖口部とを含み、
前記外側袖部は、前記前身頃に連結された外側腕部と、着用者の手首を甲側から覆うように構成された外側袖口部とを含み、
前記内側袖口部及び前記外側袖口部は、腕周り方向に互いに連結され、環状の袖口部を構成し、
前記外側袖口部は、遠赤外線放射繊維を含み、
前記内側腕部と前記内側袖口部との間には各袖部の径を非連続的に縮める絞り部が形成され、前記内側袖部には前記絞り部に沿ってギャザーが形成されている、
衣類。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記内側腕部、前記外側腕部及び前記外側袖口部は、一体の第1の生地によって構成され、
前記内側袖口部は、前記第1の生地とは別体の第2の生地によって構成され、
前記内側袖口部は、前記内側腕部に縫合されている、請求項1に記載の衣類。
【請求項3】
前記腕周り方向における縫合前の前記内側腕部の幅は、前記腕周り方向における縫合前の前記内側袖口部の幅よりも広い、請求項1に記載の衣類。
【請求項4】
各袖部の長手方向に沿った前記内側袖口部の袖口端と前記絞り部との間の距離が、3cm以上15cm以下である、請求項1に記載の衣類。
【請求項5】
各袖部の長手方向に沿った前記内側袖口部の袖口端と前記絞り部との間の距離が、5cm以上10cm以下である、請求項4に記載の衣類。
【請求項6】
前記内側袖口部は、前記第2の生地を折り畳むことで前記第2の生地が重ね合わされた多層構造を有している、請求項2に記載の衣類。
【請求項7】
前記外側袖口部の横幅は、前記外側袖口部の袖口端に近づくにつれてテーパー状に狭められている、請求項1に記載の衣類。
【請求項8】
前記内側袖口部の横幅は、前記内側袖口部の袖口端に近づくにつれてテーパー状に狭められている、請求項1に記載の衣類。
【請求項9】
前記腕周り方向における前記内側袖口部の両端部と、前記腕周り方向における前記外側袖口部の両端部とが縫合されている、請求項1に記載の衣類。
【請求項10】
前記外側袖口部は、前記外側袖口部の袖口端において折り返された折り返し部を有する、請求項1に記載の衣類。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、衣類に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
着用者の疲労回復を促進するために、着用者の末梢血流を促進する機能性衣類が知られている。例えば、特許文献1には、上衣の背面側の首下に末梢神経を刺激する背骨刺激部が形成された血流改善着が記載されている。この背骨刺激部には、遠赤外線セラミックの粒を含む複数の突起が分布している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-201842号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のように、遠赤外線を放射する機能性繊維を用いることで着用者の血流を改善できることが知られている。特に、手首や足首等の末端部位の血流を促進することは、着用者の疲労回復の助けとなる。遠赤外線の放射エネルギーは、着用者の肌に近いほど効率良く伝達されるので、血流改善効果を最大化するためには、機能性繊維を含む生地が着用者の肌に密着されるように衣類のフィット性を高めることが重要となる。一方で、パジャマやルームウェアといった室内着において過度にフィット性を高めると、着心地や着脱性が低下して快適性が損なわれるという問題が生じる。
【0005】
そこで、本開示は、快適性と血流改善機能とを両立することができる衣類を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様に係る衣類は、上衣を含む。上衣は、前身頃と後身頃とを含む胴部と、一対の袖部と、を含み、一対の袖部の各々は、内側袖部及び外側袖部を含み、内側袖部は、後身頃に連結された内側腕部と、着用者の手首を掌側から覆うように構成された内側袖口部とを含み、外側袖部は、前身頃に連結された外側腕部と、着用者の手首を甲側から覆うように構成された外側袖口部とを含み、内側袖口部及び外側袖口部は、腕周り方向に互いに連結され、環状の袖口部を構成し、外側袖口部は、遠赤外線放射繊維を含み、内側腕部と内側袖口部との間には各袖部の径を非連続的に縮める絞り部が形成され、内側袖部には絞り部に沿ってギャザーが形成されている。
【0007】
本態様に係る衣類では、内側袖口部に沿って絞り部を形成することで、遠赤外線放射繊維を含む外側袖口部が着用者の手首に甲側から押し当てられ、面的に密着する。これにより、遠赤外線の輻射効率が高められ、着用者の血流促進作用が促進される。一方で、外側袖部は絞られていないので、着脱時に着用者の手の指の引っかかりを抑制することができる。したがって、この衣類によれば、快適性と血流改善機能とを両立することができる。
【0008】
内側腕部、外側腕部及び外側袖口部は、一体の第1の生地によって構成され、内側袖口部は、第1の生地とは別体の第2の生地によって構成され、内側袖口部は、内側腕部に縫合されていてもよい。内側袖口部を別体の生地によって構成することで、内側腕部と内側袖口部との縫合部に絞り部を容易に形成できる。その結果、製造時の寸法のばらつきを抑制することができる。
【0009】
腕周り方向における縫合前の内側腕部の幅は、腕周り方向における縫合前の内側袖口部の幅よりも広くてもよい。この場合には、内側腕部と内側袖口部との間で各袖部の径を非連続的に縮めることができる。
【0010】
各袖部の長手方向に沿った内側袖口部の袖口端と絞り部との間の距離が、3cm以上15cm以下であってもよい。内側袖口部の袖口端と絞り部との間の距離を3cm以上にすることにより、着用時に外側袖口部が着用者の尺骨頭を覆うように配置され、その結果、血流改善機能を高めることができる。一方で、内側袖口部の袖口端と絞り部との間の距離を15cm以下にすることにより、一対の袖部の大部分をゆとりを持たせた寸法にすることができるので、フィット性が過度に高くなることが防止される。なお、各袖部の長手方向に沿った内側袖口部の袖口端と絞り部との間の距離が、5cm以上10cm以下であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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