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公開番号
2025157718
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-16
出願番号
2024059900
出願日
2024-04-03
発明の名称
肢装着具
出願人
岡本株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A41B
11/00 20060101AFI20251008BHJP(衣類)
要約
【課題】 本発明の課題は、例えば、寒い時期に暖かい場所から寒い場所に移動した際であっても肢を冷やしくにい肢装着具を提供することである。
【解決手段】 本発明に係る肢装着具100,100m,100pは、肢の一部または全部を覆う肢装着具であって、溝形成部131,131pおよび閉塞部132,132m,133m,P1pを備える。溝形成部には、内側において挿入口側に向かって延びる第1溝G1,G1pが少なくとも1本形成されている。閉塞部は、溝形成部の挿入口側に形成されている。そして、この閉塞部は、一部または全ての溝の挿入口側の端を閉じている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
肢の一部または全部を覆う肢装着具であって、
内側において挿入口側に向かって延びる第1溝が少なくとも1本形成されている溝形成部と、
前記溝形成部の挿入口側に形成されており、一部または全ての前記溝の挿入口側の端を閉じる閉塞部と
を備える、肢装着具。
続きを表示(約 720 文字)
【請求項2】
前記閉塞部の内側には、挿入口側に向かって延びる第2畦部が少なくとも1本形成されており、
前記閉塞部の前記第2畦部の一部または全てが、前記溝形成部の前記第1溝の一部または全ての挿入口側の端を閉じている
請求項1に記載の肢装着具。
【請求項3】
前記溝形成部は、前記第1溝、および、前記第1溝に隣接する第1畦部が形成されるように編成されており、
前記閉塞部は、前記第1溝および前記第1畦部の形成ピッチとは異なる形成ピッチで第2畦部、および、前記第2畦部に隣接する第2溝が形成されるように編成されている
請求項1に記載の肢装着具。
【請求項4】
前記溝形成部は、前記第1溝、および、前記第1溝に隣接する第1畦部が形成されるように編成されており、
前記閉塞部は、前記第1溝の形成位置とずれた位置に第2溝が形成されると共に、前記第1畦部の形成位置とずれた位置に、前記第2溝に隣接する前記第2畦部が形成されるように編成されている
請求項1に記載の肢装着具。
【請求項5】
前記溝形成部および前記閉塞部は、パイルシンカー乗せ編みで編成される、請求項3または4に記載の肢装着具。
【請求項6】
前記溝形成部および前記閉塞部は、パイルシンカー乗せ編みにおいて弾性糸が目飛ばしで編地に挿入される、請求項3または4に記載の肢装着具。
【請求項7】
内層と、
前記内層の外側に配設される外層と
を有し、
前記内層に前記溝形成部および前記閉塞部が設けられる
請求項1に記載の肢装着具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、脚や腕の一部または全部を覆う肢装着具に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
過去に「保温性に優れた厚手の靴下の製造において、その履き心地に配慮して、履き口部や、履き口部に繋がる脛被覆部を、パイル編みのシンカー乗せ編みで編成すること」が提案されている(例えば、特開2016-160537号公報、特開2012-122163号公報、登録実用新案第3166103号公報、特開2002-038304号公報参照)。なお、このような編成方法としては、例えば、表糸をパイル編みのシンカー乗せ編みにて編成するとともに、裏糸としての弾性糸(ゴム糸又はカバリーングヤーン)をコース方向に1目ないし3目飛ばしながら編み込む方法が例示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-160537号公報
特開2012-122163号公報
登録実用新案第3166103号公報
特開2002-038304号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、上述のように編成された靴下の履き口部や脛被覆部には、その筒軸方向と平行な方向に沿って複数の畦部および複数の溝が形成される。このため、寒い時期では、例えば、暖かい場所から寒い場所に移動した際、密度が小さい暖気が上昇し、密度が大きな冷気が下降する対流の熱移動により、比較的短時間で溝に含まれている暖気が溝の上側から外に抜けると共に外の冷気がその溝に沿って靴下内の下側に侵入して脛などを冷やしてしまうおそれがある。また、このような事象はアームウォーマー等の腕装着具でも起こりうる。
【0005】
本発明の課題は、例えば、寒い時期に暖かい場所から寒い場所に移動した際であっても肢を冷やしくにい肢装着具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1局面に係る肢装着具は、肢の一部または全部を覆う肢装着具であって、溝形成部および閉塞部を備える。なお、ここにいう「肢」は腕および脚である。ここにいう「脚」は、太ももの付け根から下足のつま先までの部位を指す。また、「肢装着具」は、脚および腕の少なくとも一方に装着されるものという。また、この「肢装着具」には、脚の一部または全部を覆う脚装着具、および、腕の一部または全部を覆う腕装着具が含まれ得る。肢装着具が脚装着具である場合、脚装着具には、パンティ部を有するものも含まれ得る。脚装着具としては、例えば、靴下(ソックスやハイソックス等)、レッグウォーマー、ストッキング、タイツなどが挙げられる。また、腕装着具としては、例えば、アームカバー、アームウォーマーなどが挙げられる。溝形成部の内側には、挿入口側に向かって延びる第1溝が少なくとも1本形成されている。なお、挿入口は部位を指すのではなく縁を指している。肢装着具が脚装着具である場合、挿入口は履き口である。また、溝が形成される結果として、その隣接位置に畦部が形成されることになる。すなわち、ここで、溝と畦部はセットで形成されることになる。なお、これは、溝形成部には、一方方向に延びる縞状の凹凸が形状されていると表現することもできる。また、上述の通り、ここで溝は、挿入口側に向かって延びていると規定されているが、これは、溝の形成方向が、肢装着具の筒軸に対して平行であることを限定するものではない。すなわち、溝の形成方向は、本発明の主旨を損なわない範囲で、肢装着具の筒軸に対して平行でなくてもかまわない。閉塞部は、溝形成部の挿入口側に形成されている。また、この閉塞部は、一部または全ての溝の挿入口側の端を閉じている。なお、閉塞部により全ての溝の挿入口側の端が閉塞されている場合、その肢装着具の保温性を高めることができる。その一方、閉塞部により一部の溝の挿入口側の端が閉塞されている場合、保温性を高めるだけでなく蒸れなどを軽減することができる。
【0007】
上述の肢装着具では、溝形成部の挿入口側に閉塞部が形成されている。このため、この肢装着具では、寒い時期に暖かい場所から寒い場所に移動した際であっても溝に含まれている暖気が外に抜けにくく、外から冷気がその溝に沿って靴下内に侵入しにくい。このため、この肢装着具は、そのような状況であっても肢を冷やしくにい。
【0008】
本発明の第2局面に係る肢装着具は第1局面に係る肢装着具であって、閉塞部の内側には、挿入口側に向かって延びる第2畦部が少なくとも1本形成されている。そして、閉塞部の第2畦部の一部または全てが、溝形成部の第1溝の一部または全ての挿入口側の端を閉じている。
【0009】
上述のような構造の肢装着具は、従前の編機を利用して編成することができる。このため、設備導入費をかけることなく上述の肢装着具を製造することができる。
【0010】
本発明の第3局面に係る肢装着具は第1局面または第2局面に係る肢装着具であって、溝形成部は、第1溝、および、第1溝に隣接する第1畦部が形成されるように編成されている。そして、閉塞部は、第1溝および第1畦部の形成ピッチとは異なる形成ピッチで第2畦部、および、第2畦部に隣接する第2溝が形成されるように編成されている。
(【0011】以降は省略されています)
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