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公開番号2025153558
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-10-10
出願番号2024056094
出願日2024-03-29
発明の名称脚装着具
出願人岡本株式会社
代理人個人,個人
主分類A41B 11/00 20060101AFI20251002BHJP(衣類)
要約【課題】装着して歩行等している際でも膝付近の脚ツボを刺激し続けやすい脚装着具を提供する。
【解決手段】本発明に係る脚装着具100は、脚の一部または全部を覆う脚装着具であって、ツボ刺激部131a、周辺部132a,132bおよびズレ抑制部133を備える。ツボ刺激部は、第1表糸と裏糸とによりプレーティング編みで編成される第1編地で形成される。そして、このツボ刺激部は、装着時に脚部に存在する少なくとも一つのツボを覆うように配置される。周辺部は、第2表糸と裏糸とによりプレーティング編みで編成されており、第1編地よりもツボ刺激性が低い。そして、この周辺部は、ツボ刺激部の少なくとも周方向の外側に形成される。ズレ抑制部は、ツボ刺激部の履き口側、および、履き口側の反対側の少なくとも一方の側に第3編地で形成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
編み組織から成り、脚の一部または全部を覆う脚装着具であって、
第1表糸と裏糸とによりプレーティング編みで編成される第1編地で形成されており、装着時に脚部に存在する少なくとも一つのツボを覆うように配置されるツボ刺激部と、
第2表糸と前記裏糸とによりプレーティング編みで編成される編地であって前記第1編地よりもツボ刺激性が低い編地である第2編地で形成されており、前記ツボ刺激部の少なくとも周方向の外側に形成される周辺部と、
前記ツボ刺激部の履き口側、および、前記履き口側の反対側の少なくとも一方の側に第3編地で形成されているズレ抑制部と
を備える、脚装着具。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記ツボ刺激部は、装着時に血海、陰陵泉、膝陽関および足三里の少なくとも一つのツボを覆うように配置される
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項3】
前記第1表糸は、発熱性を有する第1発熱性糸であり、
前記第2表糸は、前記第1発熱性糸よりも発熱性が低い糸である第2発熱性糸である
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項4】
前記第1発熱糸および前記第2発熱糸は、アクリレート系繊維、ウール、コットン、キュプラおよびレーヨンより成る群から選択される少なくとも1つの吸湿発熱繊維を含み、
前記第1発熱糸に含まれる吸湿発熱繊維の割合が、前記第2発熱糸に含まれる吸湿発熱繊維の割合よりも多い
請求項3に記載の脚装着具。
【請求項5】
前記第1発熱糸および前記第2発熱糸は、同一の前記吸湿発熱繊維を含む同一の素材の糸であり、
前記第1発熱糸に含まれる吸湿発熱繊維の割合が、前記第2発熱糸に含まれる吸湿発熱繊維の割合よりも多い
請求項4に記載の脚装着具。
【請求項6】
前記第1編地は、前記第2編地と同一コース上の異なるウェールに形成されている
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項7】
前記第1編地および前記第2編地の間に形成される狭間編地をさらに備え、
前記狭間編地では、前記第1表糸と前記第2表糸とが共に編成されている
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項8】
前記第1編地は、前記第1表糸と、前記第2表糸と、前記裏糸とによりプレーティング編みで編成される
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項9】
前記第3編地は、前記第1表糸、前記第2表糸、前記第1表糸および前記第2表糸とは異なる第3表糸の少なくともいずれかの表糸により編成されており、前記第1編地および前記第2編地の少なくとも一方よりもウェール方向の伸長性が高い
請求項1に記載の脚装着具。
【請求項10】
前記ズレ抑制部は、前記第1編地および前記第2編地の少なくとも一方よりも緊締力が高い第4編地を有する
請求項1に記載の脚装着具。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、脚の一部または全部を覆う脚装着具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
過去に「冷えに効く脚ツボに刺激を加える靴下など」が提案されている(例えば、特開2013-129947号公報、実全昭58-087808号公報、実全昭58-092307号公報参照)。冷えに効く脚ツボとして三陰交がよく知られているが、それ以外にも血海、陰陵泉、膝陽関および足三里が知られている。血海、陰陵泉、膝陽関および足三里は膝付近に位置している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-129947号公報
実全昭58-087808号公報
実全昭58-092307号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、膝下には下腿三頭筋などの筋肉が存在しており、歩行時などにおける膝の曲げ伸ばしに伴ってその筋肉が伸縮するため、膝または膝付近の部位を覆う脚装着具は歩行時等にズレやすい。このため、脚装着具に膝付近のツボを刺激する部位を設けても膝付近のツボを刺激し続けることは難しい。
【0005】
本発明の課題は、装着して歩行等している際でも膝付近の脚ツボを刺激し続けやすい脚装着具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1局面に係る脚装着具は、脚の一部または全部を覆う脚装着具であって、ツボ刺激部、周辺部およびズレ抑制部を備える。なお、この脚装着具は、編み組織から成っている。すなわち、この脚装着具は編物である。また、ここにいう「脚」は、太ももの付け根から下足のつま先までの部位を指す。また、脚装着具には、パンティ部を有するものも含まれ得る。脚装着具としては、例えば、靴下(ソックスや、ハイソックス、オーバーニーハイソックス等)、膝サポーター、レッグウォーマー、ストッキング、タイツなどが挙げられる。ツボ刺激部は、第1表糸と裏糸とによりプレーティング編みで編成される第1編地で形成されている。そして、このツボ刺激部は、脚装着具が装着された際に、脚部に存在する少なくとも一つのツボを覆うように配置されている。なお、このツボ刺激部は、シート状になっていてもよいし、複数の突起から構成されていてもよい。周辺部は、第2編地で形成されている。第2編地は、第2表糸と裏糸とによりプレーティング編みで編成される編地である。また、この第2編地は、第1編地よりもツボ刺激性が低い編地である。そして、この周辺部は、ツボ刺激部の少なくとも周方向の外側、すなわち、ツボ刺激部が形成されるコースのツボ刺激部とは異なるウェールに形成されている。ズレ抑制部は、ツボ刺激部の履き口側、および、履き口側の反対側の少なくとも一方の側に第3編地で形成されている。
【0007】
上述の通り、この脚装着具ではツボ刺激部の履き口側、および、履き口側の反対側の少なくとも一方の側にズレ抑制部が形成されている。このため、この脚装着具は、装着して歩行等している際でも膝付近の脚ツボを刺激し続けやすい。
【0008】
本発明の第2局面に係る脚装着具は第1局面に係る脚装着具であって、ツボ刺激部は、装着時に血海、陰陵泉、膝陽関および足三里の少なくとも一つのツボを覆うように配置される。
【0009】
このため、この脚装着具では、血海、陰陵泉、膝陽関および足三里の少なくとも一つのツボを刺激して効率的に脚を温めることができる。
【0010】
本発明の第3局面に係る脚装着具は第1局面または第2局面に係る脚装着具であって、第1表糸は、第1発熱性糸である。第1発熱性糸は、発熱性を有する。また、第2表糸は、第2発熱性糸である。第2発熱性糸は、第1発熱性糸よりも発熱性が低い糸である。
(【0011】以降は省略されています)

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