特許ウォッチ

公開番号2025168618
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-11-11
出願番号2024073290
出願日2024-04-29
発明の名称踵の靴擦れ防止ストッキング
出願人個人
代理人個人
主分類A41B 11/14 20060101AFI20251104BHJP(衣類)
要約【課題】
長時間歩いてもずれにくく、ファッション性も損なわれない踵の靴擦れ防止ストッキングを提供する。
【解決手段】靴擦れ防止ストッキング1は、ストッキング2と、ストッキング2の踵の裏面に装着されるシリコンラバー3とを含む。靴擦れ防止ストッキング1では、靴擦れを防ぐシリコンラバー3が肌に直接あたるストッキング2の裏面に付いているので、靴を脱いでもストッキング2を履いているだけのように見えてファッション性が損なわれない。なお、ストッキング2は、通常のストッキングよりも太いナイロン糸で形成されることが好ましい。細い糸だと、透明感が増し、ファッション性に優れるけれども、伝線しやすくなってしまう。較的太い糸をストッキング2に使用するので、細い糸で形成するストッキングよりも伝線しにくい。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
ストッキングと、
ストッキングの踵の裏面に装着されるシリコンラバーと、
を含むことを特徴とする踵の靴擦れ防止ストッキング。
続きを表示（約 180 文字）【請求項２】
前記ストッキングは、
通常ストッキングより厚みがあり、サポーターより薄いナイロン糸で形成されていることを特徴とする請求項１記載の踵の靴擦れ防止ストッキング。
【請求項３】
前記シリコンラバーは、
前記ストッキングに、接着、貼り付け加工されていることを特徴とする請求項１または２記載の踵の靴擦れ防止ストッキング。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、靴を履いたときに踵での靴擦れを防ぐことができる踵の靴擦れ防止ストッキングに関する。
続きを表示（約 1,200 文字）【背景技術】
【０００２】
靴を長時間履くと、靴擦れを生じるおそれがある。靴擦れは、踵など足の膨らんでいる部分の表面と靴の内面などとの間に生じ易い。靴擦れを防ぐために、シリコンラバーなどの緩衝材を、足と靴との間に介在させることが提案されている（たとえば、特許文献１、２、３参照）。特許文献１では、足に装着する踵矯正装具及び踵矯正用靴下が提案されている。特許文献２では、靴の踵の内側に貼り付けて使用する靴擦れ防止テープが提案されている。特許文献３では、足に接着させ、あるいは足を覆うことにより靴擦れを防止するパッドが提案されている。足底など、靴擦れし易い場所を覆うフットカバーも販売されている（たとえば、非特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
登録実用新案第３２００５１７号公報
特開２０１８－２７２７７号公報
特許第４８５６２７３号公報
【０００４】
Cecile, フットカバー SP-609、［令和６年４月２７日検索］、インターネット<URL:https://www.cecile.co.jp/search-results/?kw=SP-609>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
特許文献１、特許文献３、および非特許文献１での提案は、踵など、足の一部を覆うので、靴を脱いだときに、足指などが露出し、裸足に見えてしまうなど、不自然で、ファッションの妨げにもなってしまう。特許文献２のように、靴側に緩衝材を貼り付ける方法は、長時間歩くなどの時間の経過とともに、肌（踵など）と靴の摩擦で緩衝材がずれてしまうおそれがある。
【０００６】
本発明の目的は、長時間歩いてもずれにくく、ファッション性も損なわれない踵の靴擦れ防止ストッキングを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
本発明は、ストッキングと、
ストッキングの踵の裏面に装着されるシリコンラバーと、
を含むことを特徴とする踵の靴擦れ防止ストッキングである。
【０００８】
また本発明で、前記ストッキングは、
通常のストッキングより厚みがあり、サポーターより薄めのナイロン糸で形成されていることを特徴とする。
【０００９】
また本発明で、前記シリコンラバーは、
前記ストッキングに、貼り付け加工されていることを特徴とする。
【発明の効果】
【００１０】
本発明によれば、靴擦れを防ぐシリコンラバーが肌に直接あたるストッキングの裏面に付いているので、靴を脱いでもストッキングを履いているだけのように見えてファッション性が損なわれない。
（【００１１】以降は省略されています）

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