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公開番号
2025089891
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-16
出願番号
2023204849
出願日
2023-12-04
発明の名称
ファン付衣服
出願人
株式会社バートル
代理人
個人
主分類
A41D
13/002 20060101AFI20250609BHJP(衣類)
要約
【課題】脇下の空気量を確保して効率的に冷却できるファン付衣服を提供する。
【解決手段】後身頃3は、アームホール4の最下点に跨がる位置に空気取り込み口6を有する。縁部3aは、アームホール4に途中まで重なり、その後脇線10aに向かって下降し、アームホール4よりも下に脇線10aとの切り替え位置uがある。後身頃3の下の上内布は、内側の弧状の縁部が縁部3aに重ね合わされて縫合されている。その下の下内布40は、内側の弧状の縁部がアームホール4の背中側になっている。上内布と下内布40同士は夫々の外側の弧状の縁部が縫合されている。下内布40の弧状の縁部と弧状の縁部との間の下辺がアームホールの最下点tと切り替え位置uの間の脇線10aとして前身頃2と縫合されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
アームホール4の上下方向の最下点の高さの位置に対して上下に跨がる位置に空気取り込み口6を有する後身頃3であって、前記アームホール4の最上点とアームホール4の中間高さとの間が前記アームホール4と同形であって重なっており、当該中間高さから前記アームホールの最下点tよりも下の脇線10aに向かって下降し、当該脇線10aとの交点を切り替え位置uとする縁部3aを有する後身頃と、
前記後身頃3から下に順に重ねられた三日月状の上内布30と下内布40の布とを有し、
前記上内布30は、内側の弧状の縁部30aが前記縁部3aと同形であり互いに重ね合わされて縫合され、
前記下内布40は、内側の弧状の縁部40bが前記アームホール4の背中側の開口部分であり、
前記上内布30の外側の弧状の縁部30bは、前記下内布40の外側の弧状の縁部40aと同形であり互いに重ね合わされて縫合されており、
前記下内布40の弧状の縁部40aと弧状の縁部40bとの間の下辺40dが前記アームホールの最下点tと切り替え位置uの間の脇線10aを形成していることを特徴とするファン付衣服。
続きを表示(約 170 文字)
【請求項2】
請求項1の衣服おいて、前記アームホール4は、一周する伸縮性の環状部材9により構成されていることを特徴とするファン付衣服。
【請求項3】
請求項1の衣服において、内側の弧状の縁部40bが前記アームホール4の背中側の開口部分であり、袖20のつけ根端21が取り付けられていることを特徴とするファン付衣服。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、外部からファンにより衣服内に空気を取り込み、身体を冷却するファン付衣服に関するものである。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
作業員を保護する熱中症対策の一つとして最近はファン付き衣服が利用されている。ファンは上着の後身頃に取付けられ、ファンから取り込まれた外気は首回りの襟口、若しくは袖口から排出され、身体を冷却する。
【0003】
ファン付き衣服は、裾側にファンを配置する技術や、脇側にファンを配置する技術や、衣服のアームホールよりも上側にファンを配置する技術が知られている。このうち、アームホールよりも上側にファンを配置する技術については、例えば特許文献1に開示されている。同文献によれば、衣服のアームホールの最下点よりも上に位置する箇所のみにファンを取り付け、衣服本体の背面側の両サイドには、縦方向(上下方向)に延在するようにサイド襠部が設けられている。このサイド襠部は、胴体部の背面側であって、袖部の縫着箇所と送風手段の取り付け箇所の間に設けられており、その部分の厚み方向の寸法を調整可能にしている。
【0004】
そして、ファンによって外部の空気が衣服本体内に取り込まれると、その取り込まれた空気により、ファンの取り付け箇所辺りが外側に膨らむことで、ファンが使用者の身体から離れ易くなり、ファンによる圧迫感が低減するので、衣服の着用感が向上する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第6637575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1の技術によれば、サイド襠部は袖部の縫着箇所(アームホール)と送風手段の取り付け箇所の間に設けられており、ファンによって外部の空気が衣服本体内に取り込まれると、その取り込まれた空気により、袖部の縫着箇所と送風手段の取り付け箇所の間から衣服が外側に膨らんでファンが使用者の身体から離れる。一方で、袖部の縫着箇所とサイド襠部の間の部分の衣服本体は、使用者の身体側であるので、ファンから脇下へ空気を送る通路が大きく確保することが難しい。さらに、ファンは、衣服のアームホールの最下点よりも上に位置する箇所のみに取り付けられている。ファン付き衣服では空気は襟や袖口から排出される事から考慮すると、脇下の位置は、これら排出口への流路上から離れており、脇下に向けて送る空気の量を大きくする事も難しい。
【0007】
本発明は、脇下の空気量を確保して効率的に冷却することができるファン付衣服を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記目的を達成するために、本発明のファン付衣服は、アームホール4の上下方向の最下点tの高さの位置に対して上下に跨がる位置に空気取り込み口6を有する後身頃3であって、前記アームホール4の最上点とアームホール4の中間高さとの間が前記アームホール4と同形であって重なっており、当該中間高さから前記アームホールの最下点よりも下の脇線10aに向かって下降し、当該脇線10aとの交点を切り替え位置uとする縁部3aを有する後身頃と、
前記後身頃3から下に順に重ねられた三日月状の上内布30と下内布40の布とを有し、
前記上内布30は、内側の弧状の縁部30aが前記縁部3aと同形であり互いに重ね合わされて縫合され、
前記下内布40は、内側の弧状の縁部40bが前記アームホール4の背中側の開口部分であり、
前記上内布30の外側の弧状の縁部30bは、前記下内布40の外側の弧状の縁部40aと同形であり互いに重ね合わされて縫合されており、
前記下内布40の弧状の縁部40aと弧状の縁部40bとの間の下辺40dが前記アームホールの最下点tと切り替え位置uの間の脇線10aを形成していることを特徴とする。
【発明の効果】
【0009】
本発明のファン付衣服によれば、脇下に連なる襠部は、アームホールの背中側の下側から肩にかけて、アームホールの真後ろ側に膨らんで大きな空間を確保することできる。この空間が作られることにより、脇下を流れる空気の量を大きく確保することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明に係る衣服を示す図であり、図1Aは正面図、図1Bは背面図である。
衣服を分解する様子を示す図である。
衣服の作用を説明する図である。
ファンを動作させたときの状態を示す図である。
他の実施例を説明する図である。
衣服を分解する様子を示す図である。
実作業時の使用例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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