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公開番号
2025080635
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-26
出願番号
2023193920
出願日
2023-11-14
発明の名称
冷却衣服
出願人
山真製鋸株式会社
代理人
個人
,
個人
主分類
A41D
13/005 20060101AFI20250519BHJP(衣類)
要約
【課題】冷却効果が比較的長く持続し、普通の衣服のようで着用しても背中側に違和感が比較的少なく、且つ、壁や椅子の背もたれに寄りかかったときでも、比較的楽な姿勢を取り易い、冷却衣服の提供。
【解決手段】2本の凍結させたペットボトル43を平袋体35に収容するので、ペットボトルの容器としての伝熱面となる表面積は大きくなっている。しかも、水(W)が水滴(D)となって落下する地点に2本のペットボトル43、43の肩部43a、43aが下側から臨んでいるので、効率良く冷やされ、着用した直後から快適な冷却効果が得られる。保冷体が2つ存在することで量的効果も期待され、冷却効果が比較的長く持続する。更に、着用したときには、2本のペットボトル43、43の間の凹条になった部位に背骨側が自然に入り込むので、背中側に違和感が比較的少なく、且つ、壁や椅子の背もたれに寄りかかったときでも、比較的楽な姿勢を取り易い。
【選択図】 図8
特許請求の範囲
【請求項1】
衣服本体と、前記衣服本体の後身ごろに設けられたポケットと、前記ポケット内に備えられ保冷体となる凍結可能な液体入りのペットボトルが出し入れ自在に収容される収容部と、前記衣服本体の内面側に露出して両端側が前記収容部にチューブ接続された流路と、前記チューブに取り付けられたポンプを備え、前記ポンプの作動により、前記チューブの一端側から前記収容部に流入してきた冷却流体が前記保冷体により冷却された上で前記チューブの他端側に戻されて前記流路を流通する冷却流体循環経路が構成される冷却衣服において、
前記収容部は柔軟な素材で平袋状に構成されており、前記チューブの一端側が前記収容部にその上部側で接続され、前記チューブの他端側が前記収容部にその下部側で接続され、
前記収容部は2本のペットボトルがそれぞれ立ち姿勢で並列した状態で収容可能になっていることを特徴とする冷却衣服。
続きを表示(約 300 文字)
【請求項2】
請求項1に記載した冷却衣服において、
チューブの一端側が収容部にその左右方向中間またはその近傍で接続されていることを特徴とする冷却衣服。
【請求項3】
請求項2に記載した冷却衣服において、
チューブの一端側の接続位置が並列して収容された2本のペットボトルの隣り合う肩部の上方になるよう設定されていることを特徴とする冷却衣服。
【請求項4】
請求項1から3のいずれかに記載した冷却衣服において、
2本のペットボトルが収容部に収容されると、立ち姿勢を維持できる程度に前記収容部内に遊びの隙間が残されることを特徴とする冷却衣服。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、高温環境の作業現場等での使用等に適した冷却衣服に関するものである。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
夏場等の高温環境下での作業において作業者の負担を軽減すべく、特許文献1に記載の冷却衣服が提案されている。
この冷却衣服では、衣服本体の後身ごろ側に設けられた収容部に凍結したペットボトルが収容されるようになっている。また、衣服本体の内面には、チューブが露出した状態で這わされており、このチューブの両端部は当該収容部に接続されて連通している。そして、ポンプの作動を利用して、収容部内でペットボトルにより冷やされた水がチューブに流入し、チューブ内を衣服本体の内面に沿って流通した後に、収容部に戻って再び冷やされるようになっており、チューブ内を循環する水によって冷却衣服を着る者の体が冷やされる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-11483号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
最近は記録的な猛暑が続いており、従来の収容部に1本のペットボトルを収めたタイプの冷却衣服では、屋外の作業途中に冷却効果が無くなってしまうことが多々ある。而して、ペットボトルは容易に交換可能とは言っても、作業内容によっては、作業を中断できない状況もある。
また、その冷却衣服を着用すると、背骨にペットボトルが常時当たっているような状態になることから、人によっては違和感を持つ。更に、壁や椅子の背もたれに寄りかかって楽な姿勢を取ろうとしても、後身ごろ側でペットボトルに外形に沿って膨出した部分を介して背中側が壁等に当たることになり、不安定になり易い。
【0005】
本発明は上記従来の問題点に着目して為されたものであり、冷却効果が比較的長く持続し、普通の衣服のようで着用しても背中側に違和感が比較的少なく、且つ、壁や椅子の背もたれに寄りかかったときでも、比較的楽な姿勢を取り易い、新規且つ有用な冷却衣服の提供を、その目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するために為されたものであり、衣服本体と、前記衣服本体の後身ごろに設けられたポケットと、前記ポケット内に備えられ保冷体となる凍結可能な液体入りのペットボトルが出し入れ自在に収容される収容部と、前記衣服本体の内面側に露出して両端側が前記収容部にチューブ接続された流路と、前記チューブに取り付けられたポンプを備え、前記ポンプの作動により、前記チューブの一端側から前記収容部に流入してきた冷却流体が前記保冷体により冷却された上で前記チューブの他端側に戻されて前記流路を流通する冷却流体循環経路が構成される冷却衣服において、前記収容部は柔軟な素材で平袋状に構成されており、前記チューブの一端側が前記収容部にその上部側で接続され、前記チューブの他端側が前記収容部にその下部側で接続され、前記収容部は2本のペットボトルがそれぞれ立ち姿勢で並列した状態で収容可能になっていることを特徴とする冷却衣服である。
【0007】
好ましくは、チューブの一端側が収容部にその左右方向中間またはその近傍で接続されている。
更に好ましくは、チューブの一端側の接続位置が並列して収容された2本のペットボトルの隣り合う肩部の上方になるよう設定されている。
好ましくは、2本のペットボトルが収容部に収容されると、立ち姿勢を維持できる程度に前記収容部内に遊びの隙間が残される。
【発明の効果】
【0008】
本発明の冷却衣服は、冷却効果が比較的長く持続し、更に、普通の衣服のようで着用しても背中側に違和感が比較的少なく、且つ、壁や椅子の背もたれに寄りかかったときでも、比較的楽な姿勢を取り易い。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本発明の第1の実施の形態に係る冷却ベストを外側から見た斜視図である。
図1に示す冷却ベストの後身ごろ部分の概略的な分解斜視図である。
図1の収容部に容器を収容する手順の説明図である。
図3に続く、手順の説明図である。
図4に続く、手順の説明図である。
図5に続く、手順の説明図である。
図6の収容状態における液体の解凍の進行状況の説明図である。
図7に続く、液体の解凍の進行状況の説明図である。
本発明の第2の実施の形態に係る冷却ベストの前身ごろを開いて、平面状に展開した状態の内面図である。
図9の冷却裏地を取り外した状態の内面図である。
別例の収容部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の第1の実施の形態に係る冷却衣服を図面にしたがって説明する。
図1に示すように、冷却衣服はベスト型の冷却ベスト1になっており、その衣服本体3は、ナイロン、ポリエステル等の合成繊維の生地で構成されている。
後身ごろ5と左右の前身ごろ7、9とは肩部を介して連なっており、通気性のよいメッシュ状の生地で構成されている。
左前身ごろ7と後身ごろ5の間の脇下部分と、右前身ごろ9と後身ごろ5の間の脇下部分は、それぞれベルト11で連結されており、左前身ごろ7と右前身ごろ9の間も同様なベルトで連結されるようになっている。
(【0011】以降は省略されています)
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