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公開番号
2025027556
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-28
出願番号
2023132392
出願日
2023-08-15
発明の名称
衣服用ベルト
出願人
株式会社アクト
代理人
個人
,
個人
主分類
A41F
9/00 20060101AFI20250220BHJP(衣類)
要約
【課題】装着者が圧迫感や違和感がない衣服用ベルトを提供する。
【解決手段】一端部にバックル2を有して他端部に穴あき部3を有し、両者の間に長尺状のベルト本体10を設け、それを伸縮性ゴム材の第一ベルト本体11および第二ベルト本体12で構成し、さらに、第一ベルト本体11の内面側で短尺方向一端13aと他端13bとを近接させて組付く伸縮性を有する第一メッシュ生地材13と、第二ベルト本体12の内面側で短尺方向一端14aと他端14bとを近接させて組付く伸縮性を有する第二メッシュ生地材14と、第一ベルト本体11と第一メッシュ生地材13の組付き物と、第二ベルト本体12と第二メッシュ生地材14の組付き物とを、第一ベルト本体11の内面側と第二ベルト本体12の内面側とを対向させた状態で、長尺方向に沿って縫合する伸縮性を有する糸材15とを設けて構成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
一端部にバックルを有すると共に他端部に穴あき部を有し、前記バックルと穴あき部との間に長尺状のベルト本体を備えた衣服用ベルトであって、
前記ベルト本体を、
伸縮性ゴム材からなる第一ベルト本体と、
前記第一ベルト本体に重ねられる、伸縮性ゴム材からなる第二ベルト本体と、
前記第一ベルト本体より幅広で、前記第一ベルト本体の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端と短尺方向他端とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第一メッシュ生地材と、
前記第二ベルト本体より幅広で、前記第二ベルト本体の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端と短尺方向他端とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第二メッシュ生地材と、
前記第一ベルト本体と第一メッシュ生地材の組付き物と、前記第二ベルト本体と第二メッシュ生地材の組付き物とを、前記第一ベルト本体の内面側と前記第二ベルト本体の内面側とを対向させた状態で、長尺方向に沿って縫合する伸縮性を有する糸材で構成したことを特徴とする衣服用ベルト。
続きを表示(約 1,300 文字)
【請求項2】
一端部にバックルを有すると共に他端部に穴あき部を有し、前記バックルと穴あき部との間に長尺状のベルト本体を備えた衣服用ベルトであって、
前記ベルト本体を、
伸縮性ゴム材からなる第一ベルト本体と、
前記第一ベルト本体に重ねられる、伸縮性ゴム材からなる第二ベルト本体と、
前記第一ベルト本体より幅広で、前記第一ベルト本体の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端と短尺方向他端とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第一メッシュ生地材と、
前記第二ベルト本体より幅広で、前記第二ベルト本体の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端と短尺方向他端とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第二メッシュ生地材と、
前記第一ベルト本体と第一メッシュ生地材の組付き物と、前記第二ベルト本体と第二メッシュ生地材の組付き物とを、前記第一ベルト本体の内面側と前記第二ベルト本体の内面側とを対向させた状態で、長尺方向に沿って縫合する伸縮性を有する糸材で構成され、
前記第二ベルト本体は、前記第一ベルト本体よりも短く形成され、
前記第二ベルトを前記第一ベルトと同じ長さに伸張した状態にして前記糸材で縫合されてなることを特徴とする衣服用ベルト。
【請求項3】
前記第一ベルト本体及び前記第二ベルト本体の伸縮性は、前記第一メッシュ生地材及び前記第二メッシュ生地材の伸縮性よりも大きく、しかも前記第一メッシュ生地材および第二メッシュ生地材の伸縮性は、前記糸材の伸縮性よりも大きいことを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
【請求項4】
前記第一ベルト本体および第二ベルト本体の材質はポリウレタンであり、前記第一メッシュ生地材および第二メッシュ生地材の材質はポリエステルであり、前記糸材の材質はナイロンであることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
【請求項5】
前記第一ベルト本体および第二ベルト本体またはいずれか一方において、装着者の右側の腰部または左側の腰部に対応する箇所に非伸縮性の非伸縮メッシュ生地材を取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
【請求項6】
前記第一ベルト本体および第二ベルト本体またはいずれか一方において、装着者の右側の腰部または左側の腰部,あるいは背中に対応する箇所にパッド材を取付けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
【請求項7】
前記第一ベルト本体および前記第二ベルト本体の伸縮性は、30%伸張させた後の弾性復帰力が、5~7N(ニュートン)であり、80%伸張させた後の弾性復帰力が20~30N(ニュートン)であることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
【請求項8】
前記第一メッシュ生地材および前記第二メッシュ生地材の伸縮性は、JIS L1096による伸張率(B法)が、1.5~6.0であることを特徴とする請求項1又は2に記載の衣服用ベルト。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ズボンやスカートなどの衣服に装着するベルトに関するものである。
続きを表示(約 2,700 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から一般用やスポーツ用のズボンやスカートなどの衣服の多くには、身体の腰部分に対応する箇所にベルトが装着される。このベルトは通常、革などのいわゆる非伸縮性材料で形成されており、締め付けることによって、ズボンやスカートを身体にフィットさせることができる。
しかし、こうしたベルトは皮などの非伸縮性材料で形成されているため、例えば、座った際に腹部に食い込んで装着者に圧迫感を与えてしまうという問題がある。こうした問題に鑑み、これまでに一般用のベルトとして、バックルと、非伸縮性材料で形成したベルト本体との間に、ベルト本体の約1/10程度の長さで、伸縮性のあるゴム継手を介在させたものが知られている(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実用新案登録第3073169号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載のベルトは、装着者が座った際にゴム継手が伸びるので、ベルトが腹部へ食い込んで装着者に圧迫感を与えるといった問題をやや緩和することができる。
しかしながら、このベルトはゴム継手のみが伸び、それよりも約10倍程度の長さを有するベルト本体は伸びないので、このベルト本体が腹部に食い込み易く、装着者は依然として圧迫感を感じると共に、伸びる部分と伸びない部分があるために違和感があるといった問題がある。
なお、このベルトを野球やゴルフなどのスポーツ用のベルトとして使用した場合、バットやゴルフクラブをスイングする際に腰を回転させるとベルトのごく一部であるゴム継手のみが伸びるので、腰の位置が安定しない。従って、装着者は軌道の安定したスイングを行うことができない。
【0005】
そこで、本発明の目的とするところは、装着者が圧迫感や違和感がない衣服用ベルトを提供することにある。
また他の目的は、スポーツ用として使用した際には腰の位置を安定させることのできる衣服用ベルトを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の目的を達成するために、本発明の衣服用ベルト(1)は、一端部にバックル(2)を有すると共に他端部に穴あき部(3)を有し、前記バックル(2)と穴あき部(3)との間に長尺状のベルト本体(10)を備えた衣服用のベルトであって、
前記ベルト本体(10)を、
伸縮性ゴム材からなる第一ベルト本体(11)と、
前記第一ベルト本体(11)に重ねられる、伸縮性ゴム材からなる第二ベルト本体(12)と、
前記第一ベルト本体(11)より幅広で、前記第一ベルト本体(11)の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端(13a)と短尺方向他端(13b)とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第一メッシュ生地材(13)と、
前記第二ベルト本体(12)より幅広で、前記第二ベルト本体(12)の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端(14a)と短尺方向他端(14b)とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第二メッシュ生地材(14)と、
前記第一ベルト本体(11)と第一メッシュ生地材(13)の組付き物と、前記第二ベルト本体(12)と第二メッシュ生地材(14)の組付き物とを、前記第一ベルト本体(11)の内面側と前記第二ベルト本体(12)の内面側とを対向させた状態で、長尺方向に沿って縫合する伸縮性を有する糸材(15)で構成したことを特徴とする。
【0007】
また、本発明の衣服用ベルト(1)は、一端部にバックル(2)を有すると共に他端部に穴あき部(3)を有し、前記バックル(2)と穴あき部(3)との間に長尺状のベルト本体(10)を備えた衣服用のベルトであって、
前記ベルト本体(10)を、
伸縮性ゴム材からなる第一ベルト本体(11)と、
前記第一ベルト本体(11)に重ねられる、伸縮性ゴム材からなる第二ベルト本体(12)と、
前記第一ベルト本体(11)より幅広で、前記第一ベルト本体(11)の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端(13a)と短尺方向他端(13b)とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第一メッシュ生地材(13)と、
前記第二ベルト本体(12)より幅広で、前記第二ベルト本体(12)の外面側を完全に覆い内面側で短尺方向一端(14a)と短尺方向他端(14b)とを近接させて短尺方向周方向に巻回して組付く伸縮性を有する第二メッシュ生地材(14)と、
前記第一ベルト本体(11)と第一メッシュ生地材(13)の組付き物と、前記第二ベルト本体(12)と第二メッシュ生地材(14)の組付き物とを、前記第一ベルト本体(11)の内面側と前記第二ベルト本体(12)の内面側とを対向させた状態で、長尺方向に沿って縫合する伸縮性を有する糸材(15)で構成され、
前記第二ベルト本体(12)は、前記第一ベルト本体(11)よりも短く形成され、
前記第二ベルト本体(12)を前記第一ベルト本体(11)と同じ長さに伸張した状態にして前記糸材(15)で縫合されてなることを特徴とする。
【0008】
また、本発明は、前記第一ベルト本体(11)及び前記第二ベルト本体(12)の伸縮性が、前記第一メッシュ生地材(13)及び前記第二メッシュ生地材(14)の伸縮性よりも大きく、しかも前記第一メッシュ生地材(13)および第二メッシュ生地材(14)の伸縮性は、前記糸材(15)の伸縮性よりも大きいことを特徴とする。
【0009】
また、本発明は、前記第一ベルト本体(11)および第二ベルト本体(12)の材質がポリウレタンであり、前記第一メッシュ生地材(13)および第二メッシュ生地材(14)の材質がポリエステルであり、前記糸材(15)の材質がナイロンであることを特徴とする。
【0010】
また、本発明は、前記第一ベルト本体(11)および第二ベルト本体(12)またはいずれか一方において、装着者(P)の右側の腰部または左側の腰部に対応する箇所に非伸縮性の非伸縮メッシュ生地材(16)を取付けたことを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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