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公開番号2025025331
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-02-21
出願番号2023130007
出願日2023-08-09
発明の名称マスク
出願人アーリアフレスカ株式会社
代理人個人
主分類A41D 13/11 20060101AFI20250214BHJP(衣類)
要約【課題】目詰まりにより空気の通りが悪くなるようなことがなく、長時間使用しても、空気中に含まれる花粉や異物を除去することができるマスクを提供することである。
【解決手段】本発明に係るマスクは、マスク本体開口部(15)を有するマスク本体(2)と、マスク本体(2)のマスク本体開口部(15)近傍に取り付けられる異物除去ユニット(3)とを備える。異物除去ユニット(3)は、外部からの空気を取り込むガイド開口部(10)を有し、ガイド開口部(10)を介してマスク本体(2)内部に取り込むための湾曲した流路(16)を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
マスク本体開口部を有するマスク本体と、
前記マスク本体の前記マスク本体開口部近傍に取り付けられる異物除去ユニットと、を備え、
前記異物除去ユニットは、外部からの空気を取り込むガイド開口部を有し、前記ガイド開口部を介して前記マスク本体内部に取り込むための湾曲した流路を有することを特徴とするマスク。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記異物除去ユニットは、所定の曲率で凹状に湾曲した湾曲部を有する湾曲ガイド部と、前記湾曲部の凹部側に対向して配置され第1方向に延伸する変向ガイド直材とを含む変向スリットを有し、
前記流路が、前記湾曲ガイド部と前記変向ガイド直材との間に形成されることを特徴とする請求項1に記載のマスク。
【請求項3】
前記変向ガイド直材は、前記湾曲部の中心を通り、前記第1方向に延伸する基準線に対し、前記第1方向に交差する第2方向に所定の距離だけ離間して配置されており、
前記流路の出口の幅が、前記流路の入口の幅より小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のマスク。
【請求項4】
前記異物除去ユニットは、外気整流部を、更に有し、
前記外気整流部が、前記湾曲ガイド部の一端部に、前記変向ガイド直材の延伸方向に対して傾斜して接続されており、
前記流路の幅が、入口から出口にいくほど徐々に小さくなるように構成されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマスク。
【請求項5】
前記異物除去ユニットは、前記流路を通過する間に分離された異物を収納するための異物捕捉部を、更に有し、
前記異物捕捉部は、前記流路の出口側であって、前記湾曲ガイド部の他端部に接続されており、前記湾曲ガイド部と前記異物捕捉部とが接続されている接続点に異物捕捉部開口部を有し、
前記接続点と前記変向ガイド直材の先端部とが、前記第1方向に対して、ほぼ同じ位置に配置されていることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載のマスク。
【請求項6】
前記異物除去ユニットは、所定の曲率で凹状に湾曲した湾曲部を有する第1及び第2湾曲ガイド部と、前記第1及び第2湾曲ガイド部のそれぞれの前記湾曲部の凹部側に対向して配置され、第1方向に延伸する第1及び第2変向ガイド直材を含む第1、及び第2変向スリットを有し、
前記流路が、前記第1湾曲ガイド部と前記第1変向ガイド直材との間、及び前記第2湾曲ガイド部と前記第2変向ガイド直材との間に形成され、
前記第1変向スリットの前記第1変向ガイド直材が、前記第2変向スリットの前記第2湾曲ガイド部に接続されることにより、前記第1変向スリットと前記第2変向スリットとが前記第1方向に接続されていることを特徴とする請求項1に記載のマスク。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、顔に装着するマスクに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、杉やヒノキの花粉の飛散量が増え、特に春の花粉アレルギーによる生活への影響も大きくなりつつある。
それに対し、従来、大気中に浮遊する異物を体内に取り込まないための個人装着器具として、きめの細かい網目フィルタを用いたマスクを顔に装着する方法が一般的である。
【0003】
特許文献1(特開2020-133041号公報)には、マスク本体部および耳掛部を備え、マスク本体部が不織布のフィルタ層と、フィルタ層を保持し、所定の開口率および所定の剛軟度が設定されたメッシュ構造を持つ網状不織布の形状保持層とから成る立体型マスクが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2020-133041号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示されたマスクのように、網目フィルタを用いたマスクでは、花粉は直径が小さい(20~40μ)為、網目フィルタはよりメッシュの細かいものが要求される。通常、繊維を編んだ網目フィルタは、メッシュを細かくすればするほど、空気の通りが悪くなる。さらに、花粉や粉塵などの異物がメッシュの網目に捕捉され、メッシュの網目に目詰まりが生じることにより、空気の通りがさらに悪くなり、呼吸がだんだん苦しくなる場合があった。
【0006】
呼吸を少しでも楽に保つ方法として、マスクの面積を大きくする方法も採られては来たが、限界があった。
【0007】
求められているのは、網目フィルタを用いたマスクのように目詰まりにより空気の通りが悪くなるようなことがなく、長時間使用しても、空気中に含まれる花粉や異物を除去することができるマスクを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明に係るマスクは、マスク本体開口部を有するマスク本体と、前記マスク本体の前記マスク本体開口部近傍に取り付けられる異物除去ユニットと、を備え、前記異物除去ユニットは、外部からの空気を取り込むガイド開口部を有し、前記ガイド開口部を介して前記マスク本体内部に取り込むための湾曲した流路を有することを特徴とする。
【0009】
本発明に係るマスクにおいて、異物除去ユニットが、外部からの空気を取り込むガイド開口部を有し、ガイド開口部を介してマスク本体内部に取り込むための湾曲した流路を有することにより、外部から取り込まれた空気がこの湾曲した流路を通過する間に、空気中に含まれる花粉や異物はサイクロン効果により分離される。この結果、空気中に含まれる花粉や異物を除去することができる。また、長時間使用しても、目詰まりにより空気の通りが悪化することを低減することができる。
【0010】
また、本発明に係るマスクにおいて、前記異物除去ユニットは、所定の曲率で凹状に湾曲した湾曲部を有する湾曲ガイド部と、前記湾曲部の凹部側に対向して配置され第1方向に延伸する変向ガイド直材とを含む変向スリットを有し、前記流路が、前記湾曲ガイド部と前記変向ガイド直材との間に形成されることを特徴としてもよい。これにより、湾曲ガイド部と変向ガイド直材との間に、マスク本体内部に取り込むための湾曲した流路を容易に形成することができる。
(【0011】以降は省略されています)

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