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公開番号2024155689
公報種別公開特許公報(A)
公開日2024-10-31
出願番号2023192474,2023069261
出願日2023-11-10,2023-04-20
発明の名称パネル、ミーティングブースおよびミーティングブースシステム
出願人株式会社イトーキ
代理人弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類E04B 2/74 20060101AFI20241024BHJP(建築物)
要約【課題】快適なミーティング実施を実現するミーティングブースをフレキシブルに提供す
る。
【解決手段】パネル(100)は、内面(102)と外面(101)とを含み、内面(1
02)には、内面(102)側に音声を出力するスピーカー(150)と、スピーカー(
150)を覆うスピーカーカバー(9)とが設けられており、スピーカーカバー(9)は
、内面(102)から水平方向に突出し、内面(102)側に位置するソファ(10)の
着座者が頭部をもたれかけることができるヘッドレスト部(8)として機能する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
共有空間に設置されるパネルであって、
前記パネルは、内面と外面とを含み、
前記内面には、前記内面側に音声を出力するスピーカーと、前記スピーカーを覆うスピ
ーカーカバーとが設けられており、
前記スピーカーカバーは、前記内面から水平方向に突出し、前記内面側に位置するソフ
ァの着座者が頭部をもたれかけることができるヘッドレスト部として機能する、パネル。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記スピーカーは、平板状である、請求項1に記載のパネル。
【請求項3】
前記スピーカーは、前記ソファの座の上方空間に対し、少なくとも下方向に傾斜して音
を出力するように設置されている、請求項1に記載のパネル。
【請求項4】
前記スピーカーカバーは、上下方向の寸法よりも、幅方向の寸法が大きく構成されてい
る、請求項1に記載のパネル。
【請求項5】
前記スピーカーカバーは、
表面に張られた張地と、
前記張地と前記スピーカーとの間に位置し、通音性を有する第1中間材と、
前記張地と前記第1中間材との間に位置し、前記第1中間材よりも軟質な第2中間材と
、を含む、請求項1に記載のパネル。
【請求項6】
請求項1に記載のパネルと、
前記パネルの内面側に配置されたソファと、備えるミーティングブース。
【請求項7】
対向して配置される一対のソファと、
前記一対のソファのそれぞれが内面側に配置された請求項1に記載のパネルと、
前記一対のソファの間に配置される机と、を備えるミーティングブース。
【請求項8】
前記ソファの背もたれは、下端側から上端側にかけて、曲率半径が小さくなるように湾
曲している、請求項6または7に記載のミーティングブース。
【請求項9】
前記ソファの座は、水平方向に対して、後端縁から前端縁に向かう方向に座面が上るよ
うに傾斜している、請求項6または7に記載のミーティングブース。
【請求項10】
請求項6に記載のミーティングブースが複数、隣接して配置されている、ミーティング
ブースシステム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パネル、ミーティングブースおよびミーティングブースシステムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
オフィスや学校等の共有空間においてミーティングブースを構築するための技術として
、例えば、特許文献1が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022‐101074号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
近年のオンライン会議の急激な普及から、上述のようなミーティングブースにつき、ミ
ーティングを快適に実施することの必要性が高まりつつある。
【0005】
本発明は、快適なミーティング実施を実現するミーティングブースをフレキシブルに提
供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るパネルは、共有空間に設置される
パネルであって、前記パネルは、内面と外面とを含み、前記内面には、前記内面側に音声
を出力するスピーカーと、前記スピーカーを覆うスピーカーカバーとが設けられており、
前記スピーカーカバーは、前記内面から水平方向に突出し、前記内面側に位置するソファ
の着座者が頭部をもたれかけることができるヘッドレスト部として機能する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の一態様によれば、快適なミーティング実施を実現するミーティングブースをフ
レキシブルに提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の一実施形態におけるミーティングブースの全体構成について説明するための斜視図である。
本発明の一実施形態におけるミーティングブースの全体構成について説明するための平面図である。
本発明の一実施形態におけるパネルの構成について説明するための平面図である。
本発明の一実施形態におけるソファの構成について説明するための図である。
本発明の一実施形態におけるミーティングブースの構成について説明するための図である。
本発明の一実施形態におけるミーティングブースの構成について説明するための平面図である。
本発明の一実施形態におけるミーティングブースの構成について説明するための斜視図である。
本発明の一実施形態におけるパネルの構成について説明するための斜視図である。
本発明の一実施形態における、ミーティングブースを複数配置させたミーティングブースシステムの一例について説明するための平面図である。
別構成例におけるミーティングブースについて説明するための斜視図である。
別構成例におけるミーティングブースについて説明するための斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。但し、以下の記載は発
明の趣旨をより良く理解させるためのものであり、特に指定のない限り、本発明を限定す
るものではない。
【0010】
<用語の定義>
本明細書において、「共有空間」の用語は、複数の人によって共有される空間の意味で
用いる。共有空間は、ミーティングブースを設置することが想定される空間であればよく
、具体的に特に限定されない。共有空間の一例として、オフィス空間、店舗内空間、施設
内空間、住空間、複数の住戸が共用するコモンスペース等が挙げられる。店舗および施設
は特に限定されず、店舗としては例えばカフェ、レストラン等が挙げられ、施設としては
例えば学校等が挙げられる。共有空間は、屋内空間であってよく、屋外空間であってもよ
い。共有空間は、オープンスペースであってよい。オープンスペースとは、オフィス空間
等に関して一般的に用いられる用語であり、会議室等の閉鎖空間とは異なる空間であると
言える。
(【0011】以降は省略されています)

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