TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2024117297
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-08-29
出願番号
2023023319
出願日
2023-02-17
発明の名称
巾木
出願人
大和ハウス工業株式会社
代理人
個人
主分類
E04F
19/04 20060101AFI20240822BHJP(建築物)
要約
【課題】外壁パネルの屋内面側に取り付けられても、当該外壁パネルのロッキング動作を阻害せず、また、外壁パネルがロッキング動作しても破断し難い巾木を提供する。
【解決手段】巾木1は、建物の床部5の上面と壁部6の屋内面との間に形成される隙間を隠すように、床部5の上記上面に固定される。壁部6は、ロッキング動作が可能な縦長の複数枚の外壁パネル101からなる。巾木1は、床部5の上記上面に固定部材41によって固定され、上記壁部6の上記屋内面に対して、非固定であるか、または剥離容易に接着される。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建物の床部の上面と壁部の屋内面との間に形成される隙間を隠す巾木であって、上記床部の上記上面に固定され、上記壁部の上記屋内面に対して、非固定であるか、または剥離容易に固定されることを特徴とする巾木。
続きを表示(約 820 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の巾木において、上記床部の上面に固定される下地部材と、当該下地部材に装着される化粧本体部と、を備えることを特徴とする巾木。
【請求項3】
請求項2に記載の巾木において、上記下地部材の上記壁部の上記屋内面に対向する面が、当該屋内面から離間しており、上記化粧本体部は、上記下地部材の上端側に位置する上端部を有することを特徴とする巾木。
【請求項4】
請求項2に記載の巾木において、上記下地部材の上記壁部の上記屋内面に対向する面が、当該屋内面から離間しており、上記化粧本体部は、上記離間の箇所に上から嵌り且つ上記下地部材の上端を収容する差込部が形成された上端部を有することを特徴とする巾木。
【請求項5】
請求項2に記載の巾木において、上記下地部材の上記壁部の上記屋内面に対向する面が、当該屋内面に近接しており、上記化粧本体部は、上記下地部材の上端側に位置する上端部を有することを特徴とする巾木。
【請求項6】
請求項2に記載の巾木において、上記下地部材の下部には、上記床部の上面上に張り出す張出部が形成されており、上記化粧本体部は、上記張出部を隠すカバー部を有することを特徴とする巾木。
【請求項7】
請求項2~請求項5のいずれか1項に記載の巾木において、上記下地部材は、上記化粧本体部の延設方向に点在配置されるピース物または上記化粧本体部と同長さの長尺物であることを特徴とする巾木。
【請求項8】
請求項1に記載の巾木において、当該巾木の下部には、上記床部の上面上に張り出す固定突出部が形成されていることを特徴とする巾木。
【請求項9】
請求項8に記載の巾木において、上記固定突出部の上部は、当該巾木を上記床部の上面上に固定する固定部材の頭部を収容する凹部を有することを特徴とする巾木。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
この発明は、床部と屋内壁との境界箇所に取り付けられる巾木に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、外壁パネルがアングル部材を介して梁にロッキング支持される外壁構造が開示されている。このような外壁構造では、例えば、図5(A)に示すように、各外壁パネル101は、当該外壁パネル101の上部および下部のそれぞれの中央側において建物躯体に支持されており、各外壁パネル101は、パネル面外方向に保持される一方で、図5(B)に示すように、パネル面内方向の移動は可能とされる。
【0003】
また、特許文献2には、建物の屋内壁に固定される巾木本体と、建物の床側に固定される巾木基台とからなる二段巾木が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2015-17477号公報
実開平2-129543号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に示されたロッキング支持形式の外壁パネル101の屋内面側に直接に巾木を装着した場合、当該外壁パネル101のロッキング動作が阻害され、また、このロッキング動作によって巾木が破断するおそれがある。
【0006】
この発明は、上記の事情に鑑み、外壁パネルの屋内面側に取り付けられても、当該外壁パネルのロッキング動作を阻害せず、また、外壁パネルがロッキング動作しても破断し難い巾木を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明の巾木は、建物の床部の上面と壁部の屋内面との間に形成される隙間を隠す巾木であって、上記床部の上記上面に固定され、上記壁部の上記屋内面に対して、非固定であるか、または剥離容易に固定されることを特徴とする。
【0008】
上記構成の巾木であれば、上記壁部の上記屋内面に対して、非固定であるか、または剥離容易に固定されるので、当該壁部のロッキング動作が阻害されることがなく、また、このロッキング動作によって巾木が破断することもない。
【0009】
上記巾木は、上記床部の上面に固定される下地部材と、当該下地部材に装着される化粧本体部と、を備えてもよい。これによれば、上記化粧本体部を上記下地部材でしっかりと支持し且つ、上記化粧本体部によって巾木の美観を向上させることができる。
【0010】
上記下地部材の上記壁部の上記屋内面に対向する面が、当該屋内面から離間しており、上記化粧本体部は、上記下地部材の上端側に位置する上端部を有してもよい。これによれば、上記上端部によって、上記離間の箇所を隠して巾木の美観を向上させることができる。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
塗装ユニット
28日前
個人
テント補強構造
1か月前
個人
軽トラ用テント
2か月前
個人
防護用浮上シート
1か月前
宗教法人常妙寺
墓石
1か月前
積水樹脂株式会社
取付金具
7日前
積水樹脂株式会社
取付金具
7日前
積水樹脂株式会社
取付金具
7日前
積水樹脂株式会社
フェンス
1か月前
個人
屋根の雪下し装置
2か月前
セーレン株式会社
屋根下葺材
1か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
手すり
29日前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
三協立山株式会社
構造体
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
ミサワホーム株式会社
住宅
28日前
ミサワホーム株式会社
建物
28日前
アイジー工業株式会社
スターター
2か月前
株式会社英知
建築物及び建築方法
2か月前
和田装備株式会社
目地装置
2か月前
平岡織染株式会社
彩色遮熱シート
3か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
積水ハウス株式会社
耐力壁
3か月前
ミサワホーム株式会社
住宅
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
鹿島建設株式会社
接合構造
2か月前
ミサワホーム株式会社
建物
1か月前
株式会社大林組
構造体
1日前
三洋工業株式会社
膜天井構造
1か月前
日精株式会社
機械式駐車装置
1か月前
株式会社竹中工務店
接合構造
2か月前
大和ハウス工業株式会社
巾木
3か月前
続きを見る
他の特許を見る