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公開番号
2024155018
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2024-10-31
出願番号
2023069359
出願日
2023-04-20
発明の名称
分別装置
出願人
株式会社オクノコトー
代理人
個人
主分類
B07B
1/12 20060101AFI20241024BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】土木建設工事等で発生した建設副産物を分別装置によって分別する際、作業員の手間を減少させる。
【解決手段】 建設副産物を分別するための分別装置であって、一定間隔で配置された複数のバー材により、投下された建設副産物の内、一定の大きさの建設副産物を排除するスクリーン部と、前記スクリーン部の角度を調節する角度調節手段と、を備え、前記バー材の一方端は、連結部材によってスクリーン部の枠部と回動可能な状態で連結しており、前記バー材の他方端は、前記スクリーン部の枠部に固定されておらず、前記スクリーン部の角度を調節することで前記スクリーン部の枠部から外れることを特徴とする分別装置。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
建設副産物を分別するための分別装置であって、
一定間隔で配置された複数のバー材により、投下された建設副産物の内、一定の大きさの建設副産物を排除するスクリーン部と、
前記スクリーン部の角度を調節する角度調節手段と、を備え、
前記バー材の一方端は、連結部材によってスクリーン部の枠部と回動可能な状態で連結しており、
前記バー材の他方端は、前記スクリーン部の枠部に固定されておらず、前記スクリーン部の角度を調節することで前記スクリーン部の枠部から外れることを特徴とする分別装置。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
建設副産物を分別するための分別装置であって、
一定間隔で配置された複数のバー材により、投下された建設副産物の内、一定の大きさの建設副産物を排除するスクリーン部と、
前記スクリーン部の角度を調節する角度調節手段と、
前記スクリーン部において排除されなかった建設副産物を受け入れるホッパー部と、
前記ホッパー部の内部の建設副産物を搬送する搬送部と、を備え、
前記バー材の一方端は、連結部材によってスクリーン部の枠部と回動可能な状態で連結しており、
前記バー材の他方端は、前記スクリーン部の枠部に固定されておらず、前記スクリーン部の角度を調節することで前記スクリーン部の枠部から外れることを特徴とする分別装置。
【請求項3】
前記バー材の他方端の近傍には、前記スクリーン部の枠部に設けられた受け部材に嵌る嵌り部材が設けられており、前記受け部材は先細り形状となっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分別装置。
【請求項4】
前記角度調節手段は、油圧シリンダを含み、
前記油圧シリンダが伸長することにより、前記スクリーン部が支点部を中心に回動することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分別装置。
【請求項5】
前記ホッパー部は、前記スクリーン部が載置される架台部を備え、
前記架台部において前記スクリーン部が載置される箇所は、前記支点部より上方に位置していることを特徴とする請求項4に記載の分別装置。
【請求項6】
前記枠部は前記油圧シリンダの端部と連結する支持フレームを有し、前記支持フレームは長孔の貫通孔を有しており、当該長孔の貫通孔と前記油圧シリンダの端部とは連結具により軸支されていることを特徴とする請求項5に記載の分別装置。
【請求項7】
前記枠部の端部から略直角に延伸する支持アームが前記支点部と連結していることを特徴とする請求項4に記載の分別装置。
【請求項8】
前記複数のバー材に設けられた連結部材は、隣り合うバー材に設けられた連結部材とは長さが異なっていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の分別装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、土木建設現場等において発生した建設副産物を分別する分別装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
分別装置は、土木建設現場等において発生した建設副産物を建設資材にリサイクルして有効利用を図ることを目的として、選別等を行うための装置である。なお、建設副産物とは、土木建設現場等において発生した残土、コンクリート塊、建設発生木材等のことを示す語である。
【0003】
分別装置としては、特許文献1の図3に開示されているような、傾斜した縦長長方形の枠内に分級用スクリーンを配置したものが知られている。この分別装置は、バックホウ等により枠の上方から残土を落とし込むと、分級用スクリーンのバー材の隙間より大きい石はバー材の傾斜に沿って滑り落ち、残りが分級用スクリーンの隙間に落ちることで土と石などを分別することができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-191031号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の図3のふるい分け機の分級用スクリーンのバー材は丸鋼棒又は角鋼棒であるため、バックホウ等により枠の上方から残土を落とすと、バー材の隙間に石などが嵌まるという問題が生じていた。バー材の隙間に石などが嵌りこんだ場合、その都度、作業員が手作業で取り除かなければならず、大変な労力が生じていた。
【0006】
本発明は、かかる従来発明における課題に鑑みてされたものであり、スクリーンのバー材に石などが挟まった場合であっても簡易に除去することができる分別装置を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するために、本発明は、少なくとも以下のような構成を備え、もしくは手順を実行する。なお、以下の説明において、本発明の理解を容易にするために図面に示されている符号等を付記する場合があるが、本発明の各構成要素は、図面に示されているものに限定されるものではなく、当業者が技術的に理解しうる範囲にまで広く解釈されるべきものである。
【0008】
本発明の一局面に係る分別装置は、建設副産物を分別するための分別装置であって、一定間隔で配置された複数のバー材により、投下された建設副産物の内、一定の大きさの建設副産物を排除するスクリーン部と、前記スクリーン部の角度を調節する角度調節手段と、を備え、前記バー材の一方端は、連結部材によってスクリーン部の枠部と回動可能な状態で連結しており、前記バー材の他方端は、前記スクリーン部の枠部に固定されておらず、前記スクリーン部の角度を調節することで前記スクリーン部の枠部から外れることを特徴とする。
かかる構成により、スクリーン部のバー材に石などが挟まった場合であっても角度調節手段によってスクリーン部を持ち上げるだけで、バー材に挟まった石などを簡易に除去することができる。
【0009】
本発明の一局面に係る分別装置は、建設副産物を分別するための分別装置であって、一定間隔で配置された複数のバー材により、投下された建設副産物の内、一定の大きさの建設副産物を排除するスクリーン部と、前記スクリーン部の角度を調節する角度調節手段と、前記スクリーン部において排除されなかった建設副産物を受け入れるホッパー部と、前記ホッパー部の内部の建設副産物を搬送する搬送部と、を備え、前記バー材の一方端は、連結部材によってスクリーン部の枠部と回動可能な状態で連結しており、前記バー材の他方端は、前記スクリーン部の枠部に固定されておらず、前記スクリーン部の角度を調節することで前記スクリーン部の枠部から外れることを特徴とする分別装置。
かかる構成により、スクリーン部のバー材に石などが挟まった場合であっても角度調節手段によってスクリーン部を持ち上げるだけで、バー材に挟まった石などを簡易に除去することができる。また、搬送部により、ホッパー内の選別された建設副産物をより確実に搬送することができる。
【0010】
また、好ましくは、前記バー材の他方端の近傍には、前記スクリーン部の枠部に設けられた受け部材に嵌る嵌り部材が設けられており、前記受け部材は先細り形状となっていることを特徴とする。
かかる構成により、スクリーン部を持ち上げて回動させバー材の他方端を外した後、スクリーン部をもとの状態に戻す際、バー材の他方端近傍に設けられた嵌り部材が受け部材に嵌りやすくなるため、より確実にバー材を元の位置に戻すことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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