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公開番号
2025018029
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-02-06
出願番号
2023121413
出願日
2023-07-26
発明の名称
自走式ふるい選別装置
出願人
株式会社スズ建
代理人
個人
主分類
B07B
1/24 20060101AFI20250130BHJP(固体相互の分離;仕分け)
要約
【課題】公道を自走可能であり且つ処理効率の高い自走式ふるい選別装置を提供する。
【解決手段】円筒カゴ状を呈するトロンメル本体31と、トロンメル本体31の内周面に軸方向へ螺旋状に配設される螺旋状帯板31eと、トロンメル本体31の周面に配設されて多数のふるい穴が設けられるスクリーン32とを具備し、架台フレーム21に回転自在に支持されるトロンメル30と、トロンメル30と同軸に配置され且つ連結される主軸33と、トロンメル30及び主軸33と同軸に配置されて、主軸33を介してトロンメル30を回転させる駆動モータ40と、選別対象を投入するためのホッパー51と、ホッパー51から落下した選別対象をトロンメル30の上流側端部に搬送して内部へ投入する投入コンベア61と、小径物排出コンベア62と、大径物排出コンベア63と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
タイヤにより公道を自走可能であり且つ荷台を有する車両と、前記車両の前記荷台に積載されて土砂等の選別対象をふるい選別するための選別ユニットと、を具備して構成される、自走式ふるい選別装置であって、
前記選別ユニットは、
前記荷台上に設置される架台フレームと、
円筒カゴ状を呈するトロンメル本体と、前記トロンメル本体の内周面に軸方向へ螺旋状に配設される螺旋状帯板と、前記トロンメル本体の周面に配設されて多数のふるい穴が設けられるスクリーンとを具備し、前記架台フレームに回転自在に支持されるトロンメルと、
前記トロンメルと同軸に配置され且つ連結される主軸と、
前記トロンメル及び前記主軸と同軸に配置されて、前記主軸を介して前記トロンメルを回転させる駆動モータと、
前記選別対象を投入するためのホッパーと、
前記ホッパーから落下した前記選別対象を前記トロンメルの上流側端部に搬送して内部へ投入する投入コンベアと、
前記スクリーンの前記ふるい穴を通過して前記トロンメルの下方に落下した小径物を搬送して装置外へ排出する小径物排出コンベアと、
前記トロンメルの下流側端部の開口部から下方に落下した大径物を搬送して装置外へ排出する大径物排出コンベアと、
を備える、自走式ふるい選別装置。
続きを表示(約 860 文字)
【請求項2】
前記トロンメルは、前記架台フレームに軸方向が水平となる姿勢で支持されている、請求項1に記載の自走式ふるい選別装置。
【請求項3】
前記主軸は、軸方向の一部が前記トロンメルの内部に挿入されると共に、前記主軸と前記トロンメル本体の内周面との間を少なくとも1本のロッドで径方向に連結してなる連結攪拌部を備える、請求項1又は2に記載の自走式ふるい選別装置。
【請求項4】
前記連結攪拌部は、前記主軸上で軸方向に間隔を隔てて複数配設され、
前記主軸上で隣接する前記各連結攪拌部は、各々の前記ロッド同士が前記主軸の周りにずらして配置されている、請求項3に記載の自走式ふるい選別装置。
【請求項5】
タイヤにより公道を自走可能であり且つ荷台を有する車両と、前記車両の前記荷台に積載されて土砂等の選別対象をふるい選別するための選別ユニットと、を具備して構成される、自走式ふるい選別装置であって、
前記選別ユニットは、
前記荷台上に設置される架台フレームと、
円筒カゴ状を呈するトロンメル本体と、前記トロンメル本体の周面に配設されて多数のふるい穴が設けられるスクリーンとを具備し、前記架台フレームに回転自在に支持されるトロンメルと、
前記トロンメルを回転させる駆動モータと、
前記選別対象を投入するためのホッパーと、
前記ホッパーから落下した前記選別対象を前記トロンメルの上流側端部に搬送して内部へ投入する投入コンベアと、
前記スクリーンの前記ふるい穴を通過して前記トロンメルの下方に落下した小径物を搬送して装置外へ排出する小径物排出コンベアと、
前記トロンメルの下流側端部の開口部から下方に落下した大径物を搬送して装置外へ排出する大径物排出コンベアと、
を備え、
前記自走式ふるい選別装置は、高さ4100mm以下、幅2500mm以下、長さ12000mm以下である自走式ふるい選別装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、土砂等をふるい選別するためのふるい選別装置に関し、特に公道を自走可能な自走式ふるい選別装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、大量の砂利から大径物と小径物とをふるい選別することができる移動式の砂利選別装置が提案されている(例えば、特許文献1等参照。)。この砂利選別装置は、無限軌道としてのキャタピラーを有する走行装置の上部に傾斜支持台を設け、この傾斜支持台により砂利選別用の多数の穴を有する円筒状の回転スクリーンとしてのトロンメルを傾斜状にかつ回転自在に支持している。上記砂利選別装置は、さらに、このトロンメルの上昇側の端面開口に砂利投入部を接続し、トロンメルの下降側の端面開口に大径物取出し部を臨ませ、トロンメルの下側から外部に小径物取出し部を引出した構成を有している。
【0003】
そして、上記砂利選別装置によれば、パワーショベル等によって砂利投入部に投入された砂利を、トロンメルによって大径物と小径物とにふるい選別し、大径物はトロンメル内を素通りさせて大径物取出し部から外部に取出し、小径物はトロンメルの穴を経て小径物取出し部から外部から取出すことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
実開昭59-106588号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、上述した従来技術の砂利選別装置は、キャタピラーの駆動によって走行する構造であるため、道路交通法上、舗装道路である公道を自走して河川敷等の目的地まで直接移動することができないという課題がある。さらに、車両及びトロンメルを含む装置全体の高さや幅を道路交通法上の制限内にしようとすると、目標とする処理能力の実現が困難になるという課題もある。
【0006】
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、公道を自走可能であり且つ処理効率の高い自走式ふるい選別装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る自走式ふるい選別装置は、タイヤにより公道を自走可能であり且つ荷台を有する車両と、前記車両の前記荷台に積載されて土砂等の選別対象をふるい選別するための選別ユニットと、を具備して構成される。
【0008】
そして、前記選別ユニットは、前記荷台上に設置される架台フレームと、円筒カゴ状を呈するトロンメル本体と、前記トロンメル本体の内周面に軸方向へ螺旋状に配設される螺旋状帯板と、前記トロンメル本体の周面に配設されて多数のふるい穴が設けられるスクリーンとを具備し、前記架台フレームに回転自在に支持されるトロンメルと、前記トロンメルと同軸に配置され且つ連結される主軸と、前記トロンメル及び前記主軸と同軸に配置されて、前記主軸を介して前記トロンメルを回転させる駆動モータと、前記選別対象を投入するためのホッパーと、前記ホッパーから落下した前記選別対象を前記トロンメルの上流側端部に搬送して内部へ投入する投入コンベアと、前記スクリーンの前記ふるい穴を通過して前記トロンメルの下方に落下した小径物を搬送して装置外へ排出する小径物排出コンベアと、前記トロンメルの下流側端部の開口部から下方に落下した大径物を搬送して装置外へ排出する大径物排出コンベアと、を備える。
【0009】
上記構成を有する自走式ふるい選別装置において、パワーショベル等で河川敷等から採掘した砂利等の選別対象をホッパーへ投入すると、選別対象は投入コンベアによってトロンメルの上流側端部から内部へ供給される。駆動モータが回転すると、主軸に連結されたトロンメルが回転し、これによりトロンメル内の選別対象はスクリーン内周面を転動しつつ螺旋状帯板により案内されて下流側端部に向かって搬送される。この過程で、スクリーンのふるい穴を通過した小径物は、トロンメルの下方に落下して小径物排出コンベアによって装置外に排出される。一方、スクリーンのふるい穴を通過しなかった大径物は、トロンメルの下流側端部まで搬送されて開口部から下方に落下して、大径物排出コンベアによって装置外へ排出される。
【0010】
この構成によれば、主軸を介してトロンメルを回転させる駆動モータは、トロンメルと同軸に配置されているので、駆動モータをトロンメルに対して非同軸に配置する構成よりも装置高さや幅を小さく抑えることができる。つまり、選別ユニットの小型化を図ることによって車両の荷台に積載した装置全体のサイズ抑制が図られて公道を自走可能な選別装置が実現されている。さらに、トロンメル本体の内周面に軸方向へ螺旋状に螺旋状帯板が配設されているので、トロンメルの上流側に供給された選別対象を確実に下流側へ搬送しながら効率的にふるい選別を行うことができる。よって、公道を自走可能であり且つ処理効率の高い自走式ふるい選別装置を提供することができるという効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)
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